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今日は土曜日。

 10時半到着。採点。昼飯はおにぎり。採点。帰宅。

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Brookings Global Economy and Development Conference

Brookings Global Economy and Development Conference:
What Works in Development? Thinking Big and Thinking Small
 出席できなかったロドリックのペーパーもあるし、他のbig nameのペーパーもある。ハウスマンのペーパーは、ロドリックと同様にrandomistの辛いところを突いているよう。これはマクロ成長回帰にも問題を提供している。150ヶ国のクロス・セクションで20年データがあっても3000の指標は使えない。つまり、high dimentionalityがある場合にはマクロの成長回帰は厳しいということになる。それはそうと、ハウスマンは、マクロのclosed systemとミクロのopen systemの対比をあまり強調してないような気がする。general equilibiriumは働いているんだろうか。Scienceに掲載された論文は読んだほうがいいかも、、、。

Hidalgo, César, Bailey Klinger, Albert-Laszlo Barabasi and Ricardo Hausmann (2007) “The Product Space Conditions the Development of Nations”, Science, 317(5837): 482-487, 27 July 2007.

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Philip Stephens: Uncomfortable truths for a new world of them and us

Uncomfortable truths for a new world of them and us
By Philip Stephens (FT) 読むには「FT080528PhilipStephens.txt」をダウンロード
Published: May 29 2008 17:47

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Eastely: Trust the development experts – all 7bn (FT)

William EasterlyのFTのop-ed "Trust the development experts – all 7bn"。読むには、「FT080528Easterly.txt」をダウンロード 。最初の書き方(つまりhook)はとても上手。

The report of the World Bank Growth Commission, led by Nobel laureate Michael Spence, was published last week. After two years of work by the commission of 21 world leaders and experts, an 11- member working group, 300 academic experts, 12 workshops, 13 consultations, and a budget of $4m, the experts’ answer to the question of how to attain high growth was roughly: we do not know, but trust experts to figure it out.

This conclusion is fleshed out with statements such as: “It is hard to know how the economy will respond to a policy, and the right answer in the present moment may not apply in the future.” Growth should be directed by markets, except when it should be directed by governments.

My students at New York University would have been happy to supply statements like these to the World Bank for a lot less than $4m.

つまり、4百万ドル(約4億円)使って経済成長の秘密について専門家が調べたあげく、調査結果は、「知らないよ、でも解明するには専門家を信用してね」というものだという。ちょいと関連したブログ・ポストはこれ

 Easterlyが批判したレポートはここにある。Working PaperにはJohn Williamsonの為替レートのペーパーや、ロドリックの産業政策のペーパーがある。

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日経ビジネス『くすぶるインフレ目標導入の可能性』

 日経ビジネス2008年5月26日号p.22、若田部昌澄『くすぶるインフレ目標導入の可能性』。「リスク・バランス・チャート」を特筆している。このブログ・ポストによれば、若田部氏は別にこのようなop-edも執筆している。
 この日経ビジネスには『新興国需要・ドル安で輸出拠点に 米国が世界の工場になる日』という興味深い記事もある。これは目の付け所が非常に良い。米国の資源再配分における問題は、端的に言うと、ウォール街の金融部門で働いていた人が、こういう世界の工場でいつ働けるようになるのかということだと思う。

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日経『日本の援助 コメ技術軸に』

 日本経済新聞2008年5月30日朝刊29面経済教室、大塚啓二郎・大島賢三『日本の援助 コメ技術軸に』。呼応してかどうか知らないが、同じく2面に『コメ生産倍増へ支援組織を設立:JICAなどアフリカ向け』とある。

 日本の政府開発援助(ODA)は「選択と集中」が求められている。当面日本は、緑の革命支援のため稲作をテコに、アフリカの経済成長と貧困解決に向けて一石を投じる戦略を練ることが賢明だ。これこそ日本発の日本らしい開発援助であり、成功に最大限の努力を注ぐべきである。

 ごもっとも。しかし、もうここ5年ぐらいアフリカに「選択と集中」してきたのではなかったのかしら。そうだとしたら、その成果と評価こそが求められていると思うけど。

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日経『くいだおれ太郎 波瀾万丈』

 日経2008年5月29日朝刊44面、柿木道子『くいだおれ太郎 波瀾万丈』。関係者皆様のさらなるご活躍を願っています。

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今日は木曜日。

 9時半到着。授業準備。Oさんと面談。Tさん訪問。昼飯はN先生と丼物。授業準備。N先生会合に遅刻。授業準備。快眠帰宅。

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今日は水曜日。

 8時半到着。1時限は4年ゼミ。2時限は1年ゼミ、ディスカッション素晴らしい。昼飯はおにぎり。就活セ実行委員予備会会合No.2、やるのね、了解!3時限、授業準備。4時限、3年ゼミ、ギア入れてます。0次会やって、ゼミコンパ、楽しかった、お疲れ様。帰宅。

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昨日は火曜日。

 8時半到着。1時限はマクロ、2時限は授業準備。昼飯は定食。3年生会合、HさんとNさんありがとう。3時限はミクロ中間試験、お疲れ様。授業準備。帰宅。

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今日は月曜日。

 9時半到着。授業準備。Yさん訪問。昼はオムライス。Wさん訪問。授業準備。4時限は授業。授業準備。帰宅、A先生と同席。

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May Grand Kabuki at Shimbashi, Program B

May Grand Kabuki at Shimbashi, Program B.  Tokaido Yotsuya Kaidan (The Scary Story of Yotsuya).  Very scary, indeed.

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HuffingtonPost.com

 インターネット新聞、Huffington Post

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所得階級別物価上昇率

 所得階級別物価上昇率についての大竹氏のブログ・ポスト。その背景は所得分配の実質化にあった。これをもってUnequal DemocracyへのImplicationはある?あるよ。共和党はグローバル化してウォルマートを推し進める?あとはquantificationだね。

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Globalization and Domestic Policy

 Martin Wolfの"Preserving the open economy at times of stress"(FT, May 21,'08)へのEconomists' Forumでの議論はinsightful and informative。たしかRodrikはRuggieのEmbedded Liberalismの議論を出していたように思う。GlobalizationはRace to the Bottomを起こすというのはfallacy。なぜか?これは一国内のEconomic Federalismの議論でも重要なはず。そして、Domestic Responseには十分な余地があるとの意見。

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ダニ・ロドリック:開発経済学の再統合

 開発経済学の再統合についてのダニ・ロドリックのブログ・ポスト

What is required instead is recognition of the contextual nature of policy solutions. Relative ignorance calls for an approach that is explicitly experimental, and which is carried out using the tools of diagnostics and evaluation.

ロドリックの元ペーパーは非常に読みやすいので、開発経済(あえて「学」を抜きました)を勉強しようと決めた2・3年生に最適(4年生でも遅くはない)。2年生だと4割ぐらいしかわからない人もいるかもしれないし、3年生でも半分もわからない人もいるかもしれませんが、読むしかない。そして、経済学(ここでは「学」を入れました)嫌いの人にお勧め。式はほんのちょっとだけです。開発経済の自主勉強会の一本としてお勧め。
 10人ぐらいの厳密な輪読で「開発経済の論理」というタイプの授業(2年・3年)でのテキストでしょう。最終課題は、randomistの論文を一本読んで建設的に批判せよ、かな。

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チリの政府改革

 英誌エコノミスト5月15日のチリの政府失敗についての記事を読むには「Economist080515Chile.txt」をダウンロード 。政権交替の可能性にまで筆は及んでいるが、政権交替してもあまり関係ないような気がする。中堅層の文書管理能力向上が鍵ではないでしょうか。

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メキシコの教育改革

 英誌エコノミスト5月22日にメキシコの教育改革についてレポートしている。読むには「Economist080522mexico.txt」をダウンロード 。仰るとおりの感。レポートで取り上げられていたRand Corporationの教員テストについてのレポートはこう言っている。

Our analysis of the teacher tests found that, although some of the testing procedures are adequate, other features of the process are problematic. In general, the CM tests used to measure teacher knowledge have adequate or near adequate levels of internal consistency and reliability, represent broad coverage of the curriculum, and are well aligned with test guides and specifications given to teachers. However, the majority of the items in the subject-matter section of the tests, which measure teacher knowledge of his subject, demands only low-level cognitive responses. In addition, other test sections evaluating knowledge of pedagogy and Mexico´s education system have low levels of internal consistency reliability.

下線部が引用部分。そして、このプログラムは学生の成績にどのような影響があるかまで(quite ambitious!)調べているのだが、その結果はレポートによれば次の通り。

The results from our impact analysis of CM incentives on student test scores suggest that these incentives do not have any discernible effects on student test scores for primary school teachers and very modest positive effects on student test scores for secondary school teachers who are vying for admission into CM. In secondary schools, these effects are more evident after Etapa 10, when states adhered more closely to the minimum cutoff required for admission. Magnitudes of the effects for secondary school teachers range from 3 to 15 percent of a standard deviation, and they are only for teachers we classified as being within a group most likely to benefit from the incentive program (which was comprised of fewer than 20 percent of the total sample). After teachers were admitted into the program or received a promotion, we observed modest negative effects on their student test scores.

驚きはないね(下線部は私)。そして、レポートはこう言っている。

These findings are consistent with the literature on teacher incentives, which offers mixed evidence on the effects of salary incentives offered to teachers to improve student achievement. Most of the programs we reviewed in this study showed only modest improvements in student test scores, and these improvements (when they were observed) were often short-lived. Moreover, there was evidence that teachers devoted extra time to test preparation and this extra attention might have been partly responsible for the positive effects observed in some programs.

つまり、給料を上げるからと教員にニンジンをぶらさげても、あんまり生徒の成績強化には繋がらないんだってさ。これもno surprise。このレポートの政策提言部分もそれなり面白かった。

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ハローキティが親善大使になっていたのか?

 FT5月23日によれば、キティーちゃんが中国・香港への親善大使になっていたという。そして、単に観光客を呼び寄せる役割ではなく、外交関係にも猫の及ぼす役割は大きいという。読むには「FT080523HelloKitty.txt」をダウンロード

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日本の消費者金融の現状

Cfn363  英誌エコノミストによる日本の消費者金融の現状を読むには、「Economist080522con_fin_j.txt」をダウンロード 。勉強になった。

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Robert Frank on the essence of economics and invisible hand

あまりにまともなRobert Frankの経済学の根本と「見えざる手」についての話がNYTのEconomic Viewコラム。入学試験の英語の問題のような文。

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市場検察

51qsf6ynntl_sl500_aa240_ 村山 治『市場検察』。90~00年代の検察のあり方を知るのに重要な本。魚住昭『特捜検察の闇』と併せて読むとよい。構造改革との関係は非常に興味深い。政治経済の枠組みはきっちりしていないので、ここをかっちりさせてからもう一回、この本の情報をはめなおすと面白いモノグラフになると思う。

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今日は土曜日。

 10時半到着。授業準備。昼飯はカップ麺。雑務。Nさんと遭遇。データ整理。帰宅。

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Narukami Fudo Kitayama Zakura, again

  懸案のNarukami Fudo Kitayama Zakuraをアップデートしました(2008年1月)。

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エミリー・オスターをレヴィットが誉める

 Freakonomicsブログにて、エミリー・オスターをレヴィットが誉める。WSJの記事はこれ(subscription required)。

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今日は木曜日。

 9時半到着。授業準備や片づけをして、昼飯はI先生と。また片づけをすると、Nさん来訪、いろいろ決断をする前に調べることがあるのよと協議。オーディオ頁を更新しました。会議。帰宅。

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今日は水曜日。

 9時半到着。1時限は4年ゼミ。2時限は1年ゼミ、昼飯はYさん、Nさんと。3時限に授業準備して、4時限は3年ゼミ。ちょいと宴会して帰宅。

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今日は火曜日。

 8時半到着。雨。1時限はマクロ、IS-LMやりました。2時限はKさん、Nさんとゼミ連準備。昼休みはゼミ連、お疲れ。3時限はミクロ。4時限、Aさん、Mさんと懇談。5時限、説明会。授業準備。疲れて帰宅中、優れた読書レポートを読みアドレナリンまわる。ふぅん。

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今日は月曜日。

 9時半到着。授業準備。昼飯はオムライス、Nさん、Tさんと懇談。戻って授業準備。Kさんから吉報あって、まずはおめでとう。4時限は授業、なんとか。Hさん、ありがとう。Yさん、Nさんとお茶。Nさんと打ち合わせと懇談。帰宅。

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坂東三津五郎 at The Nikkei Magazine (May 18, 2008)

坂東三津五郎 at The Nikkei Magazine (May 18, 2008)
 通り過ぎることのできないお気に入りの店として、室町砂場赤坂店(赤坂砂場)とトムスサンドウィッチをあげている。

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親父シェフ3人 フランス料理にもの申す

41fd3yzcr3l_sl500_aa240_ 『親父シェフ3人 フランス料理にもの申す』。Iさんからのお勧め。専門雑誌に掲載された座談会を移しただけあり、レストラン経営についての率直なオーナーシェフの意見が書かれている。未来志向の(広義の)ownership、つまり当事者意識を持つということの大切さがひしひしと分かる。いわゆるグルメ本ではない。

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山崎製パン記事

日経ビジネス2008年5月19日号27頁

「ダブルソフト」(3枚)は逆に売上高が2割近くも増えた。価格で買われていた商品と、ブランド力で買われる商品に明確に分かれた。

これギッフェン財じゃないの~。一応、ピッタリじゃないけどプレスリリースを魚拓に取りました。グレードが高い財なんで、普通のギッフェン財とは財の特性が異なりますね、う~ん、大発見?!

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米国の西部を知るには、、、。

 The American Westという言葉には、単に「米国の西部」というよりももう少し意味合いがあるように思う。
The Modern American West
May 17, 2008; Page W8
These books brilliantly evoke the modern American West, says Alexandra Fuller
 推薦している本は五冊。
1. What You See in Clear Water
By Geoffrey O'Gara
Knopf, 2000

2. The Meadow
By James Galvin
Holt, 1992

3. The Solace of Open Spaces
By Gretel Ehrlich
Viking, 1985

4. Refuge
By Terry Tempest Williams
Vintage, 1992

5. Breaking Clean
By Judy Blunt
Knopf, 2002

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Hotelling valuation principle

 Econbrowserのポストを読んでmemo to self。Hotelling Valuation Principleについては、以下の文献が古典。

A Test of the Hotelling Valuation Principle
Merton H. Miller and Charles W. Upton
The Journal of Political Economy, Vol. 93, No. 1 (Feb., 1985), pp. 1-25   (article consists of 25 pages)

 簡単な概説としてはこれがよさそう。

Economic Theory and the Valuation of Mineral Reserves. Authors: Cairns, Robert D.1; Davis, Graham A.2. Source: OPEC Review, Volume 22, Number 3, September 1998 , pp. 169-183(15).

 シカゴらしい、simple and insightful formulationで実証分析なんだ、Hotelling Valuation Princile。

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May Grand Kabuki, Evening Show

AOTO ZOSHI HANA NO NISHIKI-E
Shiranami Gonin Otoko (The Five Thieves)
Written by Kawatake Mokuami in 1862, this play focuses on the thief Benten Kozo and was inspired by a woodblock print of a sexy young man with tattoos covering his body with a woman's hairstyle and kimono. Benten Kozo is a swindler and thief who makes use of his beauty, both as a handsome young man and disguised as a beautiful woman. The sections about Benten Kozo are played frequently, but this marks a rare full-length performance that shows the stories of all five thieves in the gang who are tied together by bonds of fate and obligation.
In the opening at a magnificent temple surrounded by cherry blossoms, Benten Kozo poses as a samurai youth and seduces a princess setting off events that will eventually destroy Benten and all around him.
A beautiful young woman comes to a clothing store with her servant, but is discovered shoplifting and beaten. When she proves that she was not stealing, her servant demands compensation. However, a samurai who happens to be in the store reveals that the young woman is actually a man, and he proudly announces his name as Benten, the thief. The servant is his fellow gang member Nango Rikimaru (Sadanji) and the samurai is actually the head of the gang Nippon Daemon. However, they learn that the man they have defrauded is actually Benten Kozo’s father and the five thieves realize they cannot escape and decide to wear magnificent matching kimonos as they meet their fate. The act ends with a kind of spectacle showing the five members of the gang in their finest kimonos under the cherry blossoms in full bloom. In elaborate speeches, they each announce their name in the poetic diction for which the playwright Mokuami is famous.
Finally Benten fights off his pursuers in a spectacular fight on the roof of a temple.
Starring Kikugoro as Benten Kozo, Danjuro as Nippon Daemon, Sadanji as Nango Rikimaru, Tokizo as Akaboshi Juzaburo and Mitsugoro as Tadanobu Rihei. Also featuring Living National Treasure Tomijuro as the magistrate Aoto Saemon.
SHIKAKU BASHIRA SARU NO KUSEMAI
A new dance featuring young Onoe Shoroku who is also the head of the Fujima school of classical Japanese dance.

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Bernanke's Bubble Laboratory

Bernanke's Bubble Laboratory: Princeton Protégés of Fed Chief Study the Economics of Manias
By JUSTIN LAHART (WSJ subscription required)
May 16, 2008; Page A1

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経済学原論は一般的教養科目に値するか(ハーバード大学において)

マンキューのポスト。Crimson writes:

The architects and practitioners of Gen Ed agree: the new curriculum needs to focus on subject matter before method, areas of knowledge before ways of knowing.

なるほどね、私の意見は違うけど。Subject matter with method, areas of knowledge combined with ways of knowingが重要だと思うけどね。Crimson誌で参照されている経済学部のご意見はすべてごもっとものように聞こえる。そして、歴史学者のご意見もごもっとも。Crimson writes again:

One of Gen Ed’s stated missions is to tie what students learn in the classroom to their lives in the present.

私も歴史学部の方と共にこれには賛成。しかし、歴史って重要よね。さて、ハーバードのGeneral Educationの文書を見ると、こう書いてある。

Given the rationale and goals of general education outlined above, we propose that the Faculty adopt a system of general education in which students are required to take one halfcourse in each of the following eight categories:
• Aesthetic and Interpretive Understanding
• Culture and Belief
• Empirical Reasoning
• Ethical Reasoning
• Science of Living Systems
• Science of the Physical Universe
• Societies of the World
• The United States in the World

なるほどね。八分類の拙い翻訳でもしてみようかな。
1)審美的・解釈的な理解(悟性)<つまり、「わかった」と思うことについて>、2)文化と信仰(信心)、3)経験的な論理付け<つまり、事実から議論を裏付ける方法>、4)倫理的な論理付け<おぅ、世の中がこうあるべきだという考え方によって説得する方法?>、5)生態系の科学、6)物理的世界の科学、7)世界の中のいろんな社会、8)世界の中の米国。
 そこで、歴史学部の学部長はこう言っていると:

But Kloppenberg said that unlike some of his colleagues, he is confident that historical study will play a role in five categories: U.S. in the World, Culture and Belief, Ethical Reasoning, Societies of the World, and Aesthetic and Interpretive Understanding.

なるほどね。私もごもっともと思う。ethical reasoningの素養が乏しいので、ちょっとサーチしてみたらこれが出た。universalism, utilitarianism, and personalism、なるほど。なんかKant批判の本を最近読んだなぁ、なんだったけ、、、。健忘症、、、。そうそう、Binmoreだった。ゲーム理論ってどこに入れますかね。審美的・解釈的な理解(悟性)でしょうか。

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Economist Joke

マンキューのポスト。教育の生産関数において人的資本と物的資本に間に補完関係があるが代替関係があるか。ヤレヤレ。

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Larry Bartels, Unequal Democracy: The Political Economy of the New Gilded Ageをざっと読む

41vvfsj5xzl_sl500_bo2204203200_pisi  Larry Bartels, Unequal Democracy: The Political Economy of the New Gilded Age (Princeton: 2008).
 洛陽の紙価を上げるほどのバーテルスの本。想定できる購入者層は次の三つ。第一に、真の政治学者は、APSRやAJPSなどのprofessional journalsに発表されたバーテルスの論文を読んでいるので、本書はもちろん買うが案外は積読になっていて大学院のゼミでゼミ生に読ませるかなどと思うもの。第二に、本を買ってざっとでも読むのは、隣接領域の研究者(income distributionに関心のある経済学徒とか、political economist、社会学者)と良心と時間の余裕を持ったintellectualsのごくわずかだけ。第三に、金があれば本は買うが、本を読まないでバーテルスの書いた関連op-edや、書評や寸評で判断するのが、多くのpublic intellectualsというのが相場。私は第二層なので、ざっと読んだ。
 本書はBartelsの90年代後半、特に00年代の専門雑誌に掲載された業績を本にしてまとめたものである。ですので、テクニカルな批評・批判を真面目にするためには該当する雑誌論文を読まないといけないことになる。そういう作業は当面は時間が無いのでおいておいて、ざっとした印象批評をmemo to selfとして書き留めておくことにする。また、以下に書くことはちゃんとした書評でもない。それは、真の政治学者がperspectiveをもってやるべき作業であるからだ。だから、もし万一、大学院生が「アメリカの政治」や「比較政治学」や「政治経済学」などの授業でこの本の紹介と批判を担当することになったとして、以下に書くことを絶対に参考にしてはいけない。そういうプロの作業は、もっと真っ当にやらなければいけません(えっ、どうやれって?そりゃ、貴方の師匠に教えてもらえばいいでしょう?そのために学費を払っているんだよね、ハハハ)。つまり、甘ちゃんのアマチュアの印象批評であることをお断りしておく。すいません。
 本書は、政治学、とくに比較政治学の専門家にとってmust-read bookであるだけでなく、political economy、所得分配や社会政策に関心のある経済学者や社会学者にもmust-read bookである。なぜなら、本書の主張は、世界で最大のGDP(世界の4分の1)をもち、民主主義の代表国である米国におけるここ20年の民主主義の実態をしめしているからだ。暗黙にも明示的にも、民主主義の模範として考えられやすい米国の民主主義を検討しておくことは一般的に民主主義を検討する上で、そして民主主義を良いと考えてそれを広める作業(いわゆる援助や国際協力におけるガバナンス支援は広義においてこれと重複するところが多い)に関わる上でも重要だからだ。なお、本書の結論をつまみぐいして、結局のところ「民主主義ってこんなもの」と表面的にシニカルになってはいけない。なぜなら、チャーチルが議会演説で言った「Democracy is the worst form of government, except for all those other forms that have been tried from time to time.」というのが民主主義の現実だからだ。これはシニシズムというより冷徹なリアリズムだと解釈すべきだろう。バーテルスもシニカルになっていない。そのことが本書が大統領選挙年に発表されていることからもわかる。ちなみに、オバマが民主党の候補になりそうなこととは微妙にイロニカルである(これは一つのエッセイの題材になるが省略)。So, let's be realistic!
 いろいろ御託を並べたが、本書の発見は大きく二つ。第一に、米国のここ60年の所得分配の変化は共和党・民主党のどの政党が大統領を取るかで大きく影響される。共和党大統領の下では所得分配拡大、民主党の元では拡大せず。第二に、議会の決議を議員の投票行動で見ると、金持ちの意見が反映されていて貧乏人の意見は反映されていない。この意味で、米国の政体は、oligarchyと言わずともunequal democracyと名づけられる。この二つの発見を、ミクロレベルの所得分配データ、選挙データ、そして、世論調査データでしっかりと示している研究である。
 私が考える本書の意義は三つある。第一に、政治学の最新かつ良質の研究をまざまざと見せてくれているということ。第二に、隣接領域の研究者に、所得分配への政治要因をはっきり示した点。第三に、ミクロの政治行動研究へのインプリケーションが非常に強いという点である。もう少し説明しよう。
 第一に、アメリカ政治学はこの20年、経済学の影響を受けて、モデル主義、データ主義が進んでいる。Bartelsもformalな数学での行動モデルを構築しているわけではないが(専門論文は未見)、仮説が明確になり、それを統計で検定するという社会科学の王道が行なわれている。そして、民主主義と平等(経済面で言えば所得分配)を考えるにあたって、経済データ、選挙データ、そして世論調査データを組み合わせ、選挙民レベルでの行動を統計的に考えるという理想的な研究スタイルを示している。比較政治学において、世論調査データだけで民主主義の質とか程度とかを議論し、一国レベルでの集計データで議論する研究(中南米で言えばlatinobarometerとか)は、研究の質において、second rateなのである。もちろん、無いよりはあったほうがいいが、どうしたって研究の質は重要なのだ。
 第二に、経済学者、国際貿易や技術進歩のあり方が所得分配に影響してきたとして、そのどちらが強く影響してきたかを論じてきた。今でもその議論は続いている(例えば、BPEAの最新のKrugmanのpaper)。しかし、あらためて、所得分配への政治要因の重要性をこれほど強く示した研究はないだろう。It pales economists.とくに、p.33のFigure 2.1である(第二章)。サンプルは58であり、内訳は民主党大統領が26年、共和党大統領が32年である。共和党の大統領下において金持ちの所得がより伸びることが明確に示されている。Atkinson (pp.26-27)はすでに指摘しているが、経済学者もより政治要因を考慮しなければならないであろう。
 第三に、ミクロの政治行動が強く意識されていることが重要である。このことを理解するために、Bartelsが指摘する「なぜ共和党大統領が所得不平等を拡大させるのに当選できるのか」についての説明を追ってみよう。Bartelsはまず、選挙民が所得平等に関心を持っていないかを検討する。しかし、選挙民は所得平等に関心を持っていることを示されたので、この仮説は棄却される(第三章)。そこで、Bartelsが出した説明は三つである(第四章)。一つ目は、選挙民は経済に敏感だが、myopicなので最終年の経済に特に敏感であり、四年間全体を見ないというのである。民主党大統領は経済平等に関心をもち、経済刺激をするがゆえに、その効果は第二年目にでてきしてまい、四年目にはガス切れしてしまうというのである。共和党大統領は、インフレを抑えるために経済を二年目に冷え込ませ、逆に第四年目には余裕ができて、経済もそれなりに活性化できるというメカニズムを指摘している。
 二つ目の理由は、貧困層こそが、富裕層の所得向上に選挙で反応してしまうというのである。つまり、貧しいAさん、富裕なBさんの所得が上がるとその政党に一票入れてしまうというのである。Bartelsはこれをclass biasと指摘している。
この発見はBartelsの最大のものだと思う。ただし、メカニズムについては、経済実験も含めて、心理学・社会学・政治学・経済学を動員して解明する必要があると思う。なぜ、隣接領域を総動員すべきかは経済インセンティブ外の行動だからだというのが暫定的な理由。私は、これはtrick down fallacyだと思う。Albert O. Hirschmanが指摘したtunnel effectを考えると簡単にわかるが、片側二車線の長 いトンネルのなかで渋滞が起きているとする。横の車線が動き出したら、まだ自分の車線が動かなくても「あぁ、俺の車線も動くんじゃないか」と期待してしま う。これが私の言うtrick down fallacyである。つまり、富裕なBさんの所得向上を見て、貧困なAさんは俺の所得もすぐに上がるんじゃないかと期待してしまうのであろう。
 三つ目の理由は、富裕層はお金を政治家に寄付するので、これが富裕層の選挙においての力になるという。これについては、選挙資金と選挙当選の相関と因果の問題があるので、もう少し考える必要があると思う。

More data and more detailed analysis will be necessary to confirm the patterns established here and to clear up significant remaining uncertainties --- perhaps most importantly, providing a clearer account of the peculiar sensitivity of voters to the economic fortunes of families at the top of the income distribution. (p.125)

第五章はアメリカ人は平等に関心を持っていることを世論調査で示して、第六章から第八章まで事例研究である(減税、相続税廃止、最低賃金)。
 第九章は、本書の二個目の発見、すなわち議会を見ても、金持ちのご意見が上院議員の投票行動に反映されるという実証研究である。金持ちは投票をよりする、知識もある、政治家とのコンタクトもあるという部分を差し引いても、やはり富裕層のご意見が上院議員の投票行動に反映されてしまうという発見である。これも凄い発見である。私は、貧困層・中間層・富裕層がどういう世論調査でどういうご意見を持っているのかについてのdescriptive statisticsをもう少し見るべきだと思う。ひょっとして貧困層はあんまりはっきりした意見表明をしていないとすると、相関が悪くなるのではないだろうか。このところは、もっともっと丁寧に見ると面白いことがわかるような気がする。第十章はまとめであり、カトリーナ・ハリケーンの事例をエピソードとして使いながら、米国の政体はUnequal democracyだと看破している。
 最後に投票行動についての暫定的なspeculationを一言。投票行動は経済インセンティブからは非合理的であることが経済学的に証明されており、社会インセンティブ(つまり、投票所に行かないと他人の目が気になる、集会で話しに加われない)や道徳インセンティブ(自分の目が気になる、つまり、選挙権を持った自分の権利を行使するところに自分への尊厳をもつ)が発揮されているのだと思う。このような社会インセンティブ・道徳インセンティブによって行動が行なわれる場合にmyopic behaviorが観察されやすいのだと考える。そして、この局面においてjudgement formationに対しての社会(誰とどんな話をしているか)およびマスメディアの役割が大きいのだろう。
このメカニズムの解明については、経済実験も含めて、心理学・社会学・政治学・経済学を動員して分析する必要があると思う。

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今日は木曜日。

 9時半到着して、Bartelsを読みながら健康診断。昼に即席麺を食べて、会議、会議、会議。Sさんとスペイン語談義。帰宅。

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今日は水曜日。

 8時半到着。授業準備。1時限は4年卒論ゼミ、第二回目の発表になりました。2時限は1年ゼミ、第二段階に入りました。なかなか良い。昼休みにおにぎりとサラダを食べて、授業中に授業準備。N先生と会話。4時限は3年ゼミ。ヤキソバ屋も佳境。終わって、Cさんと会話。帰宅、手に入れたBartelsを読み出した。It pales me.

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今日は火曜日。

 8時半到着。1時限マクロ。IS-LMに入りました。2時限、ミーティング、Nさん、Kさんと。昼休み、ゼミ連第一回、お疲れさま。3時限、ミクロ、輸出税の効果を分析して、外部性へ。Aさんと面談。another Aさん、Kさんと面談、忌憚ないことを言ってみました。また別のAさんと面談。授業準備。Y先生と立ち話。帰宅。

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感染地図:歴史を変えた未知の病原体

51fgagbhabl_sl500_aa240_ スティーヴン・ジョンソン『感染地図:歴史を変えた未知の病原体』河出書房新社、2007年(原著2006年)。The Ghost Mapの翻訳。私のような初学者に興味深く読ませる本。面白い。気になる点を2点、memo to self。
 第一に、pp.136-141に進化論者が現代と進化のミスマッチについてしばしば使う議論の典型が見られる。
 第二に、p.202に小さいタフティ批判。これはタフティ自身も認めていることだそう。なお、TufteのThe Visual Display of Quantitative Informationのp.24にSnowの地図が掲載されている。Tufteから入る人は、本書はp.24のスノーの地図についての実際を事細かに書いた本と言えばわかりやすいかもしれない。

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今日は月曜日。

 9時半到着。授業準備。Iさん訪問、ありがたい言葉を頂戴する。Kさん訪問、相談案件について1)調査、2)問い合わせ、3)面談をアドバイス。昼飯におにぎりを買いに行ったらHさんと遭遇、元気かな。戻って授業準備。4時限は経済学基礎、一応は時間通りに終わる。休み時間のBGMはBelanova、メキシコのテクノ・ポップ。Tさんと立ち話から面談になり激励、少し広く考えること。授業準備。S先生の有難い言葉にほろり、等々。帰宅は読書して感動。

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Shimbashi Grand Kabuki, Program A

Hikosan Gongen Chikai no Sukedachi - Keyamura (Keya Village) -
Fuji Musume (The Wisteria Maiden): Fukusuke is great.
Sanja Matsuri (The Sanja Festival)
Kioi Jishi (The energetic Lion Dance)
Ippon Gatana Dohyo Iri (The Entrance into the Sumo Wrestling Ring, with Sword)

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The Tragedy of Current Latin American Monetary Policy

The Tragedy of Current Latin American Monetary Policy
Jose Antonio Ocampo | May 1, 2008
文中でふれているCEPALの推計はこれ。ちゃんとしているかな?

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Argentina: Some facts and some thoughts

Argentina: Some facts and some thoughts
Nicolas Magud | May 9, 2008
 紹介されているIDBのマクロ経済レポート(2008年4月)はこれ

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Be careful -- real export growth looks to have slowed

Brad Setser's Blog at RGE Monitor: Be careful -- real export growth looks to have slowed.

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A Black Swan in the Money Market

NBER Working Paper no. 13943: A Black Swan in the Money Market

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なんとなく美味しそうなうどん屋:つるとんたん

 なんとなく美味しそうなのでチェック:つるとんたん。いつの日か試してみましょう。

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Feldstein: Misleading growth statistics give false comfort

Misleading growth statistics give false comfort
By Martin Feldstein (FT subscription required)
Published: May 7 2008 18:54

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May Grand Kabuki, Matinee

YOSHITSUNE SENBON ZAKURA (Yoshitsune and the Thousand Cherry Trees)
Tokaiya, Daimotsu Ura (Tokaiya Inn and Daimotsu Bay)
These are two scenes from one of the greatest classics of the puppet theatre, which has also become a classic of kabuki featuring the popular young star Ebizo in his first appearance as Tomomori. After the wars between the Genji and Heike clans, the Genji are victorious and their leader Yoritomo is now shogun. But there is a falling out between Yoritomo and his brother Yoshitsune, the brilliant general responsible for the victory. Now Yoshitsune is fleeing through the country and this play fancifully has him encounter several famous warriors from the Heike clan, who are not dead, as history has it.
Yoshitsune (Tomoemon) books passage on a boat to Kyushu, but the captain is actually Taira no Tomomori (Ebizo), a general of the Heike clan that Yoshitsune helped to defeat. Tomomori was supposedly killed by Yoshitsune in the final battle of the war, but in this play, Tomomori is shown as surviving, living in disguise with the child emperor Antoku and his nursemaid (Kaishun). At one moment the captain is a gallant commoner, but in the next, he is Tomomori, a high ranking general close to the emperor. His wife as well is a cheerful commoner who shows her true identity as a high-ranking lady-in-waiting in the magnificent robes of the imperial court. Tomomori uses the opportunity to try to get his revenge on Yoshitsune but is defeated again. Finally Tomomori holds a giant anchor and plunges into the sea.
KISEN
Kisen is part of a series of dances showing the six poetic geniuses of ancient Japan. The five male poets are all shown as being in love with the sixth, Ono-no-Komachi, one of the most famous beauties of Japan. The other dances are set in ancient Japan, but this dance suddenly jumps to the Edo period where the poet-priest Kisen wanders intoxicated by the beauties of the cherry blossoms and of Okaji, a tea stand waitress. Starring Mitsugoro as Kisen and Tokizo as Okaji.
KIWAMETSUKI BANZUI CHOBEI
In the early Edo period, gallant men like Banzuiin Chobei led the commoners. But this incurred the wrath of members of the samurai class, who were theoretically in control. This play begins with a recreation of kabuki in its earliest days, then a fight breaks out which is settled by Chobei (Danjuro). But this frustrates the ambitions of the samurai Mizuno (Kikugoro)

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Economist: A tale of two worlds

Economist: A tale of two worlds (May 8th 2008) こういう話を書くのが英誌エコノミストの特徴であり長所だろう。

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Nudgeを読めってさ

Nudge。お勧めしているのはこの方この方。積読になりそうだが、、、。The New York Review of Booksにも書評が出ました。

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The urgent need to abandon inflation targeting

 Stiglitz, The urgent need to abandon inflation targeting。スティグリッツはimported inflationだからinflation targetingはやめるべきと提言している。

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Silver lining in high food prices

Rogoff, Silver lining in high food prices.  Every cloud has a silver lining.からsilver liningは来ている。仰っていることは至極もっとも。

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Economics 399: Political Economy of Japanese Development

 Hiro Ito's Economics 399: Political Economy of Japanese Development. もう一つのマクロ・シラバスでは、中級のブラッシュ・アップにS. Willamsonのマクロを薦めている。

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Indiana Jones of Economist

 Dani Rodrik's Post, and Freakonomics Posts (I, II, III).  Very interesting. ギッフェン財の話は多少フォローしていたのだが、それが経済実験にまで行くとは、、、。結果はAERのpaperと、食糧補助金による悪影響というインプリケーションまで出た。素晴らしい。これは、ミクロ経済学の教科書を多少は書きかえるに値する発見ですね。19世紀のアイルランドのジャガイモ話を教えるのは飽き飽きしていたんだ。

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食品価格と貧困

 Dani Rodrik's Post. 紹介されているMargaret McMillan et. alのペーパーは、クロス・セクションをやった後に、メキシコの雇用調査と家計調査を使って一国ベースで厳密に検討している。

 穀物価格が貧困にどう影響するかは、net producerかnet consumerであるかに依存する。おそらくurban poorはほぼ確実にnet consumer。rural poorはnet producerの場合と、net consumerの場合がある。このあたりをサーベイするにはこれだったと思う。

【後記】上記サーベイ本(=教科書)の著者が、中心になってまとめたWDR 2008 Agriculture for Development (邦訳はこちら)をパラパラと見てみた。Chapter 4の原著pp.107-110が関連箇所である。Box 4.7は非常に有益で、これを見て、いろんな国のvarietyを考えるだけで、非常に整理が良くなると思う。Table 4.3ではHertel and other 2007を使っている。注32はメキシコの事例(Nicita 2004)。

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今日は水曜日。

 9時半到着。1時限、4年ゼミ、第一回発表終わり、お疲れ。2時限は1年ゼミ、いよいよ本格化。昼飯はパン。4時限は3年ゼミ、グループワークやったり、ヤキソバ屋。帰宅はGさんとたまたま一緒。

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Ken Binmore: Game Theory

51lrmtx53l_sl500_bo2204203200_pisitKen Binmore: Game Theory, A Very Short Introduction (Oxford, 2007)  OxfordのVery Short Introductions シリーズの一冊。日本語で言うなら『教養としてのゲーム理論』であろう。珠玉の名著。A highly recommended book for those who studied game theory a while ago.

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Paul Collier on World Agriculture

Mark Thoma's Post.

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アルゼンチンの農業騒動

Gr2008042602472  久しぶりにWaPoを見ているとGlobal Food Crisisの特集をやっており、アルゼンチン農業話が上手にまとまっている。こういうものはアルゼンチンの新聞を読んでも細かい記事で、全体がわからないので有難い。北米全体としてはwinnerなのだが、consumerは損をするというわけだ。

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バラク・オバマのストラテジスト

 2週間前にMeet the Pressで見たDavid Axelrod。NY生まれだがUniv. of Chicagoに行って、Chicago Tribuneに勤め、20代で政治コンサルになって、シカゴ・ベースで働き、上院議員選挙からオバマ氏のキャンペーンをやっているとのこと。WaPoの記事。Real PoliticsではなくIdealismを売っていることがわかる。Krugmanは更に嫌いになっているし、Brad de Longも困惑してるけど、中西部なんだよなぁ。

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Morgan Stanleyは利下げ予想を撤回

 たしか大マスコミは、先日の経済・物価の展望の発表の後に、日銀は利上げスタンスから中立へと報道したと承知しているが、Morgan StanleyのGEF五月一日でTakehiro Satoは、これまで予想していた利下げ予想を撤回して中立になった。私もこちらのほうが正しいと思う。

The Fed’s decisive moves to avert a crisis have fueled a bear-market rally for equities, and we acknowledge that the chances of a proactive rate cut by the BoJ in the April-June quarter (as we have been forecasting) are now virtually nil, in the face of a likely robust (annualized 3% or so) GDP growth in the January-March quarter. There is still a slim possibility of a rate cut in June or the July-September quarter, but incoming US data flow should improve, backed by fiscal stimulus measures, and we think monetary policy is likely to slip down the market’s agenda in both the US and Japan.

審議委員の物価安定理解が相変わらず0-2%で、中心値が1%程度なので、現在予想されるインフレ率はこのあたり。つまり、引用すると、

まず、第1の柱、すなわち先行き2009 年度までの経済・物価情勢について最も蓋然性が高いと判断される見通しについて、政策金利に関して市場金利に織り込まれている金利観を参考にしつつ点検する。上述した通り、わが国経済は、当面減速するが、見通し期間全体では、概ね潜在成長率並みで推移するとみられる。また、消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比は、均してみれば1%程度で推移する可能性が高い。こうした動きは、「中長期的な物価安定の理解」に概ね沿ったものと評価できる。このように、わが国経済は、物価安定のもとでの持続的な成長を実現していく可能性が高いと判断される。

ということで、現状OKというスタンス。これでは、利下げするはずはありませんね。逆に、インフレ率が2%に近くなれば、forward lookingに利上げするでしょう。交易条件効果については、2回の石油ショックを上回るんだけど、結局は海外部門内で押さえ込めてますといううframingをしているような気がする。すなわち、いろんな相対価格に影響があるという点を言わないという判断をしている。
 この一年で20万人の建設業の就業者が減少したのは、なぜなんだろう?定年や高齢化?それとも資源再配分?図表34(1)を見ると、生産年齢人口はこの10年間減少傾向にあるのだ。約1%の減少率。就業者は0.4%の減少率だった。

080417_1  日経ネット(4月17日)で斉藤太郎氏は雇用に関する二つの統計の食い違いを指摘していて面白かった。

総務省「労働力調査」の雇用者数は、2008年2月に前年同月比0.3%減と、3年ぶりに減少に転じた。ところが、厚生労働省「毎月勤労統計」の常用労働者数は、同2%程度の高い伸びを続けており、両者の動きは大きく乖離(かいり)している(図表1参照)。

理由は非正規雇用の減少にあるらしいとのこと。その要因としては、改正パートタイム労働法への対応、企業側の景気悪化を予想した雇用調整が派遣労働者などの非正規雇用に最初に出ている可能性とのことだ。

 最近の物価高は図表38にわかるように必需品に特徴的なので、この意味でも格差悪化型の景気不調、政府・日銀は何もしないという選挙前には政権党に非常に悪い状況だ。しかし、これで野党が勝てなければ、神風がいたるところで吹いているのだから、これもまたひどいのかもしれない。

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BanerjeeのMaking Aid Work

41hocz3vqvl_sl500_aa240_  BanerjeeのMaking Aid Work、簡単でrandomized experimentを知るのにいい本です。2時間ぐらいで読めます。最初にBanerjeeによる簡単な紹介があって、その後、Angus DeatonとかRobert Batesとかのコメントがたくさんあって、そのあとBanerjeeがrejoinderして、さらにEasterlyを俎上に上げて教育をネタにrandomized experimentの有効性を語る構成になってます。最後は、developmentの現場で、経済学を使って厳密に考えようという風にまとめてます。単に現場に行けばいいんじゃないというところが味噌です。サンプルが一個しかないものは実験できないんですが、scaling-up問題はかなりこれで整理できるような気がします。

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物理的な世界の狭さ

 世界航路について物理的狭さをクルーグマンが論文紹介でレポートしている。これは積読。国際貿易についてのクルーグマンの見識はやはり凄い。

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2008年4月経済・物価の展望

 日銀は2008年4月経済・物価の展望を発表した。リスク・バランス・チャートはあってもなくてもよいというリアクションもあるようだが、私は上ぶれ・下ぶれへのeducated judgementを示すためには良い方法だと思う。期待への働きかけの一助になるだろう。2009年度については、審議委員の「平常時」が判断できるという意味で重要だと思う。
 展望は「交易条件」について詳しく図が描かれているのでinformative。色々と勉強しがいのある図表がたくさんあると思う。エコノミスト総裁の「面目躍如」か。新聞記者は辛いかもなぁ。

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深井雅海『江戸城:本丸御殿と幕府政治』

 深井雅海『江戸城:本丸御殿と幕府政治』中公新書。江戸城内の解説書として面白い。なぜ、公式ルートは西なのだろうか?午後に政治をして、西から日が入るから?グレアム・アリソンの組織モデルみたく江戸幕府の政治を分析するためには前提の知識だなぁ。

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今日は木曜日。

9時半到着。授業準備。昼飯はおにぎり。授業準備。It's frustrating to reconfirm how inefficient I am.  帰宅。

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WSJ: Fewer Latin Migrants Send Money Home, Poll Says

Fewer Latin Migrants Send Money Home, Poll Says
Slowing Economy, Legal Crackdown Said to Cut Flows
By MIRIAM JORDAN (WSJ) WSJ080501remittances.pdf
May 1, 2008
  We knew it would happen, and it is happening.  So, I wonder how the authorities have prepared.

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若者の海外旅行離れ「深刻」 「お金ないから」に「休み取れない」

若者の海外旅行離れ「深刻」 「お金ないから」に「休み取れない」。記事を読むには「News080430tourism.txt」をダウンロード 。If something other than usual economics is going on, it would be interesting.

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NPR: World Traveler Learns Climate Complexities

 NPR: World Story of the Day, April 27, 2008.  "World Traveler Learns Climate Complexities"  米国の大学で学んだ環境NGO関係のコスタ・リカ人大学卒業生が、一年間の海外放浪奨学金をもらって、世界旅行を開始。ベトナムでダム水没の危機にさらされている村でショックを受け、その後の国際会議で「事件は現場で起きている」風のフラストレーションを感じたという話。引き続き旅行中とのこと。Podcastは英語のヒアリング練習に最適。ラテン人若者の英語も聞ける。

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