日銀総裁会見
下線部。二本目の柱ではデフレ・スパイラル経路に再度落ちるリスクは全く考慮されていない。喉元過ぎれば、、、。
(問) 確認ですが、2つの柱の両方とも踏まえたということでよろしいでしょうか。
(答) その通りです。本日の公表文「金融市場調節方針の変更について」において、基本的に第1の柱、つまり「先行きを展望すると、生産・所得・支出の好循環メカニズムが維持されるもとで、緩やかな拡大を続ける蓋然性が高い」と述べています。そしてまた、「仮に低金利が経済・物価情勢と離れて長く継続するという期待が定着するような場合には、行き過ぎた金融・経済活動を通じて資金の流れや資金配分に歪みが生じ、息の長い成長が阻害される可能性がある」と、この2つのことを述べています。そして日銀としては「2つの『柱』による点検を踏まえた上で」と明記しておりますので、この公表文でも明確にさせて頂いたつもりであります。
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