« on Bolivia: これで最低賃金をあげていいの? | Main | WSJ View on Evo »

on Bolivia: 調査項目

歳入と歳出のバランスにおいて、財務省(税収担当)が担当するのは2005年の歳出の約半分。誰も貸さないとすれば、計画省(歳出+税収以外の歳入)の分業体制はあまり放漫財政にならないはず。ただし、中銀借り入れによるインフレの可能性は残る。支出の約4分の1弱が給料、8分の1が年金。Hydrocarbon関係の税収増(2005年5月法制定、50%の税率)はすでにIMF Reportで考慮済みのはず。為替レート市場も金融市場も静観のよう。外貨準備も減っていなそう。

IMFとのコンディショナリティはdebt reliefがOKになったのでほぼ無しのはず。現行プログラムも数ヶ月で終わるそう。

ベネスエラの援助は米国からの援助を代替するか。

最低賃金引き上げは労働市場を歪めるか。

2005年:

貿易収支黒字(GDP成長率4%弱)、経常収支黒字、資本収支黒字、外貨準備増大、不胎化半分、マネタリーベース増加、M1増加、金融部門ドル化比率低下、されどCPIインフレ率4%。⇒ASに余裕あり、雇用が創られているはずだが、それが貧困層にどの程度おきているかは予断許さず。当然、これがEMの当選と絡んでいるはず。行き渡らない成長。さて、どこまでASに余裕があるかも予断は許さない。

名目為替レート若干増価、実質為替レート増価。⇒非貿易財部門が追い風。サービス財部門で雇用創出+生産増か?⇒オランダ病の可能性はないか?

歳出はGDPの32.5%。純輸出はGDP比2.3%だから、消費+投資が65.2%。⇒経営者のanimal spiritはどうか?

|

« on Bolivia: これで最低賃金をあげていいの? | Main | WSJ View on Evo »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

Comments

このように流していくのか。しっかり、頭に枝を張り巡らして、可能性を検討する。この国の場合はどうなるのか。この国を改めて静観することが昼間の数少ない楽しみとなります。ありがとうございました。

Posted by: グアテマラ犬 | 2006.01.28 at 10:24 AM

コメント有難う。JICAボリビア研究会の報告書によれば、マクロ経済のパフォーマンスが上がってもそれは下層に均霑されないことが問題と指摘しています。それゆえに、報告書は短期に生活安全保障、中長期に生産連鎖と技術向上という双頭の提言をしています。ここに、経済成長と低インフレにも関わらず、MASへの政権移行が起きたという2005年の変化の鍵があると思われます。また、いわゆる「集計量」としてのマクロの指標を見て、「economy-wide」としてのマクロの経済を語れないことをあらためて肝に銘じることにしましょう。こういう国の経済と社会と政治の関係については、古い文献ですがHuntingtonやBarrington-Mooreは未だに不滅であろうと思います。

Posted by: ひさまつ | 2006.01.28 at 12:00 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23398/8360485

Listed below are links to weblogs that reference on Bolivia: 調査項目:

« on Bolivia: これで最低賃金をあげていいの? | Main | WSJ View on Evo »