« 1株当り利益率と長期利益率の推移 | Main | 佐々木 俊尚『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』 »

辻太一朗『採用力のある面接』

027543330000 辻太一朗『採用力のある面接:ダメな面接官は学生を逃がす』NHK出版。
 たぶん、副題と主題を代えたら、爆発的に売れたかもしれない本。採用サイドにこういう面接をしなさいと語りかける本。こういう本が出ると思ってたのよ。面接ものは、学生にあぁしなさい、こぅしなさいと語りかける本で、私からすると非常に信憑性に欠ける。derived demandなのだから、採用サイドの話があって、それを踏まえてこういう面接をしましょうという語りかけの本が王道。そして、こういう本を研究したほうが、実はsupply side(学生側)からの面接戦略も錬りやすいのだと思う。
 なかなか、話がうまい。pp.32-34、運と縁の違い。p.36、「わかった感」とリアリティ。p.43、面接側のチェックシートのポイント。p.45、『集団面接では目立つことが重要なのではないからです。「前の人と同じなのですが、ここはこうです」と答えればいいのです。』。p.86、コミュニケーション能力の4つの分類。言語による伝達手段と言語外による伝達手段が横軸で、縦軸に相手を理解できているか、そして、自分を表現できているかと二つに分類。そして、論理的な印象と、親近感に落としていくのは納得。p89からの論理系と感情系コミュニケーションのチェックリストは、negative listではなくpositive listに見ることが肝要。p.95、ストレス耐性。p.114、『私は学生には、「先輩に話すような話し方をしなさい」と言っています。』、一方では、先輩がいない人はどうする?他方では、先輩を持つことの重要性。p.115、ラポートトーク=相槌+確認・要約+感想。p.116、「縦の論理」と「横の論理」、縦は「どうして?」⇒抽象から具体へ、横は「他はどうなの?」。後のほうになると、経験談が多くなり、個別エピソードのオンパレードになる。

|

« 1株当り利益率と長期利益率の推移 | Main | 佐々木 俊尚『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』 »

大学生の就職活動」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 1株当り利益率と長期利益率の推移 | Main | 佐々木 俊尚『次世代ウェブ グーグルの次のモデル』 »