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所得格差と不満

 大竹文雄のブログで、所得格差と不満についてコメントされている。関連して、読売新聞にはこういう記事が出ている。

日本の「富裕層」、147万人に…金融資産100万ドル超

7月7日20時10分配信 読売新聞

 100万ドル(約1億2300万円)以上の金融資産を持つ日本国内の「富裕層」が、昨年1年間で5・1%増加し、147万人となったことが、米証券大手のメリルリンチなどが実施した調査でわかった。

 増加率は、前年(4・7%)を上回った。富裕層は企業経営者が多いとみられ、同社は「戦後最大の景気拡大が続き、ビジネス環境が好転したことが要因ではないか」と分析している。

 世界全体の富裕層は、新興国の急成長を背景に8・3%増えて950万人に達した。日本の富裕層はこのうち15・5%を占め、米国に次いで世界2位となっている。

 さて、同Freakonomicsの6章によれば、名づけなどの文化(生活スタイル)について、各階層は上層の振る舞いを真似するとの仮説が提示されている。ある種、cascadeと考えられるであろう。Hirschmanのモデルも合致しているかもしれない。とすると、中上階層の不満は、上階層の生活スタイルとの格差にキャッチ・アップできないことなのではないだろうか。つまり、全体の経済格差ではなく、部分的な経済格差が不満に繋がるのではないだろうか。

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