メキシコの社会閣僚も決まる
社会閣僚も発表された。注目は、Beatriz ZavalaがSEDESOL。Josefina Vázquez Motaが教育大臣ということ。前者については、Wikipediaのエントリーはこれ。下院で社会発展委員会の委員長をやっていたというところが非常に興味深い。後者は、非常によくできた人事である。教育の質を高めるのはメキシコの重要政策課題だが、Gordilloと対抗できるのはこの人かも。
あとは、Gobernacionか。これはAMLOの動向、州知事との関係もあり最重要な閣僚。Vázquez Motaも消えたので、誰なのか。実質的な「首相」の重みがあるだろう。9月20日に載せた「カルデロン人脈記事」を見ると、あとはFrancisco Ramirezがいるが、この人はグアダラハラ人脈で、そっちはAlberto Cardenasで使っちゃったので無いか。Juan Molinar Horcasitasはまだ出ていないか、、、。でも、これでは対議会でtripartisan的な雰囲気は作れないのかなぁ。
左はEl UniversalのAlarconによる11月24日の漫画。経済閣僚と社会閣僚という政府の両輪が決まっても、所詮は自転車の両輪、迫り来る難問を乗り切れるかわからないということ。ただし、こういう実情が国民に期待として共有されているとすると、下から発進できるので多少はよいかも。
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