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小林信彦『裏表忠臣蔵』再読

61qthm7pewl_aa240_ 小林信彦『裏表忠臣蔵』。1988年11月出版。1986入学だから、大学3年生の11月ということ。あの頃は、スペイン語漬け(月から金まで毎日ネイティブの授業and水曜日はProf. Mizon ( Maria Isabel Mizon Morales)と朝10時から夜6時までのスペイン語会話)の春学期を通過し、キュラソー島の少年野球団の通訳兼助手をやった夏休みを終え、Intercambioの試験に通過し、秋に日本に帰ってきたT川先生の二週間に一回の文献購読ゼミをやっていたところだった。
 ちなみに、二週間に一回じゃ、楽なんじゃないと突っ込みを入れそうになった貴方/貴女(?)、文献は政治経済学の英語論文(20ページ程度)でっせ。これを毎回全員が事前に読んで、ゼミの前々日までに要約とコメント(3000字ぐらいだっけ?)を書いて提出する。当日は、赤字を入れられた自分のコメント・ペーパーが返却され、論文の理解とポイントについて、的確なT川先生の司会のもとで真剣なシンポジウムが毎回展開された。そうか、T川先生のシンポジウムの司会が凄いのは、ああやって練習しているからなんだな。
 私の記憶が間違いでなければ、アフリカ政治が専門のE藤先生(当時は院生?)や、国際行政が専門のS山先生(当時は助手?)もなぜか学部の授業なのに出ていらしたような気がする。そうか、アメリカから帰ってきたT川先生、キラキラ輝いていたんでしょうね。そう、『従属の政治経済学 メキシコ』の出版年月は1988年9月でした。そうそう、この教科書の第一版にもなった『国際経済学』の授業に格闘していたのもこの頃だったでしょう。いやぁなんにもわかってなかったなぁ、、、私。じゃぁ今はわかってるのかと尋ねられると辛いものはありますけど、、、。

 かなり脱線してさまよいましたが、そういう頃に初めて読んだ『裏表忠臣蔵』。日本史は知りませんでしたねぇ。今読むと、それなりにわかります。二月の仮名手本の通しも拝見させていただきましたし(結構なものでした)、八月に「裏表先代萩」も観ましたから、忠臣蔵基礎知識もつきましたし、裏表感覚もなんとなくわかります。そう、現代史を裏表みます、というのが私の小林信彦読書になってます。『日本橋バビロン』を読み、幸田文の『流れる』を読んだ今、外者なりのなんとなくの土地勘がつきます。やたら天災が多かった元禄については、これも読んだのでなんとなく間違わないのではないかと自分に期待してます。

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