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Memo to myself on balance sheet

2004.03.31 UPDATE
【絶対に潰れない中小企業経営】

自己資本比率40%、流動比率200%を実現せよ

  今回は、企業の体力を判断するための指標を取り上げる。

  貸借対照表から導かれる指標で第1に重要なのは自己資本比率である。あの会社は内容が良い、良くないなどと世評に上る時、その評価基準の根本には、この自己資本比率がある。

  自己資本比率が30%を越えると、支払手形を発行しなくて済むようになる。つまり取引における仕入れは、すべて現金での決済が可能になる。自己資本比率が40%を超えると、支払いのための手形割引が減り、資金繰りが非常に楽になる。…

中小企業はたしかに上場企業とは異なる。

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Memo to myself on monetary policy modelling

Remarks by Governor Ben S. Bernanke
At the Federal Reserve Board Models and Monetary Policy Conference, Washington, D.C.
March 27, 2004
Monetary Policy Modeling: Where Are We and Where Should We Be Going?

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Memo to myself on exchange rate

日本経済ウィークリー (PDF 257KB) -リストラの進展は円高か円安か-

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Memo to myself on Latin America

Latin America: Sustaining Reforms and Growth

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もうちょっと福井総裁についてコメントしてみる

 同じく3月23日の衆議院財政金融委員会での福井総裁の発言。まず、インフレターゲットについて(No.86):

○福井参考人 インフレターゲティングというのは、人によって、論者によって少しずつ定義が違いますので、なかなかお答えはしにくいところがございますが、私が国会でもあるいは記者会見の場でもその他の場でもお答え申し上げておりますのは、日本銀行は今、消費者物価指数という特定の経済指標をとらえてコミットメントをしている。今おっしゃいましたとおり、消費者物価指数の前年比変化率が安定的にゼロ%以上になるまで今の緩和を続けるというコミットメントをしているわけですので、その運営の考え方というのは、透明性を高めるという点に非常に焦点が絞られている。インフレーションターゲティングということを主張される論者が金融政策の透明性を高めるということにもし強い焦点を当てておられるならば、それは類似の性格はそこにやはり入っているというふうに言えるだろうと思います。  ただし、我々が目標としておりますのは、消費者物価指数の前年比変化率が安定的にゼロ%以上ということで、これは最終的に我々が目指す、より均衡のとれた経済の姿という点からいくと、一歩手前の姿かもしれない。そういう意味で、通過点かもしれない。しかし、物価がマイナスの領域で動いている日本経済の現状をより望ましい姿に持っていくためには、将来の本当に望ましい姿の一歩手前で、ここのゼロを通過するという重要な通過点を確実に早く果たすということが非常に現実的には重要な目標だ。そこに我々は焦点を絞って今すべての力を傾けようとしているということでありまして、通過点のところに数値目標を置いて我々は透明性を図って行動しているという意味では、インフレーションターゲティングとはやはり言えないと思いますが、それに準ずる枠組みで透明性を図りながら行動しているということまでは言えるんではないかというふうに思っております。

 私は、福井総裁がこのような認識を持っているとは知らなかった。つまりこういうことだ。(1)インフレターゲットというのは「平時」の物価目標であり、『均衡のとれた経済の姿』における物価目標である、(2)CPIが安定的にゼロ%以上という目標は、『一歩手前の姿』である、(3)しかし、この目標は重要な通過点で重要な目標で、透明性があるという意味でも重要だ。

 ということは、福井総裁は『均衡のとれた経済の姿』における物価上昇率とは、当然、安定的にゼロ%以上だと信じていることになる。とすると、福井総裁は二段構えで考えていることになる。長期国債が関係するような10年という単位で言えば、当然、この二段目にかかるであろうから、『均衡のとれた経済の姿』における物価上昇率を福井総裁はどう考えているかが重要だ、どう考える?という質問を議員にして欲しかった。

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福井総裁と自然利子率

 自己レスです。3月23日衆議院財務金融委員会における島聡議員の「量的緩和政策に関する出口論」に対する福井総裁の答弁(No.38):

○福井参考人 先ほど一回御説明申し上げたと思いますけれども、現在の経済の動きは、世界経済もそうなんですけれども、特に日本経済の場合、景気回復の動きと、それから物価が水面上に出ていくこのスピード感との間にやはりギャップを抱えている。景気の方を専らごらんになられる方は、早く出口論というふうな感覚で将来を見ようとなさる。ところが、物価の方をじっと見ております私どもからいきますと、もちろん早く出口に行きたいわけだけれども、出口までの道のり、ただ道のりが遠いか近いかというだけではなくて、これを乗り越えていくことの難しさ、この両方を強く感じる、こういう状況になっていると思います。  したがいまして、この先、景気は順調に回復していくことを私どもは強く願っているし、そういう方向で政策効果を出していきたいと思っておりますけれども、物価の方を見ております限り、出口論については、早目にそういう感覚を持たれるということをなるべく避けていただくようなメッセージを我々は出し続けていくということになると思います。  しかし、いずれ将来そういう出口に来るじゃないかと、おっしゃるとおりでございます、むしろ早く出口が来てもらわなきゃ困るわけでございますけれども、出口以降のことにつきましては、今具体的なことは申し上げられない、そこまで我々の考え方も煮詰まっていない。しかし、申し上げられることは、将来は再び金融市場の金利機能を回復していかなきゃいけない。もう一つは、出口に差しかかったからといって、市場の期待の形成ぶりについて、我々は、今までの注意の払い方から比べてうんと気楽になっていいよというふうにはやはり思えない。  恐らく、出口以降の日本経済については、潜在成長能力が次第に上がる、そして、実際の経済回復、成長率についても力強さを増してくる、こういうことだろうと思いますので、それにふさわしい金利が形成されていくということの以下でもなければ以上でもない。そういう形できちんと整々と市場で金利が形成されていかれるように、我々は適切なメッセージと適切な施策を打ち出していかなきゃいけない。  大変難しい課題だと思っておりますけれども、いろいろなことを今から頭の中で考えながら、そのことは、そのときになって我々の対応にそごが起こるということがないように十分工夫を凝らしてまいりたいというふうに思っております。

 下線部分が前記の日経編集委員の根拠となるようですね。しかし、自然利子率とは言っていない。それから、自然利子率の議論は、「自然利子率>市場利子率」⇒物価上昇、という形になっていますので、市場利子率を抑えながら自然利子率が上がれば、物価上昇になるという議論をしているかどうかですね。そう福井総裁が考えているかよくわかりません。

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日本の金融政策の対外要因

 CSFBの安達誠司の日本経済ウィークリー(3月12日)を読んだ。極めて興味深いデータが示されている。簡単にまとめると:

90年代を対象としている。 米国の金融政策はマッカラム・ルールを守っている。 日本の金融政策はマッカラム・ルールより引き締め的である。 日本の金融政策が上ルールより引き締め的になる四半期前に米国の経常収支赤字が拡大している。 日本の金融当局は米国の経常収支赤字が拡大基調にあるときに、貿易摩擦を回避するために引き締めを行い円高を誘導しているという。 解釈の先行文献としてマッキノン=大野の為替レート研究を指摘している。

代替仮説として以下を提示してみる。

米国は独立して金融政策を運営している(=マッカラム・ルールを遵守)。 米国の景気動向に応じて金利が決定される。 景気良好=高金利、景気悪化=低金利。 米国金利と日本金利との金利差(プラス)は、為替レートの金利裁定から円高を必要とする。 円高は日本の景気を冷え込ませ、貨幣需要を減少させ、需要要因からマネタリー・ベースも小さくなる。 日銀は日銀理論からマネタリー・ベースを大きくしない。 その一方、冷え込んだ景気は、潜在GDPと実現されたGDPとの乖離を引き起こす。 結局のところ、マッカラム・ルールは、より高いマネタリー・ベースの伸びを要求する。

如何でしょう。

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FT's World Reports: Investing in Japan

Financial TimesがInvesting in Japanという特集を組みました。

Investing in Japan - March 24 2004

Published: March 23 2004
While many of Japan’s industrial and business sectors are heavily involved with overseas institutions, big obstacles remain to greater foreign direct investment in a regulatory and business culture that protects incumbents from newcomers. The government, however, hopes to double foreign direct investment by 2008.


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経済と法

 NY Times(3月24日)のIan AyresとBarry NalebuffのOp-ed。法律の議論に経済学を利用するという「法と経済」ではなく、経済の議論に法律を利用するという「経済と法」。捻りは、最高裁判事が法律を踏みにじっているかもしれないと議論するところ。

The Wrong Ticket to Ride

By IAN AYRES and BARRY NALEBUFF

NEW HAVEN — Of the many ethical questions raised by Justice Antonin Scalia's duck-hunting trip with Vice President Dick Cheney, one has actually been prompted by the justice himself: how is a law-abiding public servant supposed to get back to Washington from Louisiana?

Justice Scalia had flown to Louisiana in January on the vice president's plane. But Mr. Cheney left before Justice Scalia did, so the justice and his relatives bought their own tickets home. In a 21-page memo explaining his decision not to recuse himself from a case involving the vice president, Justice Scalia wrote, "We purchased (because they were the least expensive) round-trip tickets that cost precisely what we would have paid if we had gone both down and back on commercial flights."

It may have been the right ethical decision as far as the vice president was concerned; as Justice Scalia later noted, "None of us saved a cent by flying on the vice president's plane." But from the airline's standpoint, it was wrong. Justice Scalia and his family probably saved a bundle by misrepresenting their intentions.

In the topsy-turvy world of airline pricing, a round-trip ticket is often cheaper — even much cheaper — than a one-way fare. On US Airways, for example, a round-trip ticket between Washington and New Orleans could have been bought yesterday for as little as $198, while the cheapest unrestricted one-way fare was $638.

Justice Scalia did not say how much he paid for his round-trip ticket, but it seems fair to assume that he bought what is known as a "throw-away ticket" — something the airlines expressly prohibit. US Airways, for example, does not allow the "use of round-trip excursion fares for one-way travel," and reserves the right to refuse to board those who try to use them and to charge them the difference between the round-trip and one-way fare.

Granted, this is a crazy condition. A newspaper doesn't charge buyers more when they throw away everything but the sports section. They might want to — and their advertisers might agree — but they don't. Airlines, however, charge more for a one-way ticket because they know that some business travelers need the flexibility to buy such tickets, and are willing to pay more for it.

Of course, maybe Justice Scalia plans to use the return half of his ticket later. If he does not, however, he in essence has admitted to buying a ticket under false pretenses. He made a promise without any intention of fulfilling it. Justice Scalia is no doubt familiar with the legal term for such an act: it's called promissory fraud.

The airlines' policy may be annoying, inconvenient and customer-unfriendly. But they can legally insist that their passengers abide by it. And certainly a strict believer in the rule of law like Justice Scalia would agree. Then again, if a case about the airlines' pricing practices ever reaches the Supreme Court, maybe Justice Scalia should recuse himself.

Ian Ayres is a professor of law and Barry Nalebuff is a professor of business at Yale.


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自然利子率と金融緩和(日経一面)

 3月24日日経朝刊一面、編集委員の滝田洋一の記事『忍耐試される日銀』にて:

 経済の潜在成長力に見合っておのずと決まり、景気を加熱させたり冷え込ませたりしない「自然利子率」。スウェーデンの経済学者、ヴィクセルが唱えたこの物差しを福井総裁は金融緩和の出口を探るカギにしているようだ。企業の生産性の上昇などで潜在成長力が増し「自然利子率」が高まると、次第に市場金利にも上昇圧力がかかり、企業や家計からゼロ金利政策への違和感がでてくる。

 さて、こんなことをヴィクセルが言っているかどうか調べるのが宿題です。ケインズの貨幣論で言っているかでもいいよ。

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Stephen Cecchetti、FTでFedのcommunication strategyを議論する

 Stephen CecchettiがFinancial TimesにおけるBanks tiptoe through an etymological minefield (subscription必要)を読んだ。Cecchetiによれば、現在の100単語程度の発表と、次回のミーティングの後の議事録の発表という組み合わせが、Fedのcommunication strategyとして良くないという。それでは、他の国はどうかというと、、、

From looking at other central banks' strategies, there seem to be two natural possibilities. First is the Bank of England strategy of publishing a short announcement of the interest rate decision, followed two weeks later by minutes of the monetary policy committee's meeting. By contrast, the European Central Bank issues a lengthy statement of more than 1,000 words after each policy meeting and then the president and vice-president hold a news conference.

 同様に日銀を区分けしてみると、非常に短い結果報告+当日の総裁の記者会見+短めの議事録要旨、となるかしら。とにかく、Cecchetiの結論はこうでした。

The point is that the FOMC'S 100-word statement is the worst option at times we most need insight. It seems much less risky to use more words than fewer to give that insight - in other words, to dilute the impact of individual words. Earlier release of the meeting minutes would do exactly that.

 Cecchetiの議論を日銀にあてはめると、総裁の記者会見が日銀のcommunication strategyとして重要ということになりますでしょうか。

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Chappell LawsonのBuilding the Fourth Estateをパラパラ読み終わる

 MITの政治学Associate ProfessorであるChappell Lawsonc: Democratization and the Rise of a Free Press in Mexicoをパラパラ読み終わった。以前に書いたこと以外では、Lawsonは、market competition in media industryの役割を高く評価している。すなわち、政府にコントロールされていたり、寡占であるとmediaはfreeになりにくいというのだ。1980年代中盤からのメキシコの経済自由化もこの点から評価される。例えば、GATTへの加盟は、新聞用紙の輸入が簡単になるという効果を通じて、もし政府によって国内の用紙供給を差し止められても、海外に供給を求めることができるようになったという。
 なかなか良い本だった。

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MICHIKO KAKUTANIによるAT THE TOMB OF THE INFLATABLE PIGの書評を読む

 書評を集中的に読むのは好きです、いつでもできるとは限りませんが。すぐ下の投稿のように、今日は「書評読みモード」です。一昨年に一本、去年に一本半(半というのは著書紹介だったので)と書評書きも近年は経験したので、良い書評を書くのが如何に大変かわかり始めました。そういえば、ある大学のゼミでは書評書きが卒論になるのだそうです。先生は、学生はまだ研究できないと仰って、書評書きに専念させるそうなのです。私は、書評論文よりも研究論文のほうが年季が要らない分、学生には簡単なような気がしますが。
 さて、New York Timesの有名なMichiko Kakutani女史が書いた書評です。タイトルは、AT THE TOMB OF THE INFLATABLE PIG、著者はJohn Gimlette。Kakutaniはよく誉めています。中味はパラグアイの旅行記+紹介。パラグアイは南米の陸国ですが、どれだけ文学的想像力をかきたててきたかについては、以下のKakutaniの紹介を書き出してみます。

It was Paraguay that provided the inspiration for ''Nostromo,'' Conrad's dark parable about greed and corruption, and Paraguay that inspired a land of cannibals and bestiality in Voltaire's ''Candide.'' G. K. Chesterton saw the landlocked country as a ''lost Paradise,'' while Graham Greene described its capital, Asunción, as a nexus of ''the exotic, the dangerous and the Victorian.''

For the mad dictator in ''I the Supreme,'' the masterwork of Paraguay's most famous novelist, Augusto Roa Bastos, the country was not the ''doghouse stricken with hydrophobia'' that its detractors saw but a ''real Utopia,'' the ''center of Meridional America,'' whose fate was ''to be the political destiny of the American continent.''

 コンラッドのノストロモは私の大好きな小説の一つですが、ノストロモ(という国)は太平洋に面した、おそらくチリだと思うのですよね。そのへんは後日の宿題にして、パラグアイとはなかなか不思議な国であるようです。私は行ってません。いつか行きたいものです。そのためにも、買って読むリストに入れます。Kakutaniさんはこう締めます。

In the end such historical personages come together with the many people Mr. Gimlette meets on his own travels to create a portrait gallery of Paraguayan history, a history so improbable that it would have been difficult to believe if the author had written it as a novel.

 英文和訳の試験問題のような文だと思いました。

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ブレジンスキー新著に関する書評を読む

 Tne New York Review of Books掲載のWilliam PfaffによるThe American Mission?と題された、ブレジンスキーの新著"The Choice: Global Domination or Global Leadership"に関する書評を読んだ。
 国際政治学は横目でほんのわずかしかかじったことがないので、ワシントンにいるころ同世代の学生が、ブレジンスキーの研究助手をやってますなどと言っていたなぁという感想しかないのだが、私の偏見としては、ブレジンスキーという名前からわかるように東欧出身なので、その体化された東欧の世界観を上手に広げて利用しているといった感じがある。その点では、オルブライトにも似たようなイメージをもっている。 東欧からウクライナ、トルコを通って、アフガニスタン、そしてウズベキスタンへと、旧ソ連の周りの事象を上手に特筆するというのが腕の見せ所で、国際政治には「海洋系」のライター(一般にはアングロ・サクソン系)と「大陸系」のライターがいるというのがこれも私の偏見だが、ブレジンスキーは「亜大陸系(大陸周辺系)」ライターということにでもなるか(たとえば、キッシンジャーについては勝手に「海洋系」ライターと区分けしている)。
 書評によれば、ブレジンスキーさんは「国際政治のホッブス的イメージ」を持っていて、「理想主義」で勝負するというやり方らしく、さらに、米国の外交政策エキスパートが一様に似たような性向を示しているといったところが私の収穫。書評の最後の部分が面白かったので、抜書きしておく。

When American officials and policy experts come to Europe saying that "everything has changed," warning that allied governments must "do something" about the anti-Americanism displayed last year in connection with the Iraq invasion, the Western European reaction is often to marvel at the Americans' inability to appreciate that the source of the problem lies in how the United States has conducted itself since September 2001. They find this changed United States rather menacing. An Irish international banker recently observed to me that when Europeans suggest to visiting Americans that things have changed in Europe too, as a direct result of America's policies, "it's as if the Americans can't hear." A French writer has put it this way: it has been like discovering that a respected, even beloved, uncle has slipped into schizophrenia. When you visit him, his words no longer connect with the reality around him. It seems futile to talk about it with him. The family, embarrassed, is even reluctant to talk about it among themselves.

このような米国の外交政策観が日本の政策担当者にどのように受け止められ、利用されているか、というところが興味深いところだ。畑違いなので、誰かに教えてもらおう。

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クレムノロジーと中央銀行ウォッチ

 クレムノロジーという研究分野があった。ソ連のクレムリンに並ぶ指導者の序列や、死亡公告や曖昧な政府発表からクレムリンにおける政治力学を推測する研究だった。
 FedやECB、そして日銀の政策の予想も、クレムノロジーに近くなっていく側面がある。中央銀行の決定に際しては、秘密が重視されるからだ。しかしながら、民主主義・共和主義の根幹であるtransparencyを確保するためには、情報公開が重要となる。また、何ら市場関係者に事前の期待を持たせなかった驚きは、時には逆効果を生むこともある。しかし、期待への働きかけを目標とする場合には驚きを与えないと、望むべき期待を市場に形成できないかもしれない。かくして、中央銀行はcommunication strategyに苦労することになる。
 現在のFedも将来の金利上げについて呻吟しているところで、Wall Street Journalにおいては、Fed担当記者であるGreg Ipが細かくフォローしているところだ("Fed Internal Debates May Heat Up"(WSJはsubscriptionが必要))。

The divergence of views appears unlikely to tip the Fed toward raising interest rates soon. Despite confidence that a "vigorous expansion was now firmly established," officials preferred to "take risks on the side of assuring rapid elimination of economic slack." With recent disappointing job growth, the Fed is still more likely to err on the side of keeping rates too low for too long.

However, should employment pick up in coming months, Chairman Alan Greenspan may face problems steering a monetary course that satisfies all his colleagues. That was reflected in his testimony to Congress last month, in which he warned both of "risks that could threaten the sustainability of the expansion" and the risks that interest rates could be "improperly calibrated" for a strengthening economy.

At their January meeting, Fed officials also discussed at length their communications strategy, prompted in part by controversy over "considerable period." Officials debated whether to ditch their assessment of the "balance of risks" in the statement that follows each meeting, or to strip the statement down to boilerplate choices, but rejected both options. Instead, they decided to adjust their statement and the balance of risks "gradually over time in keeping with evolving economic conditions."

Officials also considered whether to release minutes just a few weeks after each meeting rather than waiting until after the subsequent meeting. But some feared early release would "feed back adversely" on their deliberations and the quality of the minutes themselves. Early release may be revisited at some point; the Fed's staff is still studying the issue.

 翻って、日銀であるが、3月19日発表の2月4,5日分の金融政策決定会合議事要旨についても、興味深い点がある。

V.当面の金融政策運営に関する委員会の検討の概要

 当面の金融政策運営について、委員は、前述のような経済金融情勢判断の下、現在の「30~35兆円程度」という当座預金残高目標を維持することが適当であるとの認識を共有した。

 何人かの委員は、前回の会合で決定した当座預金残高の引き上げの影響を注意深く見守っていくことが適当との認識を示した。

 会合では、1月に決定した追加緩和措置の影響等を巡って、意見交換が行われた。

 前回決定した措置について、多くの委員は、やや長めの金利がさらに安定化したほか、デフレ克服に向けての日本銀行の強い意思が理解され、企業のマインド面にも相応の好影響を与えているようである、との見方を示した。ひとりの委員は、銀行券の伸びが低下する中、マネタリーベースの安定的な伸びを確保することにも寄与していると述べた。また、別の委員は、当座預金という量の拡大と短期金利の関係について、二つの見方があり得ることを指摘した。一つは、短期金融市場の機能低下による潜在的な金利の振れが、当座預金の拡大によって安定化した可能性であり、もう一つは、ターム物のオペの増加によって、ターム物の金利が安定化している可能性がある、との整理を行った。この間、ある委員は、為替市場介入のさらなる増加などによって、日本銀行の資金供給オペが減少するのではないかとの市場の不安感が引き続きある点に注意が必要であると付け加えた。

 これに対して、ある委員は、市場の資金余剰感が強まっているほか、市場がデフレ対策として一定の効果があると受け止めれば、むしろ時間軸は短くなる可能性があったが、足許そういった動きはみられていないと述べた。

 1月の措置の狙いについては、複数の委員から、市場関係者等から措置の目的・狙いが分かり難いとの批判があり、このため様々な解釈がなされているのは、金融政策の透明性の観点からも望ましくない、との指摘がなされた。

 これに対して、別の複数の委員は、株式市場・為替市場などでは、特にサプライズと受け止められていないのではないかと述べた。何人かの委員は、量的緩和は歴史上異例な政策のため、その効果や波及メカニズムは通常の金利による政策運営とは異なっており、このことが分かり難さに帰着しているのではないかと述べた。また、何人かの委員は、展望レポートにおける標準シナリオはあくまでもその時点で蓋然性が高い予想であって理想のシナリオではなく、このため経済が標準シナリオに沿っていても政策対応の可能性があるということであり、この点、引き続き丁寧な説明が必要と指摘した。

 この間、ある委員は、市場参加者等の間で、為替円高や長期金利への金融政策面からの直接的な対応が求められるようになると、先行きの金融政策運営に支障をきたす可能性もあるため、こうした過度の期待を生むような情報発信は避ける必要があるとの意見を述べた。

 報道されたのは、上記下線部分(下線を引いたのはは私)である。デフレ脱却のための「期待への働きかけ」が重要であるこの局面においては、デフレ払拭への「驚き」は、期待への働きかけを強化する意味では重要となろう。

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Al GreenとJoss Stoneを聴く

 日曜日午後FM東京の山下達郎のラジオ・プログラムを聞いて、紹介されていたAl GreenのI Can't Stopと、Joss StoneのThe Soul Sessionsをもとめて聴く。
 Al Greenのタイトル・トラックはfabulousというぐらい素晴らしい。Joss Stoneもなかなかよろしい。

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福田健二、リベルタドーレス杯で得点

 以下は、パラグアイのLA ULTIMA HORA誌が伝える福田のリベルタドーレス杯での活躍です。

El Cacique tuvo un buen comienzo, porque a los 5` un centro de Díaz, en un córner, fue conectado en gran forma por el japonés Kenji Fukuda para aplicar un testazo inapelable para el arquero Sergio Galarza.
Y así, no tardó en llegar el segundo gol, que se originó en un buen centro de Torres —al que le cuesta afirmarse— que Fukuda bajó de cabeza en el área chica para que Díaz fusile a Galarza. Este gol fue realmente muy importante para que Guaraní reencauzara su andar, recuperando esa confianza indispensable que se necesita siempre para llegar al triunfo.
"El Diablo" y "El Samurai", una dupla implacable

Fueron los socios de la tarde-noche de ayer. Osvaldo "El Diablo" Díaz y el japonés Kenji Fukuda, un verdadero "Samurai" por sus acrobáticos saltos para ganar en el juego aéreo, a pesar de no ser un hombre alto, fueron los "compadres" que se unieron para generar goles y regalar una sacrificada como valiosa victoria a la hinchada de Guaraní.
Ésta supo retribuir a ambos con una calurosa despedida cuando fueron reemplazados en el segundo tiempo, ya cuando el partido estaba definido.
Díaz y Fukuda formaron una dupla implacable, y cada vez que se juntaron crearon serios peligros al arco del Wilstermann. El paraguayo marcó ayer dos goles y con ellos sumó cuatro en la Copa; mientras que el oriental anotó su segunda conquista desde que llegó a nuestro país, habiendo sido la anterior frente a Sol de América (1-0), también de cabeza.
"El Diablo" metió la cola y un terrible "Samurai" desarticuló la retaguardia boliviana para aniquilar al Wilstermann y dar vida al Cacique.

「サムライ」と愛称で呼ばれている福田(元FC東京)、背は高くないが跳躍が凄いので空中戦に強いと評価されている。おめでとう!

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誠実な報道(ジーコ監督会見)

 アジア一次予選(対シンガポール戦)メンバー発表ジーコ監督会見全文を読んだ。このウェッブ・サイトの素晴らしい点は、マスコミのフィルターを通さず、代表監督の肉声を文章の形で全て読めることだ。たとえば、前日のU-23対UAE戦後の山本会見では、『この6試合を通してひとりMVPを挙げるとしたら、だれでしょうか?』という質問に対して、『難しい質問ですが、だれがと言われれば全員です。』と答えている。たしかに、これでは記事にはならない。山本監督は、なぜ全員と言うかという説明をひとしきりする。全文を引用してみよう。『今回の20人のほかにも体調不良で離脱を余儀なくされた選手もいますし、入れ替えもあったし、そういう意味からすると、20人の選手がいて、そしてシーズンの最初にノミネートした選手たちがいて、そういう合宿の競争の中からこのチームは成り立っていると思います。その中でいつでも入れ替えがあることは言っていましたし。そういう意味で、(このチームに)参加した全員にMVPを与えたいと思います。』
 しかし、続けて『ただこの6戦だけを見れば、本当に疲れを知らないというか――「お前、筋肉張っているだろう」というと「張っていない」と言うんですよ、今野が。これは本当に驚きというか、6戦全部に出てあれだけプレーできるというのが、僕自身驚いています。』これで、スポーツ新聞の「山本監督が選ぶMVPは今野」という報道が決まってしまいました。それは仕方がありません。でも、どんなニュアンスで彼が語ったのかをファンは知ることができます。
 翻ってジーコの会見です。今回の焦点は、不祥事を起こした何名かのメンバーへのペナルティということになりました。これだけ言葉を使って監督が言おうとしたその厚みを、このウェッブ・サイトはそのまま伝えています。
 備忘録としてもう一言。オマーン戦前の代表発表の会見で、ジーコは『今回のメンバーで、これがウリだというキャッチフレーズをつけるとしたら、どういうものでしょうか』と尋ねられています。さて、ジーコの答えは、『キャッチフレーズは難しいですが、「ドイツへ行って、いいサッカーを世界に見せつけるための集団」とでも言いましょうか。より困難な道のりを歩んでいくわけですが、その中で自分たちがより強くなっていく、そういう集団にしていきたいです。』という答えです。<世界にいいサッカーを見せつける>というとても高い目標に向かっている監督なのです。たしかに、もう少し低い目標にするのなら、彼を替えたほうがいいかもしれません。そういう目標を持っている監督だということをマスメディアは伝えているのでしょうか。

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Chappell LawsonのBuilding the Fourth Estateをパラパラ読む

 MITの政治学Associate ProfessorであるChappell LawsonBuilding the Fourth Estate: Democratization and the Rise of a Free Press in Mexicoをパラパラ読んでいる。メキシコの民主化に関心がある(ごく少数の)向きにはmust-read bookだが、メキシコの政治経済に関心がある方(これも少数か?)にも非常に面白い。
 とくに面白いのは、Figure 1: Independence, ideology, and circulation of Mexico City newspapers, 1995-96である。主要新聞を政府からの独立、イデオロギー、出版部数で図を書いたもの。うすうすとこんな状況だとは思っていたが、緻密な分析結果がこう出るとやはり凄い。
 グアダラハラのSiglo 21って新聞は89年当時は読むに値しないと思っていたが、私の眼力が無かったのね。

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安達 誠司、デフレ構造要因を分析する

 デフレ分析で実証的な貢献を積み重ねているCSFBの安達誠司氏が、デフレの構造要因についての実証分析結果をきわめて簡潔にまとめている(インフレ・デフレの「構造」要因)。相対価格の歪みとは、消費者物価指数の上昇率に対する、上昇・下降の大きい品目の寄与度として求められるという。上昇部分と下降部分がお互いに打ち消していれば、寄与度は低くなるというのだろう。
 これをVAR分析し、(1)GDPギャップ、(2)マッカラム・ルールによる最適MB伸び率と実際の伸び率の乖離、(3)構造要因に対して、CPIがどのように反応するかを見たという。結果は、CPIを強く説明するのは(2)であり、次が(1)。(3)は短期的にしか効かないという。
 図表4を見ていると、CPI変動に対して強くマネー要因(マッカラム・ルールとの乖離)が効き始めるのが4期後、四半期の分析だから一年後ということになる。福井日銀になって一年、デフレが払拭されるか。

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John M. BerryがFedを読む

BloombergのコラムニストであるJohn M. Berryが米国経済についてウォッチしている(Fed Sober Reality -- It's Not Just Jobs, But Wages,)。要は米国経済の懸念要因は労働ということなんですが、グリーンスパンの自信過剰は新情報。

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ジャレド・ダイアモンドによるイースター島の歴史(The New York Review of Books)

 『銃・病原菌・鉄』で有名なジャレド・ダイアモンドが、The New York Review of Booksにイースター島の歴史を書いている(Twilight at Easter) 。実際は、イースター島に関する二つの本の書評だけれども、ジャレド・ダイアモンドによるイースター島の歴史に関するエッセイとして十分に読める。
 どうやって石像を作り、運び、なぜ作り、なぜたくさん作ったかが極めて説得的に書かれている。また、どうしてイースター島の文明が衰えていったかも、その歴史が地球史に意味するメタファーもよく書かれている。お勧めです。

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MSDWのGray Newman、メキシコの経済成長を検討する

 私は米国証券会社のエコノミストをすべて横並びで読んでいるわけではないのですが、Morgan Stanleyでラテン・アメリカ(特にメキシコとブラジル)を見ているGray Newman氏の分析は楽しく読んでいます。今回のGlobal Economic Forumでは、米国の景気動向を見て、メキシコの景気動向を予測するという非常に難しいeducated judgementを要求する分析をやっています。彼によれば、2004年前半のメキシコ景気は良いが、後半にはあまり芳しくないというもの。信用するかしないかは別としてこういう先取りの分析には好感を持ちます。

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セバスティアン・エドワーズ、FTでIMF専務理事にアレハンドロ・フォクスレーを推す

 UCLAの国際経済学の教授であり、以前には世銀ラ米部門でチーフエコノミストをやった、チリ人のセバスティアン・エドワーズがFT(subscription必要)で、アレハンドロ・フォクスレー(チリ人の経済学者で民主化政権で財務大臣を務めた)を、IMF専務理事に推すというop-edを書きました("Europe should give up its hold on the Fund" in Financial Times by Sebastian Edwards Published: March 16 2004 )。
 IMFの専務理事ポストはヨーロッパ人、世銀の総裁ポストはアメリカ人(一応、IMFの副専務理事は、筆頭がアメリカ人、二番目が日本人、三番目は発展途上国<現在はメキシコ人、その前はチリ人>)という風になっていますが、たしかに、前回の選考からIMF専務理事ポストについては議論があります。
 アレハンドロ・フォクスレーは市場のみ重視のいわゆる『シカゴ系』ではありませんので、IMFにはふさわしいかもしれません。でも、知名度がいまいちかなぁ。軍政時代にはCIEPLANという経済系シンクタンクで経済分析をやっていました。純然たる経済学というよりは、政治経済学に強いタイプです。
 対抗馬のスペインのラト財務大臣よりは適当かもしれません。EBRDの総裁はフランス人なので、ECBもフランス人であることを考えるとヨーロッパは推せないかな?

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福井総裁@参議院予算委員会

 本日午前の参議院予算委員会での日本銀行福井総裁の答弁をインターネットで鑑賞。非不胎化介入について、為替介入は財務省、金融緩和は日銀だが、その二つが合わさると追加的な効果が出る(正確な表現は忘れたけど)と答弁。中国についても、専ら供給要因を指摘した質問者(舛添議員)に対して、需要要因(日本にとっては輸出)も併せて指摘し、バランスも良い。デフレ払拭の期待要因についても歯切れよく押さえていて安心感あり。一つ心残りだったのは、質問側の突っ込みと即興性の無さ。たとえば、マネー・サプライの伸び率の少なさについては、では、マネタリー・ベースを更に増やすのかについて議論して欲しかったし、政府・日銀の協調については、谷垣大臣が答弁で政策会合に副大臣が出席していると発言したのだから、質問側には直接に副大臣に政策会合における雰囲気と、会合を生かした政府・日銀の協調関係を具体的に質問して欲しかった。
 その後、地方交付税と三位一体改革の関連については、総務大臣および竹中大臣の答弁にあきれた前総務大臣の予算委員長が最後に「勉強不足」と裁断を下すという一場面が楽しかった。

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衆議院と参議院の審議中継

数年前からインターネットで中継されている衆議院参議院の審議中継を見ている。「おいおい!」と言いたくなるような質問や応答が多く、エンターテイメントになるが、もちろん国政がこの方々に担われているかと思うと複雑な心境になることもある。まぁ、大新聞には報道されない小ネタもありますので、これからも見ていきましょう。

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末永国紀『近江商人』を薦められて読む

末永国紀『近江商人』(中公新書)を薦められて読みました。友人に、網野善彦氏の「貨幣と資本」の一部分をバランス・シートで書き記してみたことを言ったら、こういう本があって近江商人が複式簿記をやっていたよと。開国における為替交渉において決められた金銀の交換レートによって、日本の金が大量に海外に流出したことが知られているが、それはハリスの強引な交渉によるものと知られている。ただし、儲けるためには銀も金も大量に集めなければならず、それを知っていた日本の商人とそれに繋がった官僚的な藩士の権益は関係していなかったか?ニクソン・ショック後の日銀・政府が商社の大儲けを許したことと似てはいないか?寺西重郎が指摘するような、明治の会社の資金調達において個人の株式購入が大きく、銀行の役割が小さかったことの背景は、銀行が投資家に融資をしていたということの前提が、会社より個人への信用が大きかったというようなことではなかったか?また、江戸時代の商人間の為替ネットワークと、明治時代の銀行ネットワークの間にどのような対応関係があったか?そんなことかな。

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姜・宮台『挑発する知』を借りて読む

姜・宮台『挑発する知』(双風舎)を借りて読んだ。久しぶりに対談を読んだので、読むのに苦労した。ニコラス・ルーマンをいつの日か英語で読みたいと改めて思った。

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竹森俊平『経済論戦は蘇る』をやっと読む

いまごろ読みました。2002年10月24日の発行。もっとマクロの本だと思っていたが、実際は竹森氏の専門をバックにミクロの議論が懇切丁寧に展開され(逆選択など)、最後のエピソードでごくごく短くマクロ議論がまとめられるという構成である。岩田規久男氏の中級マクロ議論がすでにあり、野口氏の「どミクロ清算主義」がある論争を背景として、マクロとミクロの整理を行ったところがもっとも評価できるところだろうか。もちろん、マクロとミクロの繋ぎの整理であれば、もう少し編集してくれたほうが読みやすかったと思う。 とにかく良著。

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