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生涯教育についての英誌Economistによる特別報告

Lifelong learning
Discover the global trends impacting your career
Feb 6th 2018
General Assemblyの事例から始まる。
米国データ:
Beaudry et al. (2016)は90年代後半から00年頃のcognitive intensityのpeakと00年代の急下降を指摘(p.2)。
技能労働者は非技能労働者の職業に侵食。他方、給料の高い仕事はcoding能力が必要(p.2)。
会社のほうも労働者に投資する気はなくなっている、もしくは何に投資したらいいかわからなくなっているので、労働者は自分で自分に投資しなくてはならない(p.3)。それで、Reboot camp。「デザイン思考」(p.3)
Deming (2017)は給料の高い仕事は「social skills」が必要と指摘(p.4)。というのは、社会的接触(social interaction)はなかなかautomationしにくい。もっとも給料が高いのは数学ができて、social skillsが高い人。次点は、数学低スコア+高社会スキル、その次が数学高スコア+低社会スキル。雑談だが、Deming (2017)は冒頭にAdam SmithのMoral Sentimentsを引用していて、時代が変わったのだなと思わせる。
Deming (2017) THE GROWING IMPORTANCE OF SOCIAL SKILLS IN THE LABOR MARKET
MOOCS。2012年がピークでハイプだった。生き残るところは、雇用に焦点。問題は二つ。一つは費用、お金だけじゃなくて働きながら生活しながらという費用が高い。そこで、MOOCSは仕事に直結したlearningを細切れに提供する。6分ビデオが標準。参照すべきは音楽産業(p.6)。
キャンパス+tenured facultyシステムは固定費用が高くて、長時間モデルになってしまう(p.7)。もう一つのMOOCSの問題はcredentials。digital badgesでless formal achievementを評価する。Nanodegreeともいう。Degreed社はcredentialsの基準を提供しようとしている。
雑談:各大学が提供しているポイント・システムの基準評価ができると面白いかもね。
Pathway dependency(当然、path dependencyのもじり)。
Bootcamp approach(p.8)。Generation (McKinsey Social Initiative)は企業に入って、重要なスキルを学び、それを教え込むキャンプを創り、人を訓練する。
脱線:Generationのメキシコ成功例は、UNAMのAdministration卒業のErickさん、Generationを経てWalmartのcasherになれたそう。Santiago Levyは国の物的・人的投資モデルと社会保障システムのミスマッチを特筆するが、そもそも人的投資のやり方が大きく間違っているような気がします。
https://www.generation.org/story/erick-mexico/
職業教育モデルだと仕事にはつけるが長くはもたない(p.8)。変化への対応力がないかもと示唆。デンマーク、ドイツ、スイス。
脱線:ヘックマンの高校卒業についてのコメント。試験での高校卒業資格と、真の高校卒業とでは違うらしい。このあたりが、細切れMOOCもしくはブートキャンプ・モデルとどう交錯するか興味深い。おそらく、ブートキャンプ・モデルは雇用者目線から代替物を提供しようとしている。それが、労働者の変化対応力につながっているかは疑問。
現在できかかっている生涯教育システムは不平等削減には効かない(p.9)。
Adult's problem-solving skills using a computerのグラフ(p.9)。日本はNoneの大きさが目立つ。
生涯学習を実施する国家の一例としてシンガポールのSkills-Future Initiative(p.10)。Lifelong learningというよりcontinuous reskillingか(p.10)。

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