« デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』 | Main | 栗原 幹雄『フレッシュネスバーガー手づくり創業記』 »

リチャード・ルビンジャー『日本人のリテラシー:1600-1900』

リチャード・ルビンジャー『日本人のリテラシー:1600-1900』(柏書房、2008年)。

日本人民衆の19世紀までの識字・非識字についてのまとめ本。ロナルド・ドーアが寺子屋の数から識字率を数えてしまったために、教育史がその方向に行ったことを明かしている。庄屋層と非庄屋層の違いを指摘し、また、子供が寺子屋に行ったとしても、識字内容に大きな違いがあることを解き明かしている。

神門(2003)【大塚・黒崎(2003)所収】が明らかにするような教育と経済的キャッチアップの時差の原因が、こういう識字の中身のばらつきにある可能性を示している。但し、常に識字にはばらつきがあるはずなので、ボトルネックが大事なのか、どういうメカニズムで大事なのかが解明されるといいはずだ。

ルビンジャーは『私塾』という本も書いているそうだ。

テクノロジーは、発明、応用(エンジニア)、facility化、そして受け入れ層(識字・教育など)を考えないとね。

|

« デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』 | Main | 栗原 幹雄『フレッシュネスバーガー手づくり創業記』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« デイヴィド・ヴィンセント『マス・リテラシーの時代』 | Main | 栗原 幹雄『フレッシュネスバーガー手づくり創業記』 »