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金曜日の私。

Cimg0084  ゼミ新4年生と一日社会科見学。12時40分日本橋集合、東証ツアー、千鳥ヶ淵で花見、「感 どうする経済館」、そして、月島「いろは」でもんじゃ焼きはvery good idea。楽しかった。みなさまお疲れ様でした。幹事、ありがとう。

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今日は木曜日。

10時半学校到着、お片づけ、雑務、Hさん訪問、昼飯は定食。『みんなのキャンパス』で自分の授業評価が出たことを知る。まぁこんなものでしょうか。学期前に良い景気付け?いろいろと年度末の整理整頓、そして新学期の準備。

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水曜日の私。

歯医者。新しいパスポートを手に入れる、この写真で10年。期限切れでなかったので、更新は住民票も戸籍抄本も不要だった。ICパスポートなので折り曲げられないのが面倒。

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火曜日の私。

メールをたくさん処理。Nさんを交えて夕食はお好み焼き。豚キムチでトッピングは餅。

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今日は月曜日~。

ゼミパンフ作成、皆様、お疲れ様でした、ありがとう。

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かもめ食堂など

かもめ食堂は良い映画、Mさん母子とS橋で魚を食べる、美味。

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逗子行って、、、

逗子行って、友人宅でピザ食べて、音楽聴いて、帰りの電車は寝て、、、。

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TGIF

TGIFとは、アメリカのチェーン・レストランの名前だが、元々はThank God, It's Fridayの頭文字をとったものです。つまり、「週末の休みが明日は来るぜ、良かったぁ」という気持ちを表したもの。夕飯はエノテカ・ノリーオでTさん2人のご就職祝い。お2人とも素晴らしい先生になるだろうし、より研究も充実されると確信する。ニョケッティが美味。

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昨日は卒業式。

commencement2006 卒業式、そして宴会。嬉し楽し。みんなの幸運と無病息災をあらためて祈る。花束をありがとう。

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道路の権力

4167431122猪瀬直樹の『道路の権力』が文庫化された(文春文庫)。

本著は、日本の構造改革の政治経済学を考える者が読まなければならない基本文献の一つに入ると思われる。

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マネーボール

4270100281マイケル・ルイスの『マネーボール』が文庫になった(講談社)。

これはスポーツの経営を考える者が等しく読まなければならない基本文献の中に入ると思う。

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清宮克幸・春口廣対論 指導力

4334033458清宮克幸・春口廣対論 指導力(光文社新書)。

 非常に面白い本である。ラグビーを知らない人にどこまで伝わるかは不明だが、多くの示唆がある。まず、清宮氏が早稲田の(前)監督であり、春口氏が関東学院の監督であるということが、指導について多くの違いをもたらしていることがよくわかる。しかし、それを通底する指導論も面白い、例えばリーダーシップとキャプテンシーの違いであるとか、監督と先生の違いであるとか、魂の強調である。

 しばしば、学生スポーツの指導者は、教育論と経営論の模範にされることがあるが、その両方を同時に評価しないと意味がないように思われる。そういうことも考えさせられた。

 さて、興味深いところはたくさんあるが、そのうち三つを抜書きしておこう。

-チームづくりの基本とは。

春口 基本はね、漠然としているんだよね。基本を言葉で言うのは難しい。あえて言うと、普遍的なものかな。ラグビーの基本というのは、こういった人と人の付き合いなんだ。学生にも、おれが情で動くことに不満を抱くやつはいる。ある学生は、ラグビーは情でなく、技術なんだと言う。だけど、おれは情も技術も人間の中にあるかけがえのない能力だと思っている。その能力というものが、ひとつずつ、こうあるべきだ、こうあるべきだというのが基本で、おれは情のほうが、技術より先にある基本と思っているわけさ。だから、ヘタクソでもいいから、みんなで声をかけようぜと思うわけ。すぐ学生の情に訴えちゃう。(p.122)

(中略)

清宮 なぜワセダとカントーが強いのかというと、それぞれのあるべき姿、たとえば、”ワセダはこうあるべきだ”という気持ちの部分が、上から下まで一本筋が通っているんです。ワセダイズムです。カントーだって、おれたちは決勝に出る、という一本の柱がある。運営は四年生が中心にやるにしても、チームはこうあるべきだという、カントーイズムがあるはずなんです。ほかのチームには、そういったものがかなり欠落していますね。(p.185)

(中略)

春口 反省ってさ、試合が終わって一日経ったら、ちがってきちゃうよね。

清宮 できないんですよね、メンタルは。日にちが経つとテクニカルにいっちゃうんです。気持ちの部分、メンタルトレーニングにはならないんですよね。(p.188)

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今日は春分の日。

 一昨日・昨日はグアテマラ人の法医学者と研究者二人とA海とY浜。今日はあまり外出している人が少なかった。たぶん、テレビでWBCでも見ていたのだろうか。ナルニア国物語、良し。

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昨日は土曜日。

 これに参加。お勉強になりました。

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今日は金曜日。

10時半学校到着、強風、途中、Mさんと遭遇、立ち話。雑務、Oさんと懇談。8時5分快速で帰宅、ちょっと睡眠。

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今日は木曜日。

 10時半到着。雑務、昼飯はパスタランチ、会議、雑務、懇親会。

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ゼロ金利下の政策を問う(1)

ゼロ金利下の政策を問う(1)東京大学教授植田和男氏(経済教室)
2006/03/16, , 日本経済新聞

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よしっ!

 内定報告第一号、受け取り。とにもかくにも嬉しいものだ。おめでとう!

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水野審議委員記者会見要旨 ( 3月13日)

 水野審議委員記者会見要旨 ( 3月13日)。興味深いのは、なんといっても実質均衡金利(自然利子率)へのこの一問一答だろう。

(問) 景気に中立的な金利について質問したい。先ほど潜在成長率から計算するとゼロではない、現状明らかに低すぎるということをおっしゃった。具体的にいくつかと数字を挙げるのは難しいかと思うが、挨拶要旨を読む限り、少なくとも定義として景気に刺激的でもない抑制的でもない中立的な政策金利というのが均衡水準の実質金利、言い換えると「潜在成長率」と「望ましいインフレ率」の合計だとすると、望ましいインフレ率が、仮に、先日日銀が公表した「物価の安定についての考え方」での「中長期的な物価安定の理解」における消費者物価前年比0~2%程度のレンジの0%だとしても、潜在成長率が委員の言う1.5%~2.0%だとすれば、委員がここで指摘している金融緩和的である政策金利の上限、これは言い換えれば中立金利の下限ということだと思うが、これは少なくとも1.5%を下回らないとの理解になると思うがこれについての見解はどうか。

(答) そうした理解で違和感はない。潜在成長率について、日本銀行は1%程度、あるいは1%程度強という言い方をしてきた。これはこれから再計算をしないといけない中で議論を始めているが、まだ日本銀行としての公式見解を出すには至っていない。過去4年間を見る限り、2003、2004、2005、2006年度と平均で2%程度の成長をしそうだと考えると、潜在成長率は1.5%程度はあると考えている。少し幅をもってみないといけないと考えて、1.5%~2.0%として、それに対しゼロから若干のプラスの望ましいインフレ率があると仮定すれば、2%台の政策金利というのは中長期的にみれば十分正しいと考えている。そういう意味では今の金融政策は非常に緩和的である。挨拶要旨でも書いたが、今後我々が注目しないといけない話としては、潜在成長率の分析も大事だが、端的にわかりやすい指標として、名目金利からマーケットが思っている期待インフレ率を引いた実質金利や、我々が06年度に0.5%と予想しているインフレ予想から算出した実質金利があまりにも下がってしまうと、資産価格に対してあまりにもフレンドリーすぎる状況になってしまうということを考慮に入れながら政策運営をやっていくべきであると私自身は考えている。ただ、足許ゼロ%の政策金利がいきなり1.5%にワープするのではない。だから漸進的と言っている。また、漸進的というのは何か月とか何年とか言っている訳ではないという点はご理解頂きたい。』

 ということで、金利から言うと確かにインフレ促進方向への運営になっている。そこで、供給側では、ユニット・レーバー・コスト、すなわち労働市場への着目ということになっているのだろう。

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2月8,9日金融政策決定会合

 議事要旨が公表された。ユニット・レーバー・コストへの記述があり、また、日本の経済主体のインフレ期待への記述もある。

『 ある委員は、そうした検討に当たっては、望ましい物価上昇率や先行きの金融政策運営に関する基本的な考え方を示すことが考え得ると述べた。別の委員は、再びデフレに戻らない程度の物価上昇率を示すことで、経済・物価の先行き見通しにアンカーを提供することができ、市場における安定的な期待形成にも資するのではないかとの見解を示した。複数の委員は、いわゆるインフレーション・ターゲティングについて、本来は、中長期的に物価目標値の実現を目指すものであり、経済情勢等に応じて柔軟な政策運営を行うことが出来る枠組みとして位置付けられているが、この点の理解がわが国で十分浸透しているか疑問があると述べた。ある委員は、わが国では、過去の経験からも、国民の予想物価上昇率は低く、インフレに対する拒否反応が強いことを意識することが大事であると述べた。別の複数の委員は、望ましい物価上昇率について何らかの数値を示していくのであれば、その際に、政策運営の機動性と柔軟性が確保できるかどうか、という点も踏まえつつ、検討していくことが大事であると述べた。

 こうした議論を通じ、委員は、金融政策運営の透明性確保のための具体的な方法は、今後、諸外国の例も参考にしながら検討していく必要があるが、(1)基本は、金融経済情勢に関する判断と政策運営に関する考え方を丁寧に説明していくことである、(2)その上で、フォワード・ルッキングな視点を組み込んでいく、(3)その際には、透明性と柔軟性のバランスの取れたものとすることが重要である、との認識を共有した。 』

 なお、1月19,20日の議事要旨では次の部分が興味深い。

 この間、一人の委員は、量的緩和政策の下では、消費者物価指数を基準とするコミットメントが物価の先行きに対するアンカーとして機能してきたと評価したうえで、金利政策に移行する際には、望ましい物価上昇率を示すことにより、これに代わる新たなアンカーを設定することが必要であるとの見解を示した。これに対して、別の一人の委員は、現在、わが国経済は、物価が需給ギャップに反応しにくいという90年代後半以降の経済構造からの転換点にあり、このように経済構造に関する不透明性が高い状況下において、不確実な知識に基づいて長期的な物価安定の数値目標を徒に拙速に示すことは、政策運営の透明性向上につながらないだけでなく、場合によっては金融政策に対する信認に悪影響を及ぼすことにもなりかねないと指摘し、数値目標の設定は中長期的な検討課題とすべきであると述べた。これに対し、先の委員は、経済構造の不確実性は常に存在しているとしたうえで、各国の中央銀行も、同様の問題に直面しながら政策運営の透明性を高める努力を行っていると指摘した。別の一人の委員は、いわゆるインフレーション・ターゲティングは、本来、中長期的な観点から物価目標値の実現を目指すものであるが、現状では、足もとの物価指数に金融政策運営を機械的に連動させる枠組みであると誤解されるリスクが小さくないことを踏まえると、当面は、数値目標を設定することなく、政策運営の透明性を高める方法を模索する方が賢明であるとの見解を示した。さらに別の委員は、物価安定の数値目標の設定に当たっては、物価指数の選択も重要な論点になると指摘した。 』

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今日は二人椀久の日。

 医者、散髪、医者、身体に油を差したという感じ。二人椀久、幕見で遠いが、菊之助が鍛えられていることが傍目にも分かる。

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The Economist on entrepreneur

Economic Focusによるentrepreneurについての記事を読むためには、「Economist060309.pdf」をダウンロード

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AEA annual meeting

 一応これ

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日銀・水野審議委員による講演

 新しい金融政策の考え方になった後、最初の審議委員による講演がこれまで量的緩和の当座預金高の引き下げを主張してきた水野審議委員によるものであったことは興味深い。

『「ポスト量的緩和政策」の金融政策運営を考える上で重要なポイントは、(1)債券相場の調整を秩序だったものにとどめる、(2)透明性と機動性のバランスがとれた金融政策運営を行う、という2点です。「景気は着実に回復を続けていくとみられる。」という金融経済月報の基本的見解が適切ならば、将来の金融政策の自由度を縛らずに、金利先高観を抑制することは、簡単ではありません。』

 また、新しい金融政策の枠組みが、リスク・マネージメント・アプローチであることもほぼ明らかにしていると思われる。さらに、興味深い点は将来のリスクに関わる次の点であろう。

『政府内では、「デフレに逆戻りするリスク」に十分に注意すべきで、金融政策を転換する時期は早すぎないようにすべきだ、との見解が多いように思います。しかし、個人的には、「デフレに逆戻りするリスク」と「景気の先行きに過度な期待が高まり、資産価格が急騰するリスク」は均衡していると判断しています。』

そして、「政策金利の糊しろ」の確保、すなわち金利を上げておきたいとの意志を明確に示している。最後に、自然利子率についてもコメントしている。

『個人的には、全要素生産性の上昇等を受けて、潜在成長率が+1.5~+2.0%程度まで上振れている可能性は否定できないと思います。潜在成長率の上振れは、均衡水準の実質金利の上振れを意味します。』

 ということで、日銀ウォッチャーにとっては、タカ派としてなかなか読み応えのある講演であっただろう。記者会見も楽しみ。

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Anil Kashyap on BoJ's new Monetary Policy Framework

Anil KashyapによるFTでのBoJについてのop-edを読むためには、「FT060312Kashyap.pdf」をダウンロード 。怒っている理由は、以下のBoJによる記述

"In the case of Japan, the average rate of inflation over the last few decades is lower than major overseas economies. Japan has also experienced a prolonged period of low rates of inflation since the 1990s. Consequently, the rate of inflation at which households and firms perceive price stability seems to be low, and economic decisions may be guided by such a low inflation environment. The conduct of monetary policy must take account of such possibilities. "

物価動向は中央銀行の金融政策の結果なのだということを認めていないじゃないかという職業的な(プロとしての)怒りである。該当箇所は、日本の経済アクターが持つ(既存の)インフレ期待についての日銀による説明的コメントであるが、書き方が悪いので説明が火を吹いたことになる。解釈すると、『審議委員の物価安定の数値的目安が低いことの理由』として『日本の経済アクターのインフレ期待の低さ』をその要因としたかったのだが、その文章が『日銀はインフレをコントロールできないと思っている』と理解されてしまった。これが一つの解釈である。

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日銀金融政策への自分の整理

重要な情報は次の事項でしょう。(3月9日~3月10日)

  1. 金融政策決定会合の決定内容 (金融市場調節方針の変更について)
  2. 新たな金融政策運営の枠組みの導入について
  3. 金融経済月報(全文、3月)
  4. 総裁定例記者会見 ( 3月 9日) 要旨
  5. 「物価の安定」についての考え方
  6. 衆議院における「通貨及び金融の調節に関する報告書」総裁概要説明
  7. 衆議院国会中継における3月10日の財政金融委員会の模様(福井総裁、岩田副総裁、白川理事他出席)

このほかに10日には福井総裁は参議院の予算委員会にも参考人として出席しているが、これは未見です。以下、No.1とかNo.2という風に表すことにします。

まだ、整理だててまとめきっていないので、ややアト・ランダムに行きます。

 第一に、リスク・マネージメント・アプローチの採用。これはNo.2の1(2)に表れています。

 第二に、その際に鍵となる「物価の安定」について詳しい考え方の公表。これはNo.2で書いたあと、さらにNo.5で詳しく説明しています。

 第三に、「物価の安定」において『アンカー(錨)』となる審議委員の「物価の安定」の目安の集約の公表。No.2で書いたあと、No.5でさらに説明している。

『消費者物価指数の前年比で表現すると、0~2%程度であれば、各委員の「中長期的な物価安定の理解」の範囲と大きくは異ならないとの見方で一致した。』

 第四に、岩田副総裁は、「中長期」として経済へのショックから回復する期間と定義し、具体的には3年から5年というアイデアを示した。これは、No.7での小沢氏への答弁であった。

 第五に、今後の物価へのユニット・レーバー・コストの役割への指摘。これは、No.1で表現されている。

『物価面では、消費者物価指数の前年比はプラスに転じている。この間、経済全体の需給ギャップは緩やかな改善が続いている。ユニット・レーバー・コストの動きをみても、生産性の上昇は続いているが、賃金は増加に転じており、下押し圧力は基調として減少している。さらに、企業や家計の物価見通しも上振れてきている。こうしたもとで、消費者物価指数の前年比は、先行きプラス基調が定着していくとみられる。この結果、「約束」の条件は満たされたと判断した。』

ちなみに、2005年12月15,16日の金融政策決定会合の議事要旨には以下のような記述がある。

『雇用・所得面について、委員は、雇用者数、賃金がともに増加し、雇用者所得も緩やかに増加を続けているとの見解で一致した。何人かの委員は、所定内給与が前年を上回って増加していることに加え、アンケート調査等によれば、冬季賞与も夏季賞与以上の伸びになったとみられると指摘した。また、複数の委員は、来春の労使交渉で好業績企業を中心に賃上げが合意される可能性があるが、これが実現すれば、ユニット・レーバー・コストの低下圧力が一段と和らぐことを通じて、物価にも影響が及ぶ可能性があると述べた。一人の委員は、短観の雇用人員判断や新卒採用計画にもみられるように、企業は人手不足感を強めており、これまでの「人減らし」から「人への投資」という新たなモメンタムが鮮明化してきていると述べた。 』(下線部筆者)

 以上の五点が当面の私の注目点。これを以下のように仮に整理してみよう。

  1. 金融政策決定会合に参加する審議委員は、リスク・マネージメント・アプローチの中で、「中長期の「物価の安定」」に注意することに同意している。これがフォーワード・ルッキングであることに注意。
  2. 金融政策決定会合の決定方法は、審議委員のみの多数決制であり、審議委員の「中長期の「物価の安定」」への考え(A)がわかり、その一方で4月と10月に発表される『経済・物価情勢の展望』において審議委員の物価への予想値(B)がわかるのであるから、その二つの比較から今後の金融政策への展望が期待できる。A>Bなら緩和方向、A<Bなら引き締め方向。
  3. この日本のやり方は、欧州のやり方と並ぶ程度の透明性を保持したという風に理解できるだろう。ここは財政当局と金融当局の協力のあり方とも関わり、3月10日委員会の岩田副総裁の答弁(英国、欧州、米国の事例を紹介)に如実に現れている。
  4. とくに、今後の物価情勢について、ユニット・レーバー・コストが指摘されていることに注目。wL/Y = w/(Y/L)と表されることから、賃金(分子)の動向と、労働生産性(分母)を比べればよいことになる。労働市場を見るときには、しばしば自然失業率の概念が使われるが、おそらく経済の構造変化により現況の日本経済の自然失業率を目安としても確定することは難しいだろう。構造変化により労働市場のミスマッチが起きていることは承知の通り。このため労働市場の量的側面(自然失業率)への注意を喚起するのではなく、価格的側面(賃金)への注意を喚起しているものと思われる。ただし、ゼロ金利の解除とユニット・レーバー・コストの動向が関係しているかは必ずしも不明。ユニット・レーバー・コストの図表が金融経済月報には無いが、決定会合では議論が行われていることも興味深い。また、ユニット・レーバー・コストが増加したとして、それがどのような大きさのインパクトをどのようなラグで物価に与えるかは私にはよくわからない。参考として、pY = wL+rKより、p = wL/Y + rK/Yになる。(ケインズの貨幣論を再び見てみよう。)
  5. 労働市場に注目するのではなく、自然利子率と市場利子率との比較を行なうヴィクセル的アプローチもある。短期で考えて、実質市場利子率が若干のインフレによりマイナスになり、実質自然利子率がプラスであるとすると、インフレ的な金融政策の態度になっていることになる。
  6. もう一つ、注目しなければいけないのは今後のイールド・カーブの動向。これは期待と大きく関わる。これは金融経済月報に掲載されている。短期は上がり、長期はフラットになっている。
  7. 最後に、日銀としての国会への説明分担は4月10日の委員会を見る限り、一般的な部分は福井総裁、理論的な部分は岩田副総裁、技術的な部分は白川理事、という風になっているように思われる。これが定着するかどうか。

 当面の私の頭の整理はこんなところ。また、改めて考えよう。

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もう昨日だけど。

 これに参加。いろいろなアイデアをもらい勉強になった。

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金融政策決定会合

 この前の金融政策決定会合の後、新しい金融政策の枠組みについて日本銀行のサイトでかなり説明を行っている。たとえばこれ。これを日本語と英語を対照させながら読むとかなり面白いだろう。

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メキシコ商業銀行の「貸倒引当率」

貸倒引当率は、一般には「一つの債権分類」について、
「引当金」を「債権総額」で割ったものと算出されます。
ですので、全国銀行の破綻懸念先債権について
貸倒引当率が33.6%である、という風に計算します。
確認でした。

これに対して、CNBVの計算は、
全ての融資債権を
cartera vigente (performing loan)と
cartera vencida(期日経過債権)に分け、
全ての融資債権に対して引き当てた引当金額
を上記の期日経過債権で割った数字を記録しています。

ですので、通常、日本で理解される貸倒引当率とは
異なった計算をしているわけです。

つまり、この計算結果を「貸倒引当比率」と表示したことが
困惑の原因になったと考えられます。スペイン語の原文を直訳すると、
「期日経過債権への貸倒引当金によるカバー比率」になりますので、
こちらのほうが冗長ですが、より良い説明になるでしょう。

一応、数値確認のために
エクセル・ファイルを付けておきました。「Mex_bank.xls」をダウンロード 。
こちらには通常の貸倒引当率の試算もしておきました。

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セイビング・ザ・サン

4532350921 ジリアン・テットによる『セイビング・ザ・サン』(日本経済新聞社)。

 原著は2003年秋に出版され、邦訳も2004年4月に出版された本。日本語版が出版された時に、話題になり書評もでたと思う。どうせいつか読むからと思って、当時は読まなかった。ブックオフで1050円で購入して、やっと読みました。

 とても丁寧に書かれている本であり、日本の銀行危機について振り返るときに参考にすべき良書の一つだろう。外資の金融、というよりも、一般に金融ビジネスとはこういうものだという学習の書でもある。そして、後書きに書かれている、本書を筆者が書くことになったきっかけは尊いものだと思う。2005年5月現在で、Gillian TettはFTのcapital market editorであるようだ。

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月曜日の私。

 六本木駅から徒歩7分でG大使館を訪問、大使はとてもfriendlyであった。感謝。WMに行って、昼食をとり、税務署へ行って確定申告。ヤレヤレ。

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代表23人予想

 もしサッカー日本代表23人を今えらぶとしたら、キーパー3人を抜いてこんな感じか。DF: 宮本、中澤、田中、坪井、阿部。MF: 中村、中田、福西、小野、小笠原、稲本、サントス、村井、加地、駒野。FW: 高原、久保、柳沢、松井。覚書として理由はいくつかある。第一に2チーム作るということ、第二にレギュラーは最初はDF3人で入り、終盤に4人になることが予想されること、第三にDF数の増加 に応じて、MFの数が5人から4人に減る形になるであろうこと、第四にFWはおそらく常時2人必要なこと。つまり、能力から見て、3-5-2から4-4-2への変換が予想される。FWの2は誰を選ぶかでかなり試合の運営も変わるので、単純に3-5-2とか4-4-2とも言えない。実は、前者は3-4-1-2や3-4-2-1かもしれない。また、後者は4-3-3かもしれない。それに応じながら、二チームできるということが重要になる。さて、最終発表されたら比べてみよう。

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サッポロはチアパス産豆の缶コーヒー

 このサイトで、そのトラン・コーヒーが確認できる。それから、日経情報ストラテジー 2005/06号(60~61ページ掲載)に「特集2 サントリー 過去の失敗に学び続ける 顧客 おこし  過去の失敗に学び続ける 顧客との距離の縮め方  サントリー」があるそうだ。

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The Health Care Crisis and What to Do About It

 Paul Krugman and Robin WellsによるThe Health Care Crisis and What to Do About It

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昨日の私。

 実家に行って本の整理して、ほたての刺身を食べた、美味しかった。

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今日は金曜日。

 世銀のワークショップに出席して勉強。

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FT on Chinese Economic Reform

FTのRichard McGregorによる中国の経済改革についてのレポートを読むためには、「FT060227china.pdf」をダウンロード

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One Night Stand: Sam Cooke Live at the Harlem Square Club, 1963

B000AO4NJU One Night Stand: Sam Cooke Live at the Harlem Square Club, 1963。マイアミにおける迫真のライブ。解説によれば、1962年10月にリトル・リチャードと英国ツアーを行い、その「エネルギッシュなアプローチ」に接して、スタッフとともに、ゴスペル魂を反映した新しい公演方法を工夫するに至ったという。

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Douglass North, Understanding the Process of Economic Change

これはmust-read bookかも。

"North argues that economic change depends largely on "adaptive efficiency," a society's effectiveness in creating institutions that are productive, stable, fair, and broadly accepted--and, importantly, flexible enough to be changed or replaced in response to political and economic feedback. While adhering to his earlier definition of institutions as the formal and informal rules that constrain human economic behavior, he extends his analysis to explore the deeper determinants of how these rules evolve and how economies change. Drawing on recent work by psychologists, he identifies intentionality as the crucial variable and proceeds to demonstrate how intentionality emerges as the product of social learning and how it then shapes the economy's institutional foundations and thus its capacity to adapt to changing circumstances."

やばい、やばい。

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