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Econobrowser: Limits to Expenditure Switching? Monetary Policy, Intervention, and Tradability

 EconobrowserによるLimits to Expenditure Switching? Monetary Policy, Intervention, and Tradabilityと題された秀逸なポスト。サービス部門から一次産品部門や製造業部門に労働者が移動するのは大変だと思うので、2009年以降の景気回復の足取りは重くなるのではないかと思う。natural rate of unemploymentも上が(ってい)るでしょう。まさか、Wall Streetのディーラーがトラクターに乗ってとうもろこしの収穫をしたり、デトロイトに行ってGMの車をつくったりするかしら、、、?
 私の勝手な予想ですが、あと半年で公的資金注入と整理回収機構を含む金融部門支援は決まると思う。今年はその混乱もあって、ほぼゼロに近い成長率かもしれない。失業率も高まると思う。しかし、70年代のスタグフレーションとまでは行かないような気がする。2008年後半から2009年には負の資産効果(やっぱり1兆ドル以上の損失だと資産効果は出るでしょう)で消費は落ち込み、投資では設備投資の部分はanimal spiritの欠如であまり出ないと思います。住宅投資は落ち込んだままでしょう。財政は(新政権で何をするか未知数ですが)赤字と公的資金投入であまり動けず、純輸出が多少の望み。しかし、上記ポストから言っても、それから「オランダ病後遺症」で製造業復権とはならないでしょう。ということで、新しい均衡での成長率はやや低めとなるのではないでしょうか。

 金融危機としては、2007年夏が日本の1989年だった。2008年3月はもう日本の1996-7年である。三洋証券や山一は潰れたが、Bear SternsはJP Morganに持参金つきで売られた。2008年初夏ごろが日本の2002年のような気がする。しかし、マクロはもう少しゆっくりと調整が進むと思う。

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