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『こうして世界は誤解する』

I've long wanted to read this book, but somehow I did not try.  But, fortunately the editor in charge happened to be a friend of mine, who casually sent it to me.  So, I’ve just finished it (without doing what I should have done).  I can assure you that it is a very serious book full of jokes and humors.  I don’t know much about media literacy, but I feel very lucky to have this book as the first encounter. 

【付け足し】
訳者が最後に書いているように、こういう内容を
自分の名前を出して本にする著者の勇気に感嘆します。

本書はmedia literacyについての興味深い教科書にも
なるのではないかと思います。そういう視点から
薦められると思います。こういう本を読むと
どうしてもcynicalになってしまうものですが、
著者の精力的な活動こそが、そういうcynisismへの
抵抗だと思いますので、そういう点にも共感します。

p.275の『本書は、個々のジャーナリストがコントロール
できる範囲を超えたところにある要因―それでいて
報道の内容や方法に影響を与える要因―について
書いたものである。』という説明にも納得がいきました。

日本の報道について、平行的な活動をしているのが
上杉隆だと思いますが、上杉氏は明確な組織(記者クラブ)を
相手にしていて、ライエンダイク氏は「構造」について
書いているという点が違うようです。

翻訳の質も高いのではないかと思います。
中東専門の学者や、新聞記者に訳してもらわずとも
こういう訳がでてくるというのは非常に有難いです。

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