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格差、つまり、inequalityもの

41af7zheujl_sl500_aa240_ 41iacscrcql_sl500_aa240_ 最近、思考実験として極めて秀逸な「子供の数だけ親に投票権を」という論説を書いた大竹文雄の『格差と希望』と、ペーパーバックが出てから読もうと思っていたポール・クルーグマンの『格差はつくられた』を速読。前者は日経を中心とする各誌に書いた論説を解説でまとめたもの。reflectiveな若者はこういう本を読むと(特に格差問題に限らず)頭が良くなると思う。後者は、provocativeな本。Larry Bartels及びClaudia Goldin and Lawrence F. Katzと一緒に読むと良いと思う。経済学を勉強した人は、クルーグマン⇒Goldin and Katz⇒Bartelsの順番でどうぞ。政治学を勉強した人は、クルーグマン⇒Bartels⇒Goldin and Katzでどうぞ。

 なおクルーグマン本の背景にある米国の知的風景に疎い方は例えばこんな方法はどうだろう。佐々木毅の『アメリカの保守とリベラル』 (講談社学術文庫)を紐解き、副島隆彦『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』(講談社プラスアルファ文庫)でマニアックに攻めればよい。なお、こういう本は話七分目に読むのがお勧め。世の中全面黒幕風思考に行ったら社会科学に時間を使う意味がほとんどないだろうし。

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