« January 2020 | Main | March 2020 »

新コロナウイルスとコミュニケーションのあり方と高齢者支配の日本への意味

新コロナウイルスとコミュニケーションのあり方と高齢者支配

勝手な印象論です。書きかけで生煮えです。覚え書きです。

新コロナウイルスが我々のコミュニケーションのあり方のあるタイプに影響を与えています。

まず、下記からの引用です。

『例えば、渋谷のスクランブル交差点のような場所ですれ違っただけでは感染しないでしょう。満員電車も私はあまりないと思います。満員電車ではみんなしゃべらない。呼吸だけで感染するとは考えにくいです。

満員電車では私はマスクをしません。咳をされる方が近くにいれば念のためにするためにもっていますが、使用が必要になったという記憶がありません。』

注意すべきは、
1.閉鎖されて、換気が少ない室内
2.手を伸ばせば触れられるぐらい距離の近い接触
3.対面での一定時間の会話

『お話しなければリスクは低いでしょう。クラシックコンサートは別に喋らないですね。ロックコンサートや野球は叫びますよね。野球も騒がなければ、無観客試合でなく、やれる方法はあるのではないかと模索してはどうでしょう。』

『企業であれば、飲み会に行って、閉鎖空間で、1〜2時間話すことはリスクがありますね。一言、二言の掛け合いで感染するという感じではなく、親密な距離感であることがポイントと考えられています。』

次に、安倍首相による小中高の休講要請を受けてのFBコメント

『集まる人数が多いと、それに比例して感染リスクが高まります。』
『公園で遊んでる子供たちの密度によるかと思います。あまりに大勢が集まってるのなら、遊具を介した接触感染のリスクが高まるかもしれません。』
『あえて言い切りますが、新型コロナウイルスから守るべきは高齢者であって、元気な子供たちではありません。』

以上を受けて、まずは我々の多様なコミュニケーションのあり方のどんな部分に反応するのかということを考えます。

屋形船、ジム、家の中、居酒屋での対面の飲み会、こういうものがダメなのです。つまり、対面で会ったほうがいいというような会合がダメなのです。つまり、我々中高年が強そうなコミュニケーション手段がダメなのです。他方、ソーシャルメディアなら大丈夫です。より若年層が強いコミュニケーション手段がOKなのです。

また、高齢者が亡くなってます。つまり、高齢者支配率の高そうな(たぶん高い)日本では、高齢者に恐怖です。ネット上では反対の多い気がする小中高の休校ですが、高齢者には<とにかくリーダーシップを発揮している>と支持されているかもしれません。

そういう意味で、このウイルスの流行は相対的に若者をより優遇しているのかなと思いました。中高年の一人としてそこは謙虚に受け止めないといけないなと思いました。

【追記】

日本でコミュ障とよばれる人が、海外で活躍できる理由」を読むと、中高年の得意なコミュニケーション方法が、やはりこのウイルスと相性がいいような気がしました。

 

| | Comments (0)

「近未来に寝覚めが良いか悪い」か

Memo to self.
「近未来に寝覚めが良いか悪い」かという凄くファジーな基準が私にとって自由に教えることを選ぶときに大事な一つの基準で、ここ数年は2年秋ゼミの冒頭に三週続けて、癌検診と採用活動/就職活動の例を挙げて、検査の精度が相当高く、癌検査で陽性となったとしても(採用でこの人いいとなっても)、実際は癌ではない(予想と異なりあんまり良くない)人が多いという話を数値例を使って熱弁しておきました。数値例を使えば小学生高学年でもわかる話です。

図らずも(でも、妄想通りに)、今回の検査話で素養として浮かび上がったので、いま寝覚めが悪くなくてすみました(身勝手ですみません)。

とはいえ、モラルとしては来年度の授業ではtwistを入れます。癌検診の場合はsecond opinionを取りなさいということになり、採用においては、false positiveを避けるために3回ぐらい面接をするわけ(で、そうするとpositive falseも多く出てくるので落とされてもめげるなということなの)ですが、今回は一日おいて二回検査では検査のリソース上限にすぐに達してしまうので、経過を見るのがbetterという判断なわけです。和歌山県は抑え込みに成功したらしいのですが、二回検査で判断してます(そういうことがわかるとある種の人々は平静になります)。たぶんDP号が近くになかったのも大きいのかもしれませんね。

話変わって、いま確率微分方程式の近似で伝播を見ている人もいるらしいのですが、こういう話を教えるかどうかです。教えるとすればストーリーはマクロ・ミクロ(Micromotives and Macrobehavior: Thomas C. Schelling)のマクロ部分で教えるのかなぁと、数字を後付けで見ながら、大きな対策を考えるという例でしょうか。いまのところはあんまり寝覚めは悪くなさそうです。

それよりもこちらかな。セス・スティーヴンズ=ダヴィドウィッツ『誰もが嘘をついている ビッグデータ分析が暴く人間のヤバい本性』に通ずる話。今のところ(検査を分母にして陽性を分子にとった比率からして)検査の状況はまずまずとされているらしく(岩田健太郎 Kentaro Iwata @georgebest1969 午後3:35 · 2020年2月26日)、その元ではどうも満員電車では急激に感染が広まるといった事態になっていないようで、それよりも近い距離での面接・面談・会議(テレワークはここに効いてくる)、それからトングを共有するブッフェはまずいというような話になっているようです(高山FB)。そこで、Google Trendsで「ブッフェ」を検索。ここ数年は年初に山が来るんですね。今年は1月末でした(へぇ~という感じ)。県だと千葉・神奈川・東京・埼玉・北海道の順番。都市にすると浦安、市川、、、の順番。感度のよいホテルはすでにブッフェから切り替えているようですね。

ざっくりと超アバウトに、(因果関係というより)spurious correlationを含めた相関で妄想しているのですが、そうすると埼玉県が不思議ですよね(現在、公式な患者はたった一人)。愛知・和歌山はだいたい説明がついているような気がするので、やっぱり埼玉かな。

https://trends.google.com/trends/explore?date=today%205-y&geo=JP&q=%E3%83%96%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%A7

 

| | Comments (0)

猪木 武徳『デモクラシーの宿命-歴史に何を学ぶのか』

猪木 武徳『デモクラシーの宿命-歴史に何を学ぶのか』

思想と歴史と経済学をバックグラウンドとした民主主義論。語り口は平明で、読みやすい本だが、自分が理解しているか一歩一歩踏みしめないと進めない本だった。第Ⅰ部では、デモクラシーにおいて私情から生まれる自己利益と公共の利益をどのように「知的に」に調和させるかという自己統制について探求する。第Ⅱ部では、どのような知性が健全なデモクラシーの統治にとって必要なのかを高等教育との関連で考察する。第Ⅲ部は近年の国際政治における文明から野蛮への逆行を考察している。

このようになかなか手強い本だ。挑戦してみたい方には図書館でお借りください。

備忘録。p.146アリストテレスの中庸の思想。このおっさん、なんでこんなにセンスがいいのか調べてみないといけない。p.221、第一次世界大戦の起源を探る『夢遊病者たち』(みすず書房)。

| | Comments (0)

It's time to panic, isn't it?

パニックになると皆さん引きこもりになるので、蔓延は収まる。但し、経済的には悪影響が出る。

コロナウイルスと東日本大震災後の原発災害による放射線被害について政府の対応の類似点が指摘されている。科学的な対応ができなという点は至極ごもっとも。

とはいえ、放射線被害とウイルス感染は根本的に異なるので区分けをしないといけない。大きな差違は放射線被害は人によって運ばれないという点。ウイルス感染は人が感染源である。なので、放射線被害に対しては逃げれば良い。ウイルス感染は「皆で固まって逃げたり」すると、それで感染してしまう。基本は「引きこもり」が一番。

つまり、パニックになって「引きこもり」すれば、蔓延は収まる。但し、経済的には悪影響が出るのでそこは問題。

| | Comments (0)

『住むと泊まるを一つにした新住居「ユニット」--外泊した分家賃が安く』

検索結果の一続き。おそらく起業する人のプロファイル分析ができる。

まず、cnetで出くわしたのがこれ。
『住むと泊まるを一つにした新住居「ユニット」--外泊した分家賃が安く』
https://japan.cnet.com/article/35149750/

へぇ~と思って、その事業会社。Caravanとかやっていて、シェアハウスの運営など。
http://corp.unito.me/

もう少し探すと、元のアイデアはサブスク住居だった。デザイナーなどの使い方の例がよくできていた。
https://camp-fire.jp/projects/view/216447

社長のTwitterホーム(2013年1月から)はこちら。
https://twitter.com/ambitious2626

2019年9月24日時点で下記のように10年を振り返っていらっしゃる。つまり、大学生(城東高校から明治大学みたいだが子供のころにルーマニアにいたのが影響しているようだ)の時から振り返ることができる。

16歳〜18歳 部活
18歳 学生団体NEIGHBORつくる
19歳 自由ヶ丘でカフェ起業 4ヶ月で潰す
20歳 クロアチアクロアチア国旗留学
21歳 スタートアップで修行
22歳 起業 伊豆大島宿オープン
23歳 国内4拠点に拡大
24歳 カンボジアに拡大、オンラインサービスつくる、炎上、事業譲渡
25歳 再チャレンジ

注目すべきは、カフェを潰し、カンボジアで炎上したが、立ち直っていること。それだけの能力と元手があり、うまく損切りができているらしい。

最後、こういうのにも出ていらっしゃる。

https://makers-u.jp/people/mentor-interview/cross-interview

大学では「仲間」に会えなかったらしい。

仲間ですね。大学のゼミでは得られなかった同志がほしかったんです。20代前半で熱い志があって、本気で語り合える場ってなかなかないですからね。洪君もそうでしょ?

| | Comments (0)

『自主経営組織のはじめ方:現場で決めるチームをつくる』(英治出版)

『自主経営組織のはじめ方:現場で決めるチームをつくる』(英治出版)。

サークルとかNGO、NPOのチーム運営に関心ある人にはmust-read文献です。そういう組織をどう自覚的に皆で運営するかの本です。万一億一兆一「まちづくり」に関心があったり、仕事上やることになったりすると、ご自分の所属組織(会社、町役場、市役所、県庁など)は階層組織なのに、自主経営組織を作ったり・育てたり・つきあったりしなきゃいけないので、無意識ではなく自覚的にどうつきあうかという知識が必要になるはずです。そういう時に20%の時間で80%の知識を得るための絶好の本がこれだと思います。

「ティール組織」ってどこかで聞いたことがある人もいるかもしれませんが、ビジネス書大賞2019経営者賞を受賞したフレデリック・ラルー『ティール組織』(英治出版、2018年)は2750円、592頁の大著です。読み甲斐のある本ですが、高いと思う人もいるだろうし、本屋で見て太くて読めないという人もいるでしょう。それに対して、本書は1980円、292頁と安価でハンディであるにも関わらず、コラムで「ティール組織」の説明付きで一石二鳥です。これだけでもお得です。

自主経営組織の構成員としては、チームメンバー、マネジャー、コーチ、そして外側に間接部門です。使う手段は(ルールの代わりに)フレームワーク、(議事録の代わりに)チーム・ハンドブック。話し合いの進め方は(「問題指向の手法」の代わりに)「解決志向の意思疎通法」です。その中味については本書をお読みください。というのは、読書活動そのものが自己啓蒙活動(=学習)になるからです。手軽な要約を覚える作業とは全く逆なんです。

個人的には本書の後にドラッカー『非営利組織の経営』を再読して比較してみるという宿題ができました。プロデューサーから献本して頂きました。ありがとう。

以上はFBに書いた解説。以下は個人的なメモ。

大学の学科は自主経営組織か?私の答えは四分の一はそう、残りの四分の三は違うという意見です。大学という組織、なかでも研究大学(research institution)に対しての教育制度(educational institution)である大学においては、教員は第一に教育(8割)、第二に研究(2割)というプライオリティにさらされる。研究のほぼ全て、そして教育の7割ぐらいはカリキュラムと授業に支えられた3・4年の専門ゼミである。これは「メンバー全員がそれぞれ自分の仕事を抱え、自分で自分のスケジュールを管理しているようなチーム」、つまり「個人完結型の自主経営チーム」(p.82)になります。つまり、20%(研究)+80%×70%(教育)=76%が個人完結型の自主経営チームということになります。この意味では、協働による付加価値はないので、このチームを自主経営型に変える必要はありません(p.82)。

残りの24%は複数教員が絡んだ委員会活動と教育活動ということになる。ここを階層型組織でやるか、自主経営型でやるかというのが経営判断。現状の文科省によるルールとPCCAは階層型組織を指向しているが、非常に使い勝手が悪い。しかし、自主経営型を導入するときに、それが24%なんだということも意識しないといけない。つまり、階層型組織の導入も、全面的な自主経営型の導入も正解ではない。

なお職員組織は階層型組織で運営されている。これを自主経営型組織に変えることはできるが、それはなかなか大変かもしれない。

 

 

| | Comments (0)

Nobie

Nobie.

20200223 Barakan Beat, 最初の23分あたりから矢野顕子「ごはんができたよ」のカバー。

| | Comments (0)

The Costs of Doing Nothing

Luis Rubio, The Costs of Doing Nothing.

| | Comments (0)

丸本物はミュージカル的側面が強い

松井今朝子のブログより。

とても気になったのは丸本物としての盛り上がりを損なう足取りの悪さであり、要するに丸本物はミュージカル的側面が強いためフィナーレが近づくにつれて急調子即ちアップテンポで盛りあげていかないといかないのに、〽仰せは外に荒木の天神……以下の足取りの悪さは劇全体の感興を削ぐこと夥しく、こうした点も主立った俳優の高齢化がもたらすのだとしたら、周囲がそれをカバーする仕組みも必要なのでははるまいか。

| | Comments (0)

Inspiron 15 3000 スタンダード

Inspiron 15 3000 スタンダード


光学ドライブ有の場合:1. 高さ: 22.7 mm | 2.幅: 380.0 mm | 3.奥行き: 258.0 mm 重量: 2.20 kg

| | Comments (0)

Curtis Mayfield "Sparkle"

Curtis Mayfield "Sparkle" - YouTube
Released: 1977

山下達郎、スパークル、1982年

| | Comments (0)

約17,000点の教育用画像素材集

約17,000点の教育用画像素材集

| | Comments (0)

英文読み上げサイト

https://hearling.com/

https://soundoftext.com/

他の言語も対応できる。

| | Comments (0)

20200206東博『出雲と大和』見物

私のような東京近郊生まれの東夷にとっては啓蒙的な西の話の展示。伊勢という文字が出てこないという意味でも興味深かった(出てたらゴメン)。熱田はあった。

コメント時代区分。1)青銅器の時代→ 2)四隅突出型墳丘墓の時代→3)前方後円墳の時代→4)鎮護仏教の時代。1)と2)で出雲は中心的。1)では銅矛、銅剣の一括埋葬。大量の銅鐸。2)では地域分布。3)から大和へ。

コメント地域区分。出雲は日本海の交通。おそらく朝鮮半島とも。大和は東国、関東まで広がる。おそらく東国経営が重要だったのではないか。

コメント解釈。伊勢の欠如は、出雲との対比で伊勢が不要であることを示唆。伊勢は東国経営の起点ではないかと想像。いわば伊勢から熱田経由で香取・鹿島への海の道。ヤマトタケルの道。

以上がFBに書いたポスト。以下は追記。

実は三浦佑之『古事記講義』(文春文庫、原著2003年)を以前に読んでいて忘れていた。ここに四隅突出型墳丘墓や「銅矛、銅剣の一括埋葬。大量の銅鐸」の記述が出ていて忘れていた。さらに、ヤマトタケルについてはイズモタケル征伐の話が出ていて興味深かった。西郷信綱により、都を中心として西に出雲、東に伊勢という指摘がなされていることも改めて知った。Wikipediaによれば古代に伊勢神宮と並んでいたのは宇佐神宮だったので、やはり確実な勢力圏の東が伊勢、西が瀬戸内海を越えて宇佐だったのだと思う。

近世において江戸からの伊勢の位置はまた変わってきて、これが近代から現代への伊勢に繋がっていくはず。出雲に対してあまり叙述がない日本書紀成立1300年で「出雲と大和」という出雲を先頭においた展覧会を東京国立博物館でおこなうことが面白い。「日本のはじまり、ここにあり。」と展覧会のパンフレットの表紙に書いてあるが、これは出雲と大和の相克(対立)の結果として日本が誕生したのだと理解できれば、それはそれとしても面白い。

| | Comments (0)

シナモン高値、日経20200205朝刊

シナモン高値、日経20200205朝刊、22面。需要増、供給鈍化。

| | Comments (0)

« January 2020 | Main | March 2020 »