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中川右介『カラヤンとフルトヴェングラー』

4344980212_01__aa240_sclzzzzzzz_v4530082 中川右介『カラヤンとフルトヴェングラー』幻冬舎新書022。

 カラヤン(「唐やん」ではありません)、フルトヴェングラー、チェリビダッケという三名の指揮者が第二次世界大戦前後にどのように身を処したかをめぐる人間像を描いた作品。人生は大事件の前後も続くので、非常に興味深い。同様に、明治維新は河竹黙阿弥によって連続されているかもしれない。

 さて、本書について一つ疑問なのは、あるコンサートが聴衆から大喝采を得た「事実」を、それを評する新聞評の紹介と独立して、どのように確定できるのだろうか?例えば、

聴衆は絶賛したのだが、新聞批評は攻撃的論調だった。(p.191)

そういう表現がたくさんあり、どうやって事実を確定するのか教えてもらえると有り難いなぁと思った。新聞批評自体に、「聴衆は絶賛したが、この演奏は駄目だ」とか書いてあるのだろうか。

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