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稲葉振一郎『政治の理論』

稲葉振一郎『政治の理論』
公的領域・私的領域を理解するための四つの象限(p.129)は啓発的。ざっくり言えば「公的/私的」という対立軸を「大域的/局所的」という現代・近代の解釈ではなく、「自由/不自由」という古典古代の解釈に引き寄せ、庶民に有形無形の財産(教育を含む)を与え、公的に自由なコミュニケーションをとってもらう「リベラルな共和主義」を構想した。
一方でcorporate governanceを有産市民による双方向のコミュニケーションとして捉えることになり、他方で行政と政策を、政治という公的領域から峻別する効果を持つ。

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