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Paul Krugman: Don't Cry for Me, America

  NYTに掲載されたPauk Krugmanのop-ed。読むには、「NYT080118PaulKrugman.pdf」をダウンロード 。とっても素晴らしいexciting, insightful, educating, and provocative op-edだと思います。ちなみに、(釈迦に説法だとは思いますが)表題のDon't Cry for Me,  AmericaはDon't Cry for Me, Argentinaのもじり。後者は、マドンナの歌でお馴染みかもしれませんが、エビータというミュージカル、「オペラ座の怪人」のウェーバーだったよね。マドンナの主演で映画化。ここからはやっとトリビアのとば口に入りかけたところだが、映画化に際してマドンナの主演に、エビータを国民的英雄と考えるアルゼンチンでは抗議になり、大統領官邸は撮影に使えなかったらしい。うろおぼえでは代わりにチェコかルーマニア、とにかく東欧を使ったんじゃなかったっけ。エビータはエヴァ・ペロンの愛称。エヴァ・ペロンとは、アルゼンチンのペロン大統領の奥さん。
 では、なぜKrugmanがこの題を使ったかというと、アルゼンチンは2001-2年に通貨危機を経験したからである。これ以前にもアルゼンチンは債務危機あり、いろいろと危機のある国なのだが、それはともかく、普通「第三世界」に起こる典型的な通貨危機がアメリカにいま起きているというのがクルーグマンの主張。ご存じのように、クルーグマンの主要な研究業績の一つがこのあたりの国際金融の研究。そのいくつかは、Currencies and Crisesという彼の論文集に収められている。昔、第4章を寝ずに、全部解いて発表したっけ。

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