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デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』

デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』(新曜社)。郵便の意義を評価するところが面白く、経済成長と「人的資本」(教育)の微妙な関係についても上手にまとめている(pp.133-134あたり)。

p.159: 鉄道と文通の相関関係が最も緊密。

p.160: 人や情報の移動が加速する意義は、四つの領域の変化に認められる。第一は、共同から私事(プライベート)への変化。

p.165: 二つ目の変化は標準化。文通の拡大が密接に関係。標準時、暦、雑誌販売日、カリキュラムというより時間割。

p.173: 新聞での実用的な情報とサービスの公表。

p.182: 最後の変化は、文化実践の専門分化。

p.195-: 第5章リテラシーの境界域、第一節:権威。私がいま妄想する限り、このセクションがいわゆるfacebook革命をもっとも理解するための重要なところ。エマニュエル・トッド仮説の緻密化と言ってもいいかも。

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