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2018年の歌舞伎10撰

[2018/12/30にFBに上げたポストの拡大版、コメント付き]
2018年の歌舞伎10撰。やってみて分かったが、なんと最頻出は児太郎だったのだ。
歌舞伎座 2018年12月
二人藤娘: 梅枝・児太郎の踊り。
梅枝は古風、児太郎は官能的というのが方向性として決まったような気がした。もちろん芸の幅はあるので、梅枝も官能的な演技はできるだろうし、児太郎も古風な演技もできるのだろう。それでも芸の芯が定まったような気がする。
歌舞伎座 2018年11月
隅田川続俤: 猿之助の法界坊、尾上右近のおくみ。
猿之助の法界坊は古典歌舞伎で正統。勘三郎18の法界坊はあれで絶品だったが、規格外だったのかもしれない。尾上右近のおくみは双面の踊りが良い。そこに雀右衛門が中にいるというのが素晴らしかった。
平成中村座 (浅草寺境内) 2018年11月
舞鶴五條橋: 勘九郎・勘太郎の踊り
勘太郎に合わせるために苦労して踊っていた勘九郎に、その苦労が見えないというのが芸の力。しかし、そこまでやらせる勘太郎の誠実さも良かった。
歌舞伎座 2018年10月
大江山酒呑童子: 勘九郎の変化舞踊。
助六曲輪初花桜: 仁左衛門の助六、七之助の揚巻。
大江山酒呑童子、最初は童子、最後は異界の魔物の演じ分けが勘九郎の素晴らしさ。土蜘の僧侶、魔物の演じ分けも素晴らしかったが、このタイプの変化舞踊は尾上右近か鷹之資が出てくるまでは独壇場のような気がする。助六は仁左衛門の助六の良い男につきる。揚巻も良かった。
歌舞伎座 2018年 9月
祇園祭礼信仰記: 児太郎の雪姫。
児太郎の雪姫、よろしかったです。雀右衛門や猿之助を観たと思うが、児太郎の雪姫はとてもよかった。
歌舞伎座 2018年 8月
東海道中膝栗毛: 鷹之資の踊り。
盟三五大切: 七之助の小万。
東海道中膝栗毛、千之助の踊りも良かったが、鷹之資の踊りがまさった。七之助の小万、幸四郎相手に素晴らしかった。
国立劇場、小劇場2018年8月、双蝶会
関扉: 歌昇、児太郎
これは素晴らしかった。本公演でもお願いしたい。なぜ浅草で出さないのか。
歌舞伎座 2018年 2月
仮名手本忠臣蔵、七段目: 仁左衛門の平右衛門、玉三郎のおかる。
これは名演技。

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