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橋本 治『浄瑠璃を読もう』

橋本 治『浄瑠璃を読もう』。

江戸時代の大阪町民(これは、民主主義でない世の中で生きる参政権のない町人)の心情を理解することができる。そして、私は、日本人に限らず現代の「民主主義でない世の中で生きる参政権のない一般人」の心情も、この本からかなり憶測できるのではないかと思う。

そういう意味でも大事な本である。例えば、そういう観点から読むべきところは、p.27, 68, 123, 132, 174, 191, 216である。

もうちょっと書いてみる。若い世代の某国ウォッチャーにより、Twitterなどでの「理性ある人々の書き込み」は我々に日本語で紹介されている。とてもありがたい。しかし、この人々は「民主主義に向かおうと希望している一般人の声」であって、民主主義でない世の中だと考えながら行動する一般人ではないだろう。そういう人こそ、政権に誘導されたとはいえ、実際に路上に出た人々なのだと思う。そして我々は彼らの考えを知ることはできない。そういう時に、こういう文学的想像力はとても役に立つのだと思う。

そういう点からすると、某H市長の考えは短慮と言わざるをえない。

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