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これから研修での体験も活かして頂ければ...

 私も講師として参加させていただいたJICA G国研修(国別特設研修「公共政策の計画立案能力向上」)についての記事。当選された市長の方々も、他の方々も、研修での体験を活かして頂ければと思います。

 私の個人的な感想ですが、この研修は、米国での著名ビジネス・スクールの短期間Executive Courseと似ていると思います。第一に、箔がつく。こういう効果があるのは無視できません。履歴書に「Haーバード大学でのExecutive Courseに参加しました」とか書いてあると、あぁstarなんだなぁとシグナリングされますね。選ばれて日本に行った、っていうのもちょっぴり箔になるかもしれない。それは否定できないでしょう。第二に、参加期間でこれまでに体験したことをreflect(反芻して考える)ことができます。この意味で新しくCourseで教わることは触媒にしかなりません。これまでの経験を1か月とかのまとまった時間で外地でよく考えることができます。だいたい、Executive Courseに参加するような人は仕事ができて、(金持ちのボンボン以外)忙しい人がほとんどですから、ちょっと立ち止まって考える時間というのはとても有効なんだと思います。そういう時間の隙間を与えるということでしょう。第三に、Executive Courseに参加する他の人との出会いです。だいたいの人がなにかしら功を成り遂げてきた人ですから、お互いに話すとかなり勉強になります。その意味でも、講師は触媒にならないといけないわけですね。知識はそこにある。以上のように考えると、競争相手は、Kネディ・スクールとかでやっているかもしれない短期Executive Courseということになりますね。逆に、JICAのお金でKネディ・スクールに外注(outsourcing)したら、本研修と比べてどちらが安いかということになりますね。そうね、飛行機代は高いけど、その他のところは(講師代も含めて?)安くついていると推測します。とすると、cost competitiveですね。

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Comments

研修メリット3点、同感です。バルセロナのIESE,ESADEもアットホームな親身の指導、チームワーク、スペイン語での講義という3点を売りに、世界トップクラスを維持していますが、似てますね。本研修のcost performanceは世界一でしょう。

Posted by: TK | 2007.10.14 at 04:43 PM

コメントありがとうございます。もちろん、教えている内容が駄目だと触媒にもならないのですが、教えている内容が良いときには、上記に書いたことが真の力を発揮するのではないかと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: ひさまつ | 2007.10.14 at 09:43 PM

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