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ES通過には、作りこみが必要。

 ES、すなわち、エントリー・シートというのは不思議なもので、適当に書くと落ちる。そして、真剣に時間をかけて丁寧に書くと通るのだが、そのときは応募した他の人もみんな通ったような気になるものである。
 この書き込みでは、ESで通過するためにはかなり作りこむ必要があることを議論する。第一に、ESの通過人数を推測し、第二に、ESの応募人数を推測し、第三に、ESの選考方法を試論する。結論は、上・中・下の三つの質のESがある場合には、中程度のESは落とされる可能性が高いということ。じゃぁ上のESを書くにはどうするのかというのは最後にちょっと書く。
 当該企業について、ESが通ったあとのグループ面接を以下のように行うものと仮定する。一回4人ぐらい、ブースを4つ作って、1日10コマ、5日やれば800人。
 次に、800人枠に対して、何人ぐらい応募したか目の子で計算してみる。2月9日の日経には日経就職ガイド広告特集があって、就職希望企業調査が出ています。希望企業を5つ選ぶものです。
 5137サンプルで、当該企業が35人であるとする。全国の大学生は250万人いて、3年生は約4分の1で62.5万人。その8割が就職するので50万人。これに35/5137をかけると、3400人ぐらい(暇だったら自分で電卓叩いてくださいね)。3400人から800人選ぶんだったら、倍率は4倍強。
 3400人という本計算がunderestimateしている可能性は、希望企業を5つ選ぶ調査ですが、実際に学生はもう少しはESをだすという点。overestimateしている可能性は当該企業は関東圏内の学生が偏って応募するということ。この二つが打ち消しあうとすれば、やっぱり倍率は4倍ぐらいだったということ。
 さらに、具体的なESの選び方に入る。私なら、パァッと読んでESを上・中・下と三つの山に分けます。3400枚で担当は二人でクロス・チェックして計5時間かけるとして、1枚3分~5分で片付きます。それで三つの山に分けて、だいたい3分の1の目分量にします。それで上のものだけとって人数数えて、職種で調整すれば800枚になります。
 非常に大雑把な目の子計算ですが、たぶん当たらずとも遠からずではないでしょうか。一つ言えることは、上しか通らないということ、言い換えれば、中程度のESだと落ちる可能性は高いということですね。かなり作りこまないといけない。これが日経の就職希望調査に掲載されるようないわゆる人気企業の実態でしょう。では、上のESを書くにはどうするか、それはIQと愛嬌しかないでしょう。もひとつ付け加えれば愛情です。

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