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グループ面接の前に考えてもよいこと

 学生のお求めに応じて、なぜ会社はG面接をしたいかちょっと試しに考えてみました。つまり、個人面接じゃなくて、GDじゃなくて、なぜ会社はG面接をしたいのでしょうか?もし、それが単純に時間の問題だけであれば、個人面接と同じ準備でよいはずです。なぜ会社はG面接をしたいのでしょうか?会社はあえてG面接をすることで何を見ているのでしょうか?そこに答えがあるはずです。私には正解はありません、当たり前だよね。ここを仮説で乗り切るしかありません。

 グループになると、若干のgroup dynamicsが発生します。いくつか具体的な状況を考えてみましょうか。たとえば、ある質問に対して、私がA,B,Cと3点答えたいとします。前の人が、Aと言ってしまいました。私はどうするでしょうか?『3点あります。先ほどの方のお答えにもあったようにAが大事だと思います。それに加えて、BとCです。』と言うのでしょうか?この場合には、『先ほどの・・・』という部分がgroup dynamicsです。

 次、同じ状況ですが、前の人が非Aと言ってしまいました。私はどうするでしょうか?『3点あります。第一にB、第二にCです。第三に、先ほどの方の意見とは異なり、私はAが大切だと思います。なぜなら、・・・だからです。』順番を工夫する必要がでてきました。これがgroup dynamicsです。つまり、G面接では、周りに配慮しながら、自分の言いたいことは譲らない態度(のバランス)が重要であると私は思います。

 また、自分がG面接に臨む雰囲気といったものを大事にしたほうがいいと思います。例えば、会社に入社してから、会社の部の5人で別会社にプレゼンに行くといった状況を考えてみてください。こちら側から喋る人間は、基本的に一人の代表でしょう。周りの4人はどんな顔をしていればいいのでしょうか?つまらなそうな顔?緊張した顔?とくに、この代表がやや間違ったことを言った場合にどんな顔をしたらよいのでしょうか?G面接において、他の人が喋っているときに、自分がどう振舞ったらよいか?あたかもグループでプレゼンに伺ったかのような顔をしていたらどうでしょうか?

 たぶん会社は、自分で考える人が好きです。G面接本を比較するのは別に悪いことじゃありませんが、重要なことは、なぜ会社はG面接をやりたいかを考えることです。そして、そこに仮説をもち、それを試す。

 比較的、G面接で通った経験談をうかがったときには、面接担当が感心を示した、もしくは、声を出して笑ったという場合が多いような気がします。たとえば、去年の有名バッグ店ST(愛嬌がとっても重要)のG面接。自分をよく表す好きな全体写真をもってきなさいとの言葉に、友達に相談したYさんは、友達から銀座行こうぜと言われて休日で歩行者天国の銀座へ。和光+銀座三越+日産ショールームの、いわゆる銀座四丁目交差点にて有名な和光の大時計を入れた俯瞰ショットをとりました。

 G面接で、ずらっと並んだ女の子の前で、面接担当は、「これって凄くなぁい?」と写真を見せながら、横一列に歩いてくれたそうです。Yさんは本当に恥ずかしかったと言ってました。同じG面接、貴方の自慢できることは、という質問で、揃った面々が、「留学しました」、「○○ができます」との声の中、自慢なんてないと思ったYさん、えぃいいやと思って、「私、天然パーマです。この巻き毛は自然なので、時間がかかりません」と笑いをとりました。これこそ、緊張の中での愛嬌。ひときわ目立つ発言だったでしょう。それも、別にYさん笑いとりを狙いにいったわけじゃない。「これはまぁ自慢できるから」という普通の気持ちがオリジナルな発言を生むのです。

 G面接に臨む態度について、自分でイメージしてみましょう。個人面接ともっとも違うところ、たぶんグループでの態度を問われるところではないでしょうか?

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