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経済財政諮問会議の民間議員内定

 御手洗富士夫、丹羽宇一郎、八代尚宏、伊藤隆敏が内定した。日経2006年9月30日(土)朝刊3面によれば、総裁選投票日の二日前の18日に大田(現、経済財政担当相)を含めた6人の学者が一人30分の安倍氏の面接を受けたという。面接には、竹中平蔵氏もいたという。八代氏はミクロの構造改革の専門家、伊藤氏は国際金融およびマクロ金融の専門家と言えるだろう。ミクロの構造改革は安倍氏の主張と整合的だし、マクロ経済運営としては日銀の金融政策が重要だから、これも良いだろう。さらに、国際マクロとしては、米国の経常赤字、東アジアの経常黒字というglobal imbalancesが課題なのだから、伊藤氏の主導によりその認識が会議で共有されるのは良いことだろう。日経に掲載された伊藤氏の「就任の弁」が、経済外交や自由貿易協定の促進などであったは、ちょっと意外であった。まぁ、今に残りの三名の名前も明らかになるであろう。

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Detainee Bill

 米国で可決されたDetainee Billに関するNYTのeditorialを読むためには、「NYT060928editorial.pdf」をダウンロード 。So much for the Magna Cartaと書いている研究者もいる。ううむ。

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魂のコラム

 振り返ってみると、8月(9月ではありません)後半のキーワードは「魂」であった。僕は魂があるか、君は魂があるか、この企画には魂があるか、あいつには魂があるか、そういうことばかり話していたような気がする。魂って何なのか、難しい質問で正解は人それぞれあると思うけど、まずは「当事者意識」だと思う。僕は当事者なのか?!これって君の問題なの?僕の問題?君は当事者?もし英語で訳すとすれば、ownershipだと思う。9月下旬のゼミ合宿をやっていても、伝えたいことは最終的にはほぼこれだけ、「魂」。愛嬌もIQも、煎じ詰めると「魂」あってものこそ。Try and Errorもそう。「魂」無き「間違い」ほど、時間の無駄は無し。しかし、「魂」がある「間違い」ほど、学習効果が高いものはない。僕は魂ある?君は魂ある?あいつは魂ある?

 御託が多く、大変恐縮だけれども、サッカーについて魂のコラムはこれ。素晴らしいね。

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メキシコドキュメンタリー映画祭

Imgs_map  メキシコドキュメンタリー映画祭が10月14日から20日まで渋谷のユーロスペースで行われる。ホームページはこちら

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FT on Abe's Information

 FTによる安倍首相の紹介記事を読むには、「FT060915TheSonAlsoRises.pdf」をダウンロード 。なんと言っても、タイトルが楽しい。

 後日気がついたのだが、Junzo Matobaという人物が安倍の支援者として出てくる。おそらく、この人こそ内閣官房副長官(事務)の的場順三氏であろう。とすると、安倍首相はなかなかの人事をやったことになる。FTの記者を山口まで連れて行った人を官房副長官(事務)にすえるとは豪腕人事だ。

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A few harsh words from WSJ on Abe cabinet

 こんなこと覚えていないよ、、、。

The economy minister will be Hiroko Ota, who during former prime minister Junichiro Koizumi's term sat on the Council on Economic and Fiscal Policy when it decided major economic policies, while the finance minister will be Koji Omi, 73, a long-serving politician who as economy-planning minister in 1997 wrongly predicted Japan's economy would recover "around the time cherry blossoms bloom," though it continued to deteriorate for years.

 厳しいね。

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A view from (under) the long tail

 FTに掲載されたJames Boyleによる"A view from (under) the long tail"を読むためには、「FT060928Boyle_neweconomy.pdf」をダウンロード 。a highly amusing piece.

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The tide of corruption threatening China’s prosperity

 FTに掲載されたMinxin Peiによる"The tide of corruption threatening China’s prosperity"を読むには、「FT060926Pei_China.pdf」をダウンロード 。この方は、China's Trapped Transition: The Limits of Developmental Autocracyという本も出しているらしい。comparative politicsのpolitical economyでは、たぶんmust-read bookの一つなんだろう。腐敗は規制の増加関数でもあり、ビジネス・チャンス(nearly equal to経済成長)の増加関数でもある。民主主義の減少関数であるかはよく知らない。

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今日は木曜日。

 9時半到着。雑務、シラバス作り。昼飯はN先生と定食。学食でMさんと遭遇、ニコニコ。シラバス作り。Nさん訪問、thanksそして、よろしく。印刷。帰宅電車では足を組んで寝てしまい、右足がしびれる、トホホ。

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安倍内閣、チーム安倍、ふぅん。

 日本の政治はあまりウォッチしていないが、気のついたことをいくつかメモ。

 ①Who decides PM's agenda? マスコミでは「官邸のホワイトハウス化」などと言っているが、そうであれば、誰が首相の日程を管理するのかが重要になる。小泉首相のもとでは飯島秘書官だったと言われているので、それが継続すれば安倍首相の政務秘書官である井上義行氏になる。先日の組閣を思案したという河口湖別荘にも同伴したと言われており、また、韓国のマスコミも強く注目している。これ。ただし、藪から棒に日程というのは一個人が決めるものではないよね。重要なのは、安倍政権において、A)誰が一週間に1回、もしくは毎日でもよいが、個人的に定期的に会えるのか、B)誰が会いたいときに会えるのか、という権限であろう。「権限」と書いたけれども、これは、時の政権が決めることなので、ここをしっかりしないと政権はとてもゴチャゴチャする。新しく決まった首相補佐官はどの程度頻繁に、かつ定期的に、個人的に首相に会えるのかが、不満の源泉になろう。

 ②政権ラインの比較論。田中→竹下→橋本→小渕→小沢というラインと、福田→安倍父→森→小泉→安倍JRというラインを比べてみるのも興味深い。「均衡ある発展」というミクロ政策を推進した田中、赤字公債を初めて出した福田、消費税を導入した竹下、総理になれなかったが、秘書官として安倍JRを政界にいれた安倍父、そして、政界の「ゴッド・ファーザー」役を自認する森、五大改革とくに官邸改革の制度改革はつくったがパフォーマンスは悪かった橋本、そしてたくさん財政赤字を出した小渕、パフォーマンスが良かった小泉、若くしてLDPの幹事長になったが首相にならなかった小沢、若くして幹事長になり首相になった安倍JR。

 ③短期には誰が次の経済財政諮問会議の人事(元重氏?)を決めるのか、中期には誰が次の日銀総裁+副総裁の執行部を決めるのか。マクロ経済としてはBOJがとても大事。安倍首相→塩崎官房長官(BOJ出身、55才、だいたい同期は理事クラスかしら)・根本匠首相補佐官(建設省出身、経済財政担当)→高橋洋一首相秘書官(自称「財務省と切れているby日経」財務官僚)。このまま行くと、たしかに状況によっては竹中総裁の可能性は皆無ではないだろう。それから、根本氏は経済財政諮問会議とどう絡むのか。田村耕太郎政務官(経済財政・再チャレンジ・金融)は経済財政諮問会議に参加するとの意志。では、林芳正副大臣はどうなの?(後日、「(行革、規制改革等担当)」と判明)金融は山本・渡辺・田村の体制とのこと。

 ④小ネタ。小泉首相はMOF派と言われ、たしか退任ちょっと前に武藤日銀副総裁+藤井事務次官などと夕飯を食べていたはず(9月24日:日中は宿泊先の東京プリンスホテルパークタワーで過ごす。▽18時47分 同ホテル内の中国料理店「陽明殿」で武藤日銀副総裁、藤井財務次官ら財務省幹部、OB。▽20時49分 会食終了。宿泊。by日経9月25日朝刊)。それから、慶應関係も強かったと言われましたね。このあたりは今後はどうなるのか?

 ⑤小ネタ2。骨太の方針、工程表などの草稿を書いていた(もしくは、書くことのできる)ベスト・ポジションである内閣府の経済財政運営担当政策統括官(昔は、岩田一政氏、大田弘子氏)には現在は、経済企画庁プロパーの藤岡文七氏がいるとのこと、前任は沖縄振興局長とのこと。力量はいかほど。ここはおそらく経済財政諮問会議とも関わってくるはず。なお、『新政権への視点(最終回)責務は改革総仕上げ――大阪大学教授本間正明氏(経済教室)2006/09/28, , 日本経済新聞 朝刊』は示唆に富む。米国と英国の間って具体的になに?

 こんなところかしら。

 ⑥追加極小ネタ。米国ホワイトハウスにまだNECってあったのね。

 ⑦追加小ネタ。一つの試金石は、9月26日日経朝刊で「駆け込み」的に報じられた『新政府系金融、法人税非課税を検討、政府原案、2008年10月の統合後も』の取扱であろう。高橋洋一氏は財政投融資についてプロ

中小企業金融公庫などを統合して二〇〇八年十月に発足する新政府系金融機関への法人課税を見送る案が政府内で浮上してきた。「民間会社と異なり、利益追求を目的としない」ことが理由だ。だが、政府出資法人である成田国際空港会社などは課税対象。特別扱いに批判が強まりそうだ。
 中小公庫や農林漁業金融公庫、国際協力銀行などは〇八年十月に統合し、株式会社に転換することが決まっている。政府は来年の通常国会に関連法案を提出する予定で、税制の取り扱いが焦点となっていた。
 現在は中小公庫などには法人税がかからない。一方、〇七年十月に持ち株会社に移行した後の日本郵政公社や、成田国際空港など政府出資の株式会社の大半には法人税がかかる。中小公庫などがくら替えする新機関も「株式会社なら税金を納めるのが当然」との見方が強かった。
 これに対し、関連省庁の協議では「新機関には政府が将来も全額出資を続けて民営化しないので、民間とは競合しない」との理屈を盾に法人税を課税しない構想が浮上。関連法案の政府原案に盛り込むことを与党に提示する方向だ。
 そのまま通れば、民間との競争条件が不公平になるとの声が出るのは必至。「納付金」として利益の一部を国庫に納付することも検討するが、税金より義務は緩やかで、強制徴収される性格のものではない。民間会社と同じ会計・税制の仕組みを適用しない限り、効率経営を目指す株式会社化の目的は達成できないとの見方が多い。
 一方、株式会社に転換後に政府が株式を売却する日本政策投資銀行は原則として法人税は課税される公算。すでに納税している商工組合中央金庫も払うことになりそうだ。

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内閣官房スタッフ10人決まる

 世間で注目されるのは首相補佐官付で任命された高橋洋一氏(経済財政、財務省)であろう。日経夕刊2006年9月27日2面。ブログ界では『暗黒卿』などと揶揄されているらしい、可哀想に。

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今日は水曜日。

 9時半到着。雑務。N先生と昼飯、ミーティング。雑務。Tさんと会う。Oさん研究室訪問、英語頑張れ。シラバス作り。買い物して帰宅。

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今日は火曜日。

 10時半到着。片付け。雑務。昼飯は定食。メール打ち等々。ちょっとHomepageの写真入れ替えて、ハンドブック修正して、帰宅、帰宅途中にドーフマン・スタイナーの公式が勉強できて儲けもの。BGMは"TELL ME, TELL ME"、ギターの音色が美しい。

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今日は卒業式。

P9250091 今日は10月入学・9月卒業生の卒業式でした。ゼミ生Cさん、ご卒業おめでとう。今後ともご多幸をお祈りしています。その後は、小宴に出席して、HさんやAさんなどと懇談。その後、会議に参加して、帰宅。

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合宿回顧

1_waiting2_class3_gd4_zentai5_swan6_fireworks7_bus8_fqhl ①バス・ターミナルで待ち合わせ、②発表開始、③夜のグループ・ディスカッション(題:「SMAPが売れ続けている理由とは」・「組織とは何か」・「10年後の日本を食べ物で表現して説明してください」)、④二日目の集合写真、⑤湖の白鳥、⑥花火、⑦最終日のバス待ち、⑧富士QHLでお楽しみ。

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ゼミ合宿終了

P9220035 二泊三日のゼミ合宿、首尾よく終わりました(Eさん、参加できなくて残念でしたね)。初日、二日目の発表も充実していましたし、最終日の富士QHLも楽しかった。途中、Rさんの大学院合格(おめでとう!)速報も届いたし、湖岸の花火も面白かった。みなさん、お疲れ様。

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El círculo cercano de Carderón

 メキシコの新聞EconomistaがWebに掲載した"El círculo cercano de Carderón"を読むには、「calderon_circulo.pdf」をダウンロード 。シンガポールで色気を見せているので、たしかにCartensはSHCPをやりたいみたいね。他方、カルデナスはAMLO批判を強め、PRDの議員がどのように振舞うのか注目される。あとは、DFの次期市長であるMarcelo Ebrardの行動が注目。この方は、かなりAMLO派なので、AMLOはかなり持ちますね。だけど、Ebrardも自分の芽が見えてきたときにどう振舞うか。

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當る亥歳 吉例顔見世興行(京都四條南座)

 おめでたいので写真だけアップ。Chirashi_l

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Jリーグ、クラブ別の経営情報開示

 日本経済新聞2006年9月20日朝刊37面(スポーツ)。『Jリーグは19日、2005年度のJ1、J2計30クラブの収入、支出、その内訳などの経営情報を開示した。1993年のJリーグ発足以降、個別の経営情報開示は初めて。透明性を高め、地元への説明責任を果たすのが狙い。』そこそこ細かいデータが公表されているようなので、面白そう。入場者数が公表されているのだから、平均での一人当たりの入場料金も計算できるはず。

 データはここに掲載されている。「Jリーグ」トップページから行く場合には、「about Jリーグ」に行き、このページの「マネジメントデータ」欄から「クラブ経営状況」を選ぶとダウンロードできる。

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今日は火曜日。

 10時半到着。ゼミ合宿用のプリント印刷。N先生と昼食。引き続き印刷。Mさん訪問、アルバイト頑張ってね。めでたく印刷終了。帰宅。重かった。

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NHK World Weekly Program (English)

NHK World Weekly Program (English)のサイトはここ

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車引、引窓、寺子屋

T 車引、亀治郎の精密な動きに感心。松緑、もっとはちゃめちゃでもいいのでは。染五郎、声が出てました。引窓、もう涙、涙。吉右衛門が嬉しそうに出てくるだけで、もう涙。ぽたぽた泣きました。恐れながら、踊りでは寝かせて頂いて、初めての寺子屋。いやぁ、凄惨なお話。もう何回かバージョンを変えて見ると、より感じいることでしょう。芝翫が出てきたところでちょっとだけ涙がにじみました。

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明治時代の感じ

 とある知り合いの家に向かって歩いていたところ、いつもの道を通らなかった。そこで、ふと表札を見ると先輩のお家らしい。ご迷惑かとも思ったのですが、聞き覚えのある話し声もしたので、思わず呼び鈴を押して、ご挨拶をしてしまいました。すると、後に「明治時代の人の付き合いはこうだったんだろうなぁ」と感想を頂きました。たしかに、昔の小説を読むと、登場人物が東京を散歩していると、誰か知り合いに会っちゃったりしますね。それでも、二つの知り合いの家が徒歩2分の距離であるとは、恐れ入りました。

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今日は土曜日。

 10時半到着。Pronasolについてひとしきり勉強。昼飯はおにぎり三個。合宿準備。雑務。ちょっと勉強。帰宅。

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Poniatowska, Cuauhtémoc Cárdenas, Cárdenas Batel

 Elena Poniatowskaはメキシコ左翼の文筆家=運動家であり、どうもメキシコのJornadaという左翼系新聞にsubcomandante Marcos、Cuauhtémoc Cárdenas、Patricia Mercadoを「AMLOを嫉妬している」との批判を示したらしい。その記事を読むには、「Jornada060910Elena.pdf」をダウンロード 。ということで、Cuauhtémoc Cárdenasは手紙を書いて反論しているとのことだ。それを読むには、「Universal060914Cardenas.pdf」をダウンロード 。そして、より重要なのは息子Lázaro Cárdenas Batel、ミチョアカン州知事の反応である。次の大統領候補かもしれないし、そして、カルデロン次期大統領の出身地はミチョアカンである。

 どうも、AMLOは9月16日にConvención Nacional Democrática (CND)というのを開催して、自分が「presidente legítimo de México」(メキシコの正当な大統領)であると宣言するらしい。それに対しての反応だ。制度内での対抗を明らかにしているので、moderateであり、自分の力を意識している。それを読むには、「Universal060914CardenasBatel.pdf」をダウンロードCardenas Batelってたしか民族学を勉強してるんだよね。

 それから、9月15日の独立記念日にフォックスは、いわうる「叫び」をDolores, Hidalgoでやることに決めたらしい。争いを避けるのは良いことだ。フォックス=カルデロン陣営はとにかくAMLOに対して消耗戦で行くだろう。とにかく、鍵はLázaro Cárdenas Batel。

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neuroeconomics

 Mankiw Blogで紹介。New Yorkerに掲載されたneuroeconomicsの記事をよむためには、「NewYorker060918mindgames.pdf」をダウンロード 。読もう。

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マンキュー経済学 [第二版] ミクロ編 パワーポイント 日本語スライド

 【自学自習かつ講義用スライド】現在、世界でもっとも使われていると言われるグレゴリー・マンキューのPrinciples of Economics、日本語書名では「マンキュー経済学」。そのミクロ編の授業スライド英語版を日本語にしました。こちらをどうぞ(元の英語版はこちらです)。12章だけは「米国の財政」がテーマであり、私の授業と関係が薄いので作ってません。リンク・フリーですので、自習用や教育用にお使いになりたい方はどうぞお断り無く、公共財だと思ってご随意にお使いください。3年前にこの教科書を使おうと思ったときに、誰かが日本語版を作っているかしらと私なりに丹念にサーチしましたが、見つからなかったので自作したものです。私自身は3年間使う間に、当初の翻訳における日本語の誤字脱字をかなり修正しましたが、まだあるかもしれませんので、万一ご利用の際はお気をつけ下さい。英語版の明白な要修正事項も直してあります。情報を加えたところも若干あります。もしerrorなどありましたら、コメント等で教えて頂ければ幸いです。ただし、英語版の作成元とは連絡をとっていませんので、何かクレームがついたら、すぐにWebから外しますのでご了承ください

 【後記】もし、「私はMicrosoft Office PowerPointを持っていないからダウンロードしても勉強できない」などとお悩み(?)の方へ。PowerPoint ViewerをMicrosoftのサイト(ダウンロードセンターとか言うのかな)からダウンロードしてください(PowerPoint Viewer 2003で大丈夫です)。これは無料です。PowerPointは作れませんが、読めます。自学自習にはそれで十分のはずです。皆さん、マンキューで、言葉と図と表と数値例の組み合わせ(これが現代社会!)で理解する仕組みを会得してください。

 【追記】翻訳の文体ですが、私なりに翻訳書に合わせて作っています。つまり、最近の経済書にある「より親しみやすい文体」にはなっていません。教科書と合わせてますのでご了解ください。なお、これを勉強して、もっとミクロをやりたいという方には、三土修平『はじめてのミクロ経済学』(数学が不足していたら小島寛之氏の著作で補完してください)をやり、その次に、ヴァリアンの『入門ミクロ経済学』を英語オリジナルと対照しながらやってください。この際、両書とも必ず問題を解いてください。ここまでできたら、後はお近くのミクロ経済学者にご相談ください。誰でも次に読むべき本を教えてくれるでしょう。

 たぶん、一般の方は、なぜ「はじめての」とか「入門」とか入っているのかと思われるでしょう。私の位置づけでは、マンキューは初級、三土は初中級、ヴァリアンは中級です。いわゆる経済学原論(Principle of Economics)という講義用の世界基準の教科書がマンキューです。数学を同時にやっておくと、ヴァリアン(原著にはintermediateという言葉が入っています)という中級に飛ぶことができますが、このジャンプはやや辛い。そこで、日本語なら三土が便利です(英語ならBrowning and Zupan)。つまり、苦しい説明ですが、原論を通過して「はじめての」ミクロ経済学というわけです。では、なぜヴァリアンに翻訳者は「入門」という名前をつけたのか。たぶん編集者の都合だと憶測しますけど、あえて苦しい解釈をすれば、入門とは「道場への入門」を意味しているはずです。「さぁ、かかっていらっしゃい。」つまり、ミクロ経済学の道場というものがあれば、たしかにIntermediate Varianはその入門本かもしれない。あぁ苦しいね。

【後記081118】変更点一つ:リンクのhttpsをhttpに変更しました。それから、コメント一つ。日本で生活する人が、マクロ経済学を学ぶためには、マンキュー経済学マクロ編は(もちろん良い教科書ですが)大推奨文献ではありません。マクロ経済学は「一国経済」の動向を考えるための学問なのでアメリカ人用の教科書(例:マンキュー経済学)は、アメリカ経済をわかるための教科書になっています。つまり、どちらかと言えば、日本語で書き下ろされたマクロ経済学の教科書のほうが、原理的には、日本経済を理解するための教科書になっています。例えば、飯田・中里『コンパクトマクロ経済学』(親世社、2008年)はお勧めできます。読み方は、第1章を読んだら、第8章に行ってマクロ経済学で取り扱われる具体的事象を眺めてから第2章に戻られることをお勧めします。併せて、岩田規久男氏が書かれているたくさんの新書を年代の新しいものから読んでいくこともお勧めします。

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NYT: "Matsui and Sheffield: Future Is All in the Wrist"

13yankees11600 日本のテレビがMatsui, Matsuiと応援しているので、ちょっとNYTに行って状況調査。わかったこと:①Yankeesは非常に調子が良い、②右翼のシェフィールドと左翼の松井が故障で休んでいてもこの調子の良さ、③右翼のBobby Abreu、左翼のCabreraがよく活躍している、特にAbreuは7打点稼ぎ、松井がシングル四本打点1だったのに対して、「より生産的だった」と評価されていた、④Cabreraも9番を打って貢献しており、打率は松井と変わらない、⑤すぐにシェフィールドも復活が予定されており、DHで打つのか、はてまた、一塁かと議論されている(なお、一塁にはジアンビがいる)。ということで、松井は先発できるのか、なかなか予断を許さない。とはいえ、松井本人はそんなことには関知せず、ご自分の最大の能力発揮のみを考えているだろう。それがプロのプロたる所以。

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初の文楽体験

1298_1 初の文楽体験。仮名手本忠臣蔵の第一部だった。オペラのように、義太夫が劇場内にテロップで表示され、それを見ながら、人形・義太夫・三味線を堪能することができた。

 ドラマというものを表現するのに、非常に安定感のある表現法だと思う。歌舞伎では、聴衆はどうしても役だけでなく役者を見てしまい、ドラマは役者それぞれの表現方法(心理主義、リアリズム、等々)によって表されることになり、必ずしも安定的にドラマは表現されないはずだ。

 ということで、また文楽に行ってドラマを味わおう!

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Martin Wolf's Forum Resumed

 FTのコラムニストであるMartin Wolfのフォーラムが再始動した。要はWolf氏のコラムにtop economistsたちがコメントをつけるというもの。

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業種別のPER、PBR、ROE

 業種別のPER、PBR、ROEはこれ。株式市場のarbitrageによる理論的な効果をもう一回、おさらいしよう。

【追記080326】上記のリンクよりも、東京証券取引所の「マーケット情報」→「統計資料」から月末のPERとPBR情報がとれるので有用。

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しとしとと、秋の長雨、Slow Jam

P9120191_1P9120192_1 9時半到着、雨。雑務。学食にTさん、Kさん、Oさん、Wさん、ご苦労さん。今日は仕事を仕上げる。一章できあがって完成。Serverの調子が悪いので、今度、載せたらお知らせします。Iさん訪問。Hさんと昼飯、そして面談と打ち合わせ。Sさんと共にGDよろしく。

 学食に行くと、さらにNさん、Nさん、Mさん、Aさんも。皆さん、お久しぶり。夏はどうでした?そして、ゼミT完成(左と右が写真)。ちなみに去年のゼミTはこれでした。ははは、可愛い(などと俺が言っていていいのか?!)。担当の皆さん、お疲れ様。あとは、レポート書いて、レジュメ書いて、夏合宿だけだね!!さて、こちらは仕事に戻り、HUO paperの1st draftを書き上げる。多少の充実感で帰宅。今日は、Quincy JonesのQ's Joint。Babyfaceが参加した13曲目のSlow Jamはその名の通り、Slow Jamの名曲。

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ブランド農業

 本日(2006年9月12日)の日経朝刊の経済教室の欄に、藤田昌久が『ブランド農業』について書いている。要チェック。potato chipとIC chipの比喩を持ち出すまでもなく、重要なことはニッチ市場を見つけ、付加価値の高い製品をつくることであろう。その条件を満たせば、それが、potato chipであろうと、IC chipであろうと構わないはずである。

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今日は月曜日。

 10時半到着。会議。昼飯は定食。打ち合わせ、雑務。Tさん、Oさん、Wさん訪問。今晩もよく精勤してください。応援してます。ヤレヤレ、今日は予定していた仕事の5分の1しかできませんでした。明日こそは!

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Hotel Spring

Hotel Spring: 8a. Avenida 12-65, Zona 1.  Tels: 2230-2858, 2230-2958, 2232-6637, 2220-3521, 2220-3522.  FAX: (502)2232-0107.  E-mail: hotelspring@hotmail.com

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スティグリッツの新刊へのThe Economistの書評

 スティグリッツの新刊へのEconomistの書評を読むためには、「Economist060907Stiglitz.pdf」をダウンロード 。なぁるほど。

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ABC's "THE PATH TO 9/11" and Critics

解説; ABC's Site; Open Letter to ABC. う~ん。NYTによる記事

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on Marxism

 思想と歴史に関する長~い書評論文を読むというのは、一つの楽しみである。一年に二回ぐらいあるかしら。Main Currents of Marxismについての書評は面白い。たとえば、書評者が抜き出す、本の一部分。

One of the causes of the popularity of Marxism among educated people was the fact that in its simple form it was very easy; even [sic] Sartre noticed that Marxists are lazy....[Marxism was] an instrument that made it possible to master all of history and economics without actually having to study either.

 凄いねぇ、この言い切り方。私はとてもここまでは書けません、書けるのはこのくらい

書評者が書いたこのあたりはなるほどだった。

Marxism, in short, was the deep "structure" of much progressive politics. Marxist language, or a language parasitic upon Marxist categories, gave form and an implicit coherence to many kinds of modern political protest: from social democracy to radical feminism. In this sense Merleau-Ponty was correct: the loss of Marxism as a way of relating critically to the present really has left an empty space. With Marxism have gone not just dysfunctional Communist regimes and their deluded foreign apologists but also the whole schema of assumptions, categories, and explanations created over the past 150 years that we had come to think of as "the left." Anyone who has observed the confusion of the political left in North America or Europe over the past twenty years and asked themselves "But what does it stand for? What does it want?" will appreciate the point.

But there was a third reason why Marxism had appeal, and those who in recent years have been quick to pounce upon its corpse and proclaim the "end of History," or the final victory of peace, democracy, and the free market, might be wise to reflect upon it. If generations of intelligent men and women of good faith were willing to throw in their lot with the Communist project, it was not just because they were lulled into an ideological stupor by a seductive tale of revolution and redemption. It was because they were irresistibly drawn to the underlying ethical message: to the power of an idea and a movement uncompromisingly attached to representing and defending the interests of the wretched of the earth. From first to last, Marxism's strongest suit was what one of Marx's biographers calls "the moral seriousness of Marx's conviction that the destiny of our world as a whole is tied up with the condition of its poorest and most disadvantaged members."

頷けます。倫理が違うのよねぇ。はい、書評者が言うとおり、よく歴史を勉強しましょう!

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はてなRSS

 HomepageのRSSリーダーがあると便利だと思っていたら、はてなRSSというものがあった。当方、Mozilla ThunderbirdでRSSも読ませているので、当面はこれで行こうと思っているが、オプションが広がるのはなにはともあれ、めでたい。ここ2週間ほど続いたメーラーの不調もなんとか治すことができ、それもめでたい。

 世界堂では、なかなか思うようにはいかないもの、要検討。しかし、思いがけず、Y先生にも会えて、これもめでたかった。小諸そばで「冷したぬき」。

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今日は金曜日。

 9時半到着。今日もひたすら一章分スライドの作成、所得分配と貧困の話だったので、日本のデータも入れたらやたらめったら時間がかかった。でも、データ検索をしていたら、結構面白いデータにも出くわした。職種別・年齢別・経験年別の給与データがあるのね、飛行機の客室乗務員(女)、医師(男)とか。昔、村上龍が書いた「13歳のなんとか」という本があったと思うけど、こういうデータも載っているのだろうか。さて、昼飯は定食。やっとこさで、仕上げて残るはあと一章。終わりましたらWebにリンクを貼りますんで、こうご期待(って、無理して盛り上げてます、もし皆様が見てくれたとしても"So what?"って言われることはわかってますが、ヤレヤレ)。帰宅途中、この本の「所有権」と、この本の「家産制」にリンクが貼れて嬉しかった。Memo to self: こんど世界堂に行かなくては。音楽といえば、9月になってますので、目一杯、EW&FのSeptemberを聴いております。名曲、英語で言うとAll time classicとか言うのかな、イャゥオゥ!!。

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岩田規久男『「小さな政府」を問いなおす』

448006320x01_scmzzzzzzz_v59635811_ 岩田規久男『「小さな政府」を問いなおす』(ちくま新書)。イギリスの「小さな政府」への改革、スウェーデンの「大きな政府」のスリム化の改革、日本の田中「社会主義革命」、橋本行革から小泉構造改革までの、「大きな政府」化から「小さな政府」への動きを概観するのに良い本。

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今日は木曜日。

 10時半到着。会議、Kさん、Wさん、Tさん訪問。心から応援してます。今日も一章分、スライドを作りました。まだ調子が出ませんね。快眠帰宅。週刊『人間国宝』no.16を購入。

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Give a try on this at You Tube

http://www.youtube.com/v/KAvPRbh0jmE

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Mexican Politics

 さて、Felipe Calderonの選挙チームを率いたのは、最初はJuan Camilo Mouriñoで、その後、Josefina Vázquez Motaがトップに立った。Juan Camilo Mourinoは次席になったが、現在はtransition teamの代表になっている。Moulinoの経歴を見ると、Calderonのloyalな腹心であり懐刀。Josefinaといえば、2000年から2005年までSEDESOLでOportunidadesの先頭に立った女性。とすると、ミゲル・セクリーが次期SEDESOLの大臣かというIDBのチリ人のおっちゃんが言っていた噂もまんざらではない。

 FOX政権の一大問題はChief of Staffがいなかったこと言われる。そのため、マルタ支配も起きたのだとも言われる。とすれば、順当に行けば、この二人がChief of Staffの候補となる。SEDESOLは結構強い官庁だったと考えられるので、Josefinaがこれ以上を望むとすれば、Hacienda, Relaciones Exteriores, Gobernacionぐらいだろうか。Chief of StaffやNEC, NSC的なポストを望むような気は直感的にはしない。しかし、Haciendaはテクノクラートに行くと思うし、Relaciones Exterioresは実際はあまり力のあるポストではないから、Gobernacionだろう。これをCalderonがPRIに渡すことはありえないので、女性というのはなかなかの配置なのではないか。

 Juan Camiloは若そうなので、Private secretaryかもしれない。でも、diputadoをやっているから、有能ならChief of Staffもいけるかな。

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Sexto Informe de Gobierno (Mexico)

 いささか古い話だが、記憶と記録にとどめておく。9月1日の「第6回年次教書報告」をフォックス大統領は議会の壇上で述べることができず、文書で渡したのみに終わった。これはAMLOを指示するPRDの議員が議会を占拠したためであったという。

S024_prd_invade_tribunaS032_6to_informe_entregado_1S033_6to_informe_entregadoS036_mensaje_presidente (写真はメキシコ大統領府のサイトから)

 関連するFTの記事を読むには、「FT060831Fox.pdf」をダウンロード 。カルデロンの次期大統領選出に関するFTの記事を読むには、「FT060905Calderon2.pdf」をダウンロード 。カルデロンの大統領になってからの課題を読むには、「FT060905Calderon.pdf」をダウンロード 。WSJの優秀な記者たちが書いたレポートを読むには、「WSJ060906Calderon.pdf」をダウンロード

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Mankiw Blogから

 紹介されていた中で興味深いものを数点:人工国家中国と米国の貯蓄率フリードマンが中央銀行についてコメントする米国10代のオーラル・セックスの増加を経済学的に説明する。God-damn economics!

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Useful Links

 Questionaire for household survey can be downloaded from this CEO homepage of GRIPS. このほか、大塚啓二郎の自分の辿ってきた道の解説は読ませる。

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今日は火曜日。

 9時半到着。授業準備、ミクロ経済学のパワーポイントを一章分つくる。昼食はおにぎり。ちょっと読書。会議。学生訪問。帰宅。ちょっと暑いね。

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"A Rice Village Saga" by Hayami and Kikuchi

Yujiro Hayami and Masao Kikuchiによる名著、すでにLocal Developmentに関するClassicである。Memo to self: 人口圧の外生性について自分でもう少し読み込む必要がある。

Contents:

1.Approach to a Village

2. Chronology of the Village

3. Population Growth and the Evolution of Households

4. Agrarian Structure and Land Reform

5. Diffusion of New Rice Technology

6. Community and State in Irrigation Management

7. Community and Market in Labour Relations

8. Farmers and Middlemen in Rice Marketing

9. The Emergence of Rural-based Industries

10. Income Growth and Distributional Change

JDEのvol.70no.2にAlexander Sarrisによる書評がある。またHayamiによる本研究をもとにしたGlobalizationについての応用ペーパーはこれ。要約としては、pp.226-227が良い。

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Education Change in China

 NYTが報じた、中国での歴史教科書が改編されたことについての記事を読むためには、「NYT060901China.pdf」をダウンロード 。この変化が、上海だけでなく大陸中国広範に起こるか、そして、起きたとしてもその効果が出るにはラグがあることに注意。

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New Republic's Open University

 New Democrat系で販売不振が伝えられていた(と記憶する)The New Republicの新趣向、Open UniversityというブログにLarry Summersがリスト・アップしたという情報を、マンキューが自身のブログで伝えている。

 さて、このOpen UniversityのBlogでは、Paul KrugmanがPopulist politicianに近くなっていることを、Brad de Longなどのブログと合わせて紹介している。Lyndon Johnson, yes. William Jennings Bryan, no.

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Q・B・Bベビーチーズ(アーモンド入り)

Qbbalmond よく食べている食品をミニ・リサーチ。QBBベビーチーズとは、六甲バター株式会社の商品で、会社のスローガンともなっているQBBとはQuality's Best & Beautifulの略。六甲バター株式会社は、社名にバターと入っているが、売り上げの87・4%はチーズ。大阪二部上場。

 アーモンド入りは、1997年に登場。会社サイトはこれ。キャラクターの「アーモンドベビーくん」について、『自分の判断に自信を持つ三男は、筋金入りの頑固者。まわりにあれこれ言われるのが嫌いで、独りでも物事を進めていけるバイタリティーの持ち主。サーフィン三昧で、一年中日焼けしている』という性格で、仲良しの友達は『コーヒー、ビール、サラダ』、星座はしし座であるという。

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Rogoff on Globalization and Central Banking

 Kenneth RogoffによるFTでのop-edを読むためには、「FT060829rogoff.pdf」をダウンロード 。このほか、Bernankeのproductivityに関する講演は非常によみやすい。今年のJackson Hole会議はこれ

 マッカラムの「ゼロ金利制約に関する誤解」は面白そう。

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