一般職、総合職並み仕事へ――女子学生は勘違いしないで(生活)
一般職、総合職並み仕事へ――女子学生は勘違いしないで(生活)
2012/03/21 日本経済新聞 夕刊 9ページ 2333文字
このカテゴリーへの久しぶりのinput。こういう質問である。
『○○○の仕事を通じて、あなたが実現したいことを教えてください。』
○○○には会社名が入る。この時には、格言、「地元のことは地元民がだいたい知っている」を思い出すこと。つまり、あなたが思いつく大概の企画は、先方の企業はチェックしているわけである。では、どうするか?
1)情報の差を使う:あなたは21、2の学生である。先方企業には、ほとんどこの年の社員はいないのが普通である。つまり、先方企業社員が持っていないと思われる情報を根拠に、企画を熱心にサポートする意見を言い募ることである。
2)それでも、自分を信じる:ごく稀にあなたの考えた企画は、先方企業も考慮していない場合がある。そこに賭ける。
実際は、この質問は「企業研究」の程度を問うている。企業研究より見つかった「企業の強み」を発揮できる「新しく実現したいこと」を書いてみなさいと言っているのだ。『自己実現』の形をとっているので自己啓発風に書きたくなってしまうとしたら、性質が悪い。
I was quoted in AERA (March 14, 2011) to say:
『だから就活生が付け焼刃でTOEIC対策をしても意味がない。1,2年生だったら、薦めますけどね。』
A couple of comments. First of all, if I sound sarcastic, I'm sorry. I apologize. Second, my definition of "就活生" in this interview is 3rd year student from October on. And, the meaning of "TOEIC対策" is not getting TOEIC score but spending lots of scarce time in TOEIC preparation. Certainly, if you are good at English, you have to show it through a high TOEIC score. But, spending lots of your scarce time for TOEIC preparation is a totally different activity. There is a trade-off between preparation for other types of job-related test (ex. SPI2) and TOEIC test. Think about your opportunity cost.
My main point can be found at one sentence before:
『英語のメディアで直接情報を取り、自分はどう考えるかを英語で語れたほうがいい。』
Just in case you might want to know what I meant by this, you might want to take a look at this site. This is how I've been engaging my seminar students who happen to be studying English intensively.
Last but not least, you might wonder how I was approached for this article. It is partly because of this blog, partly because of this department-wide program, with which I am involved.
新興成長企業だと社長がブログで情報発信していることが多い。また、新興成長企業だと最終面接は社長が出てくることが多い。つまり、社長ブログから読み取れる採用者像を明らかにしておくと参考になる可能性がある。
例えば、某社がこういう採用をしているとする。
総合職(経営幹部候補)
弊社の将来の幹部候補としてA業務、B業務、C業務、D業務など、多くの分野で経験を積んでいただき、ゼネラリストとして付加価値を創出する力を身につけていただきます。その後、外部事業室や経営企画室、新規事業開業準備室にて事業を動かす中心要員として活躍していただきます。
とすると、中心要員になる人を採りたいんだなと考えるのが正しい。次は、中心要員というのは会社の機構図でどこに当たるのか探す。すると、機構図にこんなことが書いてあったとする。
マネージャー:部門の財務管理や人事評価、人材育成を担当するなど経営的な視点で社内・社外(諮問)の経営を行う。
とすると、社長は最終面接でマネージャーになれそうな素質のある人を採りに来るだろうと推測することができる。では、社長が期待するマネージャー像とは何だろうか。それを社長ブログの中で探せばよい。もちろん、社長は「私が期待するマネージャー像とは・・・」なんて書いてくれないし、書いてあったとしても表現が抽象的なので、それを最終面接で体現するのは難しい。探すべきなのは、マネージャーと社長がどういう風に接触しているかを探り、その接触を上手にこなすことができるのはどういう特徴をもった人なのかと仮説を立て、仮説を立てた特徴の素質を最終面接で具体的に自分の過去を使ってアピールすることでしょう。Good luck!
時々聞くのが「グループ・ディスカッション(GD)」への対処法がわからないという感想である。勝手な妄想で三つの案を考えてみた。
第一案(最低限度):「自分を知り、他人を知る」。これはよくマニュアル本に書いてあるやり方。役割を押さえ、全体の中で自分の「役割」をきちんとこなす。
第二案(中程度):点数のつけ方は「加点法」と仮定する。なぜなら、減点法なら、一度も発言しない人が残ってしまうからだ。とすれば、ポイントがつくのは「効果的な行動」だとわきまえること。例えば、第一案の中で、自分の「役割」がリーダー的になることを感じておきながら、後からリーダー風に振る舞うと、それは「非効果的な行動」だとして点がつかない。自分がリーダーになっちゃうのだと覚悟したら、最初からリーダーになったほうがいいということになる。要は、自分がGDの中で「効果的な行動」を採れたかをチェックすればよい。
第三案(上等):GDを評価する採用担当の基準・模範を想像する。それは、当該企業の会議である。当該企業の会議に参加できる人というのが、GDで採りたい人であろうと仮説を立てる。とすれば、その会社の「社風」を思いっきり想像して、その会社の会議だと妄想してGDに取り組むということになろうか。
社風は業界の中でも異なるので、ここはなかなか難しい。OB/OG訪問などでさりげなくそういう所がつかめるかという感受性が大事かもしれない。妄想でございました。
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