« エリン・E・ヤコブソン『サウンド・マネー:BISとIMFを築いた男、ペール・ヤコブソン』 | Main | デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』 »

永田良昭『心理学とは何なのか』

永田良昭『心理学とは何なのか』(中公新書)。素人には良さそうな本。

人と人の関係には、人々が直面している課題の処理に有効な手段をもつ人材を好ましいとする一面と、他方では、それとは別に自分と近似した考え方や能力をもつ他者を魅力的であると見なす一面が区別できること、その二つの側面は、矛盾する内容をもつことは、繰り返し述べた。(p.216)

前者を「社会的な関係への一体的関与」と呼び、後者を「心理的な親密さ」と呼ぶらしい。ここが、いわゆる「くだらない偏差値の壁」をグループ・ワークで乗り越える鍵だと思う。つまり、前者によって、相手に前者と後者を矛盾させ、前者を選ばせる過程を意識的に戦術として選択することだ。

|

« エリン・E・ヤコブソン『サウンド・マネー:BISとIMFを築いた男、ペール・ヤコブソン』 | Main | デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« エリン・E・ヤコブソン『サウンド・マネー:BISとIMFを築いた男、ペール・ヤコブソン』 | Main | デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』 »