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Economist: まだ最後の貸し手じゃない:連邦準備は独自の量的緩和を試みている

明解な解説。Not yet the last resort: The Fed tries its own version of quantitative easing (Economist's Economic Focus).  As for the reason that Fed does pay interest on reserves, one is encouraged to read Macroblog, too.
 マクロブログの図を見ていると、おそらく8日の協調利下げについて、Fedは実質上の追認だったのかもしれないと思えてくる。ある種のupper boundは2%のはずだったから(実効的な平均というわけにはいかないでしょ)、ばらつきが増えるということは平均は下がっていることになる。その意味で、lower boundを持つことで、政策金利を誘導するという正常な金融政策を強化したと評価できよう。
 Economic Focusに戻って、ミシュキンは「(Fed) does not want its targeted liquidity determining overall liquidity」と言っているが、これは正しいだろうか。日銀のゼロ金利後の量的緩和政策が、日銀のバランス・シートの右側で勝負していたのは明白だろう。右を大きくするために、左(資産)を大きくしていた。この意味で、overall liquidityを決めていたのは中央銀行だった。さて、Fedのバランス・シートに戻ると(詳細はEconbrowser)、左が増えていて、右はそれに応じてある程度は増えているという現状。ここで、lower boundをFedが決めて、政策金利での運営を堅持したいということだろう。Monetary BaseからMoney Supplyへの経路はかなり詰まっているだろうから、それほどインフレの恐れはないはず。実際、インフレ連動国債から見えるインフレ期待は落ちている。
 targeted liquidityとはfunding liquidityのことで、overall liquidityがmarket liquidityであれば、この二つは連動しているとしかいいようがない。そういう意味では、CPやinterbankのリスクにFedが大いに関与するということになってくるのではないか。まだ、イールド・カーブではなく、リスク・プレミアムを見ているというのが現状のFedというところか。私の印象では、量的緩和は点滴、現状のFedの動きは注射という感じかな。(読むには、「Economist081009Fed.pdf」をダウンロード

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