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財務省の思想

Voice2008年3月号。なぜ不景気なのに増税に固執するのか
財務省は経済成長が嫌い』若田部昌澄     142p
加藤淳子氏の著作にまで目が及んでいる。【感想】究極のマクロ経済学者とは、たぶんMonetary Economistだと思うけど、日本では非常に貴重な(絶滅寸前?)動物だということなのだろうか。財務省での経験では育たないのであろう。たしかに、主計でも主税でも育たないような気がする。金融庁でも育たないでしょう。内閣府もなかなかマネーはやりにくい。日銀ではFinancial Market Authoritiesは育てるし、研究内容からはMonetary Economistはいるのだろうが、企画系と市場系には来ないのかも。後は、日銀理論、翁日銀理論の後遺症があるのかも。紐は押せない派ですか。

 さらに、oil price hikeのような影響をsmall macro modelの中で考えられる人というと、非常に少ないのに違いない。ここは私も非常に弱いところでもある。恩師から頂戴したペーパーを読んで勉強しよう。交易条件のようなrelative priceの変化による実質賃金へのインパクト(ここまではmoneyも名目も無し)、rigidityがとにかくあって(なんであるかは宿題)、実質賃金は名目賃金と物価に分けられるから、実質賃金が緩慢に修正されるのであれば、それは実際には名目賃金の修正and/or物価の修正によって行われることになる。しごきのような名目賃金の低下はこうして起こるのか、、、。

【後記】森永氏の論説の締めは素晴らしい。Pointer to this

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