マンキュー経済学 [第二版] ミクロ編 パワーポイント 日本語スライド
【自学自習かつ講義用スライド】現在、世界でもっとも使われていると言われるグレゴリー・マンキューのPrinciples of Economics、日本語書名では「マンキュー経済学」。そのミクロ編の授業スライド英語版を日本語にしました。こちらをどうぞ(元の英語版はこちらです)。12章だけは「米国の財政」がテーマであり、私の授業と関係が薄いので作ってません。リンク・フリーですので、自習用や教育用にお使いになりたい方はどうぞお断り無く、公共財だと思ってご随意にお使いください。3年前にこの教科書を使おうと思ったときに、誰かが日本語版を作っているかしらと私なりに丹念にサーチしましたが、見つからなかったので自作したものです。私自身は3年間使う間に、当初の翻訳における日本語の誤字脱字をかなり修正しましたが、まだあるかもしれませんので、万一ご利用の際はお気をつけ下さい。英語版の明白な要修正事項も直してあります。情報を加えたところも若干あります。もしerrorなどありましたら、コメント等で教えて頂ければ幸いです。ただし、英語版の作成元とは連絡をとっていませんので、何かクレームがついたら、すぐにWebから外しますのでご了承ください。
【後記】もし、「私はMicrosoft Office PowerPointを持っていないからダウンロードしても勉強できない」などとお悩み(?)の方へ。PowerPoint ViewerをMicrosoftのサイト(ダウンロードセンターとか言うのかな)からダウンロードしてください(PowerPoint Viewer 2003で大丈夫です)。これは無料です。PowerPointは作れませんが、読めます。自学自習にはそれで十分のはずです。皆さん、マンキューで、言葉と図と表と数値例の組み合わせ(これが現代社会!)で理解する仕組みを会得してください。
【追記】翻訳の文体ですが、私なりに翻訳書に合わせて作っています。つまり、最近の経済書にある「より親しみやすい文体」にはなっていません。教科書と合わせてますのでご了解ください。なお、これを勉強して、もっとミクロをやりたいという方には、三土修平『はじめてのミクロ経済学』(数学が不足していたら小島寛之氏の著作で補完してください)をやり、その次に、ヴァリアンの『入門ミクロ経済学』を英語オリジナルと対照しながらやってください。この際、両書とも必ず問題を解いてください。ここまでできたら、後はお近くのミクロ経済学者にご相談ください。誰でも次に読むべき本を教えてくれるでしょう。
たぶん、一般の方は、なぜ「はじめての」とか「入門」とか入っているのかと思われるでしょう。私の位置づけでは、マンキューは初級、三土は初中級、ヴァリアンは中級です。いわゆる経済学原論(Principle of Economics)という講義用の世界基準の教科書がマンキューです。数学を同時にやっておくと、ヴァリアン(原著にはintermediateという言葉が入っています)という中級に飛ぶことができますが、このジャンプはやや辛い。そこで、日本語なら三土が便利です(英語ならBrowning and Zupan)。つまり、苦しい説明ですが、原論を通過して「はじめての」ミクロ経済学というわけです。では、なぜヴァリアンに翻訳者は「入門」という名前をつけたのか。たぶん編集者の都合だと憶測しますけど、あえて苦しい解釈をすれば、入門とは「道場への入門」を意味しているはずです。「さぁ、かかっていらっしゃい。」つまり、ミクロ経済学の道場というものがあれば、たしかにIntermediate Varianはその入門本かもしれない。あぁ苦しいね。
【後記081118】変更点一つ:リンクのhttpsをhttpに変更しました。それから、コメント一つ。日本で生活する人が、マクロ経済学を学ぶためには、マンキュー経済学マクロ編は(もちろん良い教科書ですが)大推奨文献ではありません。マクロ経済学は「一国経済」の動向を考えるための学問なのでアメリカ人用の教科書(例:マンキュー経済学)は、アメリカ経済をわかるための教科書になっています。つまり、どちらかと言えば、日本語で書き下ろされたマクロ経済学の教科書のほうが、原理的には、日本経済を理解するための教科書になっています。例えば、飯田・中里『コンパクトマクロ経済学』(親世社、2008年)はお勧めできます。読み方は、第1章を読んだら、第8章に行ってマクロ経済学で取り扱われる具体的事象を眺めてから第2章に戻られることをお勧めします。併せて、岩田規久男氏が書かれているたくさんの新書を年代の新しいものから読んでいくこともお勧めします。
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