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Bagehot's Lessons for the Fed

Bagehot's Lessons for the Fed
By RONALD MCKINNON (WSJ subscription required)
April 25, 2008
 マッキノンのWSJ op-ed piece。この前も、ほぼ同じ論調のop-edをWSJに書いていた。要は米国国債を、自国通貨高を嫌って買おうとする外国政府と、Money Marketの担保として手に入れようとする金融機関が争っているとの主張。そこで、金利を上げて健康な金融機関にたくさんの融資をして、金を今までどおり海外からひきつけながら、金融機関を立て直せばよいとの御託宣。第一の疑問は、金本位制ではないのだから、米国債を発行して減税すれば一石二鳥ではないのか。実際、これをブッシュ政権はやることになる。第二の疑問は、金利を上げて米国への外国投資を魅力的にしたときに、海外民間も米国債を買ってしまうのではないか。この場合、外国政府と海外民間が置き換わるだけなので効果はあまり変わらないのではないか。第三に、金利上げて、ドル高にして、非貿易財の貿易財に対する相対価格を上げた場合、つまり、2007年夏前の相対価格体系に戻るということになるのだが、この価格体系が維持可能ではないのだろうか(例:経常収支赤字)。
 とはいえ、financial repressionで名高いマッキノンのheterodoxぶりを発揮したop-ed piece、amusing。以前、師匠がマッキノンとフリードマンは、よくケインズを勉強したはずだとコメントしていた。思い出したので、memo to self。

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