« Belanova, Dulce Beat 2.0 | Main | 高騰する原油価格は輸送費用を上げ、メキシコ有利に »

Stephen Roach, "The new stagflation: an Asian export"

FTに掲載された世界のハト派Stephen Roachのop-ed "The new stagflation: an Asian export"を読むには、「FT080612StephenRoach.txt」をダウンロード 。このあたりのインフレ輸入説には、もう一度フランケルなどのマクロ開放モデルをおさらいしたほうがいいような気がする。

The “market purists” are counting on currency adjustments – especially sharp appreciation of currencies in developing Asia – to temper the transmission of price pressures from these export-led economies. Yet these are not economies that want to use the currency lever to put their growth imperatives at risk.

輸出国が通貨切り上げをしたら、輸入国にはさらにインフレ圧力だと言ったほうがよかったんじゃない。
 石油価格の上昇で、輸送費用が上がっているとすると、iceberg typeのforumulationでも閉鎖経済になり、非貿易財が増えることがDFSタイプのモデルでも説明されている(だろう)。すると、givenの需要で非貿易財の需要が上がるのかな。しかし、石油だと供給面のボトルネックが起きるのかもしれない。しかし、ここまででも国際貿易のモデルを使う限りは相対価格の話で、絶対価格の話にはならないだろう。どマクロで言ったら、為替レートの変動で対応すればいいんじゃないというのが、summer timeタイプの例で議論されるフリードマンの意見だろう。
 為替レートで言うと、切下がってインフレ圧力がある米国は手詰まり、金利を上げて為替レートを上げるというのは、国内経済(例:雇用)にさらにダメージ。国内のインフレ圧力も高まっているし。
 しかし、そもそもグローバルなインフレーションということを考えたりする意味はあるのだろうか。そもそもグローバル経済を考えれば究極の閉鎖経済で、そこでテイラー・ルールとか成り立つのだろうか。テイラーは何を言っているのだろうか。要検討です。

|

« Belanova, Dulce Beat 2.0 | Main | 高騰する原油価格は輸送費用を上げ、メキシコ有利に »

Economics」カテゴリの記事

Memo to myself」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Belanova, Dulce Beat 2.0 | Main | 高騰する原油価格は輸送費用を上げ、メキシコ有利に »