ちょっと読書
関志雄の『中国経済のジレンマ』を読んだ。パッと中国経済をつかむためには良い本であろう。民営化による外部からのコーポレート・ガバナンスに非常に重きをおいているが、その重要性がどこまでなのか若干疑問だ。同時に、労働市場が重要なのではないかと思う。内部からのコーポレート・ガバナンスを調べる企業研究を読んでみたい。
また、K先生の紹介があったC.K.プラハラード『ネクスト・マーケット』を手に入れ、読み始めました。プラハラードと言えば、コア・コンピタンスのハメル=プラハラードのプラハラードですが、なかなか面白い。MBAの本なので、その国の制度環境およびマクロ経済環境がgivenになっていて、そのあたりを含めて議論しながら読んでいくとさらに理解が深まる気がします。ゼミの参考文献に入れましょう。
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