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新聞の将来はどうなるの?

 新聞の将来についてポズナーベッカーが書いている。こういうテーマに関心がある人には非常に重要。日本の新聞でも、枚数を同じまま、高齢者用にフォントを大きくすれば単語数で測った情報量は小さくなる。これはナイーヴに言えば「愚民化」と呼べるかもしれない。ネット化して、新聞購読者はインターネット・サイトでより詳しい情報をとれるという方向には日本の新聞社は行かなかった。しかし、一般紙がマクドナルドのバリュー・セットと同じとは、言われてみて気のつくことだなぁ。

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Memo to myself」カテゴリの記事

Comments

おひさしぶりです。ダマスカスのwakeです。
"Are Newspapers Doomed?"大変興味深く読ませていただきました。

It is important to distinguish between opinion and fact.

ネットと新聞、如何に住み分けをするか、新聞業界の課題ですね。

個人的には、ネット化が進み新聞が衰退する事によって、情報リテラシーが高い者は情報に富み、情報リテラシーが低い者は情報に貧する・・・と言う情報格差が広まってしまわないかを懸念しています。

Posted by: wake | 2008.07.19 at 08:15 AM

wakeさん、お久しぶり。元気ですか。日本は暑いですよ。ネットと新聞の住み分け、大勢は終わったような気がします。日本についてはネットに詳細な情報が出ないという不幸な結果になったように思います。情報格差については、統計を見てみないとわかりませんが、直感山勘では、第一段階は過ぎたように思います。

Posted by: ひさまつ | 2008.07.19 at 10:16 AM

私は元気です。昨日地中海に浮かぶアルワード島という所に行ってきました。AITワークショップで行ったタイのコークレット島を思い出し、懐かしくなりました。あれから約4年。あっと言う間です。

先生は何故ネットに詳細が出ない事を「不幸な結果」とお考えになりますか?

私は、ネットがfactを俊敏に伝える役目を、新聞がそれを詳細に語り、opinionを論じる役目を担うという住み分けで良いのではないかと考えます。

Posted by: wake | 2008.07.22 at 05:55 AM

 wakeさん、コメントどうも。コークレット島、船が楽しかったですね。もう四年前ですね。
 ネットと紙媒体の違いは、速報性もありますが、情報容量の差が決定的に違うと思います。ネットでは、無尽蔵とは言えなくても多くの情報が集積できます。紙はどうしても一日の新聞の紙面量に制約されます(紙は詳細ではない)。例えば、(より良い暮らしを実現するために)人々の情報リタラシーの能力が上がったとすれば、ネットの情報量の多さが分析の鋭さ、議論の質に大きく利いてくると予想します。
 欧米メディアと比較すると、日本の新聞のネット情報量は低いので、多くの情報を使ってみんなで速く効果的に考えるという公議公論の質が高くならないように思います。高齢化を前にした日本の新聞からすれば、仕方がないのですが、残念かつ不幸な結果だと思います。競争のない住み分けは双方に良い結果をもたらさないのではないかと危惧しています。
 まだ説明不足のこともあるかと思いますので、どうぞ質問してください。まずは取り急ぎ。

Posted by: ひさまつ | 2008.07.22 at 06:33 AM

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