« 下條 信輔 『サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代』 | Main | AARPから憶測できるオバマ政権の経済政策形成スタイル »

『テクストと人文学』

Im917 齋藤晃編『テクストと人文学』(人文書院)。Nさんから頂戴する。本書が出版されてしまった以上、国際協力、国際開発、経済開発で教育に一つの焦点をおく人々は、この程度の人文の素養が無いといけないということになってしまった。
 例えば、中村雄祐『リテラシー・スタディーズの展開』を読んで、大分水嶺論争を押えておかないいけないし、日本の経済発展を他国に「輸出」なり「応用」したいと思う人々は、八鍬友広『目安往来物というテクスト』には最低目を通しておかないといけないだろう。仲真紀子『テクスト学と認知心理学』では、漢字や単語が書くことと結びついているのは日本人に特有であることを知るし、行政文書は「思考・記憶」と「伝達・情緒」の間に存在するという「地方開発」にとって極めて興味深い研究結果を知ることができる。もちろん、中村雄祐『発展途上国における文書と生存』は、まさに国際協力、国際開発、経済開発と大きく関わる一章である。

|

« 下條 信輔 『サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代』 | Main | AARPから憶測できるオバマ政権の経済政策形成スタイル »

Memo to myself」カテゴリの記事

【開発経済論】」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 下條 信輔 『サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代』 | Main | AARPから憶測できるオバマ政権の経済政策形成スタイル »