« Robert M. Solowの書評 | Main | 利下げにつき諸氏の感想 »

日銀の「展望レポート(大勢見通し)」に注目。

 日銀の「展望レポート大勢見通し」に注目。3年後(つまり、2010年度)をおくのは、変動が中銀のアクションによって調整された、言わば潜在成長率とそれに見合った物価上昇率を示すということにあるはずである。但し、今回は米国不景気がそれなりに長引きそうなので、やや微妙である。とにもかくにも、GDP成長率は1.7%なので、まぁ日銀ぽい潜在成長率らしい。しかし、消費者物価指数の伸び率が0.3%というのはいただけない。1.7%が潜在成長率なら、自信をもって物価上昇率を1%(つまり、望ましい率)と出してくれないと困る。もし物価上昇率が0.3%なら、GDP成長率ももう少し低めに予想しないと整合性がとれないような気がする。つまり、なんで三年後を出しているのか審議委員はわかってない、ということになるんじゃないのかしら。もしくは、ひょっとすると、これが真実なのかもしれないが、審議委員たちが内心で望ましい物価上昇率とおもっている数字の総意が、0.3%に近い(例えば、0.5%)ということがばれちゃったのかもしれない。

|

« Robert M. Solowの書評 | Main | 利下げにつき諸氏の感想 »

Memo to myself」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Robert M. Solowの書評 | Main | 利下げにつき諸氏の感想 »