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三浦 しをん『仏果を得ず』

51fjwkvnrvl_aa240_ 三浦 しをん『仏果を得ず』双葉社。文楽を舞台にした成長小説。芸道を人間的かつ全面的に追う文楽に関わる様々な人々を設定し、その中で文楽を語る若手の義太夫が、それぞれの浄瑠璃の演目をどのように語るかという性根を実際の生活から引き出す様を描く。読み手は、次第に成長していく主人公の様を見て行くと同時に、浄瑠璃が伝統芸能であるばかりでなく、現代的な人間性を描いているということを学ぶことになる。与兵衛とは誰か、樋口とは誰か、治兵衛とは誰か、勘平とは誰か。同じ筆者による『あやつられ文楽鑑賞』とともにhighly recommended for neither young nor adult people.

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